こんにちは、サウナ王です。
日経の春秋欄に「江戸と上方の大工仕事」についての記事が出ていた。
【江戸と上方の大工仕事を比べて、古くはこんな例え話しがあったそうだ。
「江戸は100人の手間がかかっているようでいて、じっと見ると80人の手間しかかけていない。上方は100人のようでいて実は150人の手間がかかっている」
だから、見てくれにこだわった江戸と違い上方の仕事はねついなどと言った。
「ねつい」とは、粘り強い、綿密でねちこいといった意味である。
人の目の届かぬところでも手を抜かず、そこまでやるか、というほど念を入れる】
という記事である。
ここで考える必要がある。
江戸と上方の差は何なのか?
「ねつい」の差なのか?
私はその差は二つあると思う。
ただし、前提条件は江戸と上方の大工の技術レベルは同等だということである。
技術レベルが同等で結果に差が出る場合は、その仕事に対する「思い」の差だと思う。
ただ仕事としてやっているのか、志を持ち、使命と思い、何か(誰か)の為にやっているのか、の差に違いないと思う。
だが、その他にもう一つあると思う。
それは「管理監督者の能力の差」である。
実は、私は結果の差はすべてリーダーの差だと思っている。
田中芳樹さんの著書である「銀河英雄伝説」で言っていたことがある。
もともとはアレクサンダー大王かナポレオンの言葉を引用したらしいが、「一頭の獅子に率いられた羊の群れは一頭の羊に率いられた獅子の群れを駆逐する」というものである。
ということはどんなに素晴らしい技術者を揃えていても、集団の力を最大限発揮するためには指揮官の能力で決まるということなのである。
企業として取り組まなければならないことは現場指揮官の育成に他ならない。
これを疎かにすれば滅びゆく以外に道はないのである。
是非、皆さんも指揮官の育成に全力を挙げていただきたいと思う。
弊社では他社にはない幹部研修を行っているので、是非こちらをご覧いただきたいと思う。
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それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広