こんにちは、サウナ王です。
前回お話したように、弊社のクライアントの温浴施設経営者は皆さん風呂好き、サウナ好きである。
私がお願いしているのは、すべてのスタッフが「風呂好き」「サウナ好き」「自施設好き」になることである。
だが、実際には社員の中にも「風呂嫌い」「サウナ嫌い」「水風呂嫌い」がいる。
そのため、「風呂が嫌い」「サウナが嫌い」などの社員はもっての外なので、私は強制的にサウナ特訓を行う。
私のサウナ特訓とは、サウナや水風呂の嫌いなスタッフと一緒にサウナや水風呂に入るのである。
ほとんどの場合、食わず嫌いが多い。
ようはきちんと味わって食べたことが無いのである。
サウナや水風呂の素晴らしさや効能をきちんと教え、一緒に入ることで、食わず嫌いだったことが分かり、好...
こんにちは、サウナ王です。
弊社のクライアントの経営者は皆さん風呂好き、サウナ好きである。
だが、温浴業界全体をみれば風呂が好きではない経営者やほとんど入らない経営者もいる。
さらに働いているスタッフをみれば、風呂に入らない人、好きでない人はかなりいる。
クライアントがスタッフを募集する際にお願いしていることがある。
面接の際にお風呂・サウナが好きかどうかを聞いていただき、好きでない方は不採用にしていただきたいということである。
極端なことを言っていると思われるかもしれないが、お風呂やサウナが好き、自店の温泉・温浴施設が好きでない方が多く働いている施設ではお客様への対応も、「心の底から」の対応に為り難いものである。
スタッフに「お客様には家族や友人と接するような気持ちで接客をしな...
こんにちは、サウナ王です。
東京電力は4月1日から事業者向け電気料金の一斉値上げを行おうとしている。
平均17%も値上げしようとしている。
だが、昨日、世田谷区がそれに反対を表明した。
この世田谷区の反対表明で分かったことだが、契約期間中であれば現行料金が適用されるため、3月30日までに申し出れば値上げを拒否することができるのだ。
だが、そんなことは東電からの通知書には明記されていない。
だまし討ちである!
東京電力は最悪の会社といわざるを得ない!
値上げ発表以降、弊社のクライアントだけではなく、その他の温泉・温浴施設の経営者とも話をしたが、全員憤慨していた。
今回の福島原発の問題は前々から学者が指摘していた予測を無視した結果であり、今回の事態は予測の範囲内であったのである。
こ...
こんにちは、サウナ王です。
私にはコンサルティングを行う際に心がけていることがある。
それは、クライアントの会社の
「私が社長であればどうする」
と常に考えることである。
それが、コンサルティングの
「本気度」
を高めることにつながるからである。
もちろん、「自分が社長」と考えても想像の域を出ないのは十分分かっている。
だが、そうしないよりもやった方が、上辺だけの薄っぺらいアドバイスよりも、かなり良くなることも確かである。
それは実際にクライアントの業績を上げていることからも実証することができる。
そのため、私はクライアントの幹部スタッフにも、それを要求している。
少しでも「社長の気...
こんにちは、サウナ王です。
今は亡きスティーブ・ジョブスの言葉に
「即戦力なんて存在しない。だから育てるんだ」
という名言がある。
温泉・温浴業界では、新規開業時以外でも、社員が退職した際などに即戦力を求める傾向が強い。
ほとんどの場合、現在のスタッフを育てようという気はない。
だが、実際に他の温浴施設で働いていたという支配人や社員を雇ってみると9割以上が役に立たない。
理由は温浴業界自体の施設経営のマネジメントレベルが低いからである。
例えばタイムマネジメントを行っている温泉・温浴施設が日本にどの程度存在するだろうか?
温浴施設経営者の多くはそこまでやる必要がないとか、手間がかかるとか言うだろう。
だが、飲食業界やスーパー...
こんにちは、サウナ王です。
今日は3月11日。
東日本大震災、あれから1年が経過した。
亡くなられた方々にはご冥福をお祈りする。
1年が経過するが、温浴業界を取り巻く環境も決して良くはなっていない。
4月より電気料金が大幅に値上げされる。
電気だけではない。
ガスも同様である。
今年からエネルギーコストは大幅にアップし、特に関東の温泉・温浴施設はさらに厳しい経営環境となる。
すべては東京電力が起こした人災のせいである。
東京電力は原発問題という世界に類の無いレベルの大問題を引き起こした。
すべての責任は東京電力にある。
にもかかわらず東京電力の役員は今も高い報酬を取り、値上げしようとしている。
値上げがやむを得ないとしても、少なくても役員は無報酬で死ぬまで働くべきで...
こんにちは、サウナ王です。
今日は3月7日、サウナの日である。
3+7ということで、今日は10回もサウナに入った。
さて、私のことはさておいて、全国のサウナ施設、温泉・温浴施設ではイベントを開催していることと思われるが、せっかくのサウナの日にもかかわらず、何もイベントを開催していない施設も存在する。
なぜか、経営者の中にはイベントは手間が掛かるわりにお客様が反応しなくなったと言って、やらない経営者が増えている。
確かに4、5年前に比べ反応率は極端に下がっている。
だが、厳しい時代だからこそ、是非、積極的にイベントを開催してほしいと思う。
少なくなったが必ず反応するお客様は存在する。
そして、少ないながらもそのイベントに反応したお客様が、どの部分が琴線に...
こんにちは、サウナ王です。
海外の温浴施設を見る度に思うのは日本の温泉・温浴施設のQSCのレベルの高さである。
私は圧倒的に世界一だと思っている。
接客・サービス、清潔さ、提供している料理の質、イベント企画の内容、コスト削減ノウハウ、スタッフのモチベーション、運営ノウハウ等々、日本の温泉・温浴施設が長年培ってきた圧倒的なソフト力は数え上げたらキリがないくらいだ。
それだけ、素晴らしい技術・ノウハウ・人材等のソフト力を保有しながら、温泉・温浴施設の経営者の多くは、自社の保有する素晴らしいソフト力を高く評価していないし、認識すらしていない経営者が多く存在する。
非常に残念なことだと思う。
実は、探し続けている宝物は
身近な場所にある
ということに早く気付い...