こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日の日本経済新聞に「ロイヤルホスト全席禁煙」という記事が掲載されていた。
11月1日から全店を全席禁煙にするという内容である。
今まで、全席禁煙はスターバックスコーヒーが導入しているが、大手ファミレスでは初めてである。
もともと、ロイヤルホストは神奈川県が受動喫煙防止条例を施行した2010年ごろから全席禁煙の店舗を増やしてきていたが、家族連れや女性の評判が良いことから国内228店の全席を禁煙にするとのことであった。
かわりに店内の一角に完全分煙型の喫煙ボックスを設置するそうだが、これまでに実施した店舗の場合、禁煙直後は売上高が最大で3割ほど減るが、新規客が増えたり、注文皿数が増えたりするなどして、半年程度で禁煙前の水準に戻るという。
では温浴施設のレストランはどうだろうか?
実は温浴施設の場合は、ファミリーレストランとはシチュエーションが違うのだ。
例えば、
・一人客が多いこと
・特に愛煙家は風呂、サウナ上がりにタバコを吸いたくなること
・温浴施設のレストランは、アルコールの売上がファミレスよりも高いこと
・飲食中、酒を飲むと、タバコが吸いたくなるという人が多いこと
などのために、私は完全禁煙にした場合に新規客や注文皿数でそれを補うことは難しいと考えている。
もし完全禁煙にするのであれば、ハード・ソフトの魅力をより多く付加し、付加価値の高い温浴施設にする必要がある。
ただし、オープン後の途中からではなく、最初から完全禁煙であれば少し話が違う。
オープン時から完全禁煙であれば影響は少ないと考えられる。
だが、オープン後に完全禁煙にするのであれば、やはりハード・ソフトの価値を大きく高めた後でなければ、私は難しいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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