こんにちは、サウナ王です。
先日、出張帰りにそのまま八重洲のサウナ湯楽三昧に行こうとしたら、閉店していた。
私が初めて湯楽三昧に行ったのは10年以上前になるが、当時はまだ東京駅に東京温泉があり、通常は駅構内にあった東京温泉に行っていた。
だが、東京温泉のサウナ室内での会話で、八重洲にもサウナがあることを知り、それがきっかけで湯楽三昧に行ったのだ。
その湯楽三昧が先月末に閉店した。
東京駅にあった東京温泉も2007年に閉店した。
これで東京駅周辺にサウナは無くなった。
サウナが閉店するのはサウナマニアとしてはとても悲しい。
札幌のサウナ アビネルも先月閉店した。
日本中から次々とサウナ施設が閉店している。
サウナ施設が閉店する最大の理由は何だろうか?
私は、最大の理由は閉店したサウナ施設の経営者自身がサウナの良さ、素晴らしさを本心から信じていないことにあると思っている。
経営者自身がそれを信じ、スタッフやお客様にサウナの素晴らしさを少しずつでも地道に伝え続けなかったことが最大の要因ではないかと考えている。
サウナが好きになれば毎日でも入りたいと考えるようになる。
それを制約する要因は金銭、時間、距離である。
サウナ施設側としては金銭については努力することも可能であるが、時間と距離については努力のしようが無いと考えられている。
だが、それは間違いだ!
まず距離についてであるが、サウナ施設が近くにあることを知らない方が非常に多いという事実である。
スーパー銭湯は大きな看板を出し、チラシを撒いたり、ラジオやTVCMなど、あらゆる手段で告知に力を入れているが、サウナ施設はそれをしていない。
まずやるべきは近隣客への認知活動である。
徒歩15分圏内、車であれば15分圏内を徹底的にポスティングやチラシ、案内看板の掲示、捨看板、幟等を上手く活用することで、認知される確率を上げることができる。
時間についてはお客様各人が、サウナ施設に行くことをスケジュールに入れていただかないことにはどうにもならないが、地道にサウナの素晴らしさを実感できるような入浴方法の提示、効果効能等を伝え続け、直接的な割引メリットやサービスなどを提示することで、まずは週1回のご来店を促すことである。
人は習慣化すればそれをスケジュールに入れるようになり、一旦、習慣化したことはそう簡単には変更しなくなるのである。
まずは週1回のご来店を目指し、習慣化していただければ安定的な売上を確保できる。
この週1回ご来店客を増やし続けることで、売上は安定するのである。
まずは皆さんのサウナ施設でも週1回のお客様づくりを徹底していただきたいと思う。
具体的な施策については山ほどあるが、優先順位を間違うと効果が半減するので、重要なのは優先順位である。
ご不安な方は是非ご相談いただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広