こんにちは、サウナ王です。
今日は私が考えるパート・アルバイトと社員、役員の定義についてお話しようと思う。
私が考える社員とパート・アルバイトの定義は、
「企業・施設の経営資源を有効活用し、最大売上、最大利潤を創出する者」
である。
だが、社員とパート・アルバイトでは、同様の仕事をしているように見えたとしても、実は大きな違いがある。
その違いは数値責任である。
一般的には、パート・アルバイトに数値責任を負わせることはない。
パート・アルバイトにも、目標を設定し、それが時給に反映することはあるが、最終的に数値責任を持たせることはない。
だが、社員は違う。
数値責任を果たすことができなければ、減俸や配置換えといった形でかえってくる。
役員の場合は、社員よ...
こんにちは、サウナ王です。
今日は確実に売上が上がる方法をお教えしたいと思う。
それはお客様へのご挨拶の後に、一言付け加えることである。
これを実践し続けることで、確実に売上が上がる。
例えば、
●「いらっしゃいませ」の後に「お早うございます」
●「いらっしゃいませ」の後に「こんにちは」
●「こんにちは」の後に「今日の湯加減も丁度良いですよ」
●「ありがとうございました」の後に「またのお越しをお待ちしております」
●「ありがとうございました」の後に「お気をつけてお帰りくださいませ」
●「お早うございます」の後に「今日は天気が良いですね」
●「いらっしゃいませ」の後に「本日のランチは自家製の唐揚げ定食です。美味しいですよ」
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こんにちは、サウナ王です。
「顧客は皆密かに認知され情報を提供され、一般客より優遇される立場にあり、行動を促されることを望んでいる」
ジェイ・エイブラハムの言葉である。
我々は本当に顧客の望んでいることをしているだろうか?と、つくづく考えてしまう。
口先でお客様優先、お客様満足、お客様第一主義などと唱えながら、陰ではお客様の悪口を言い、お客様のご満足よりも自分たちの満足を優先している温泉・温浴施設が山ほど存在する。
これでお客様が増え、売上が上がるのだろうか?
上がるわけがない!
お客様が増え、売上が上がる道は一つしかないと思う。
それは、お客様にご満足いただくこと、それしかない。
そのためにはお客様をお名前でお呼びし、そのお客様だけのサービスをご提供すること、そし...
こんにちは、サウナ王です。
日経の春秋欄に「江戸と上方の大工仕事」についての記事が出ていた。
【江戸と上方の大工仕事を比べて、古くはこんな例え話しがあったそうだ。
「江戸は100人の手間がかかっているようでいて、じっと見ると80人の手間しかかけていない。上方は100人のようでいて実は150人の手間がかかっている」
だから、見てくれにこだわった江戸と違い上方の仕事はねついなどと言った。
「ねつい」とは、粘り強い、綿密でねちこいといった意味である。
人の目の届かぬところでも手を抜かず、そこまでやるか、というほど念を入れる】
という記事である。
ここで考える必要がある。
江戸と上方の差は何なのか?
「ねつい」の差なのか?
私はその差は二つあると思う。
ただし、前提条件は江...
こんにちは、サウナ王です。
皆さんは昨年12月22日に東京電力が発表した「事業者向け電気料金の値上げ」について、ご存じだろうか?
今年4月より、法人料金を20%値上げするというものだが、リーマンショック以降、さらには今回の震災以降、特に関東の温浴施設は甚大なる被害を被っている。
そのような中で、20%の値上げなど考えられない異常事態である!
発表以降、クライアントだけではなく、その他の温泉・温浴施設の経営者とも話をしたが、全員憤慨していた。
今回の福島原発の問題は前々から学者が指摘していた予測を無視した結果であり、今回の事態は予測の範囲内であったのである。
ようは東京電力による明らかな人災である。
にもかかわらず、何を血迷ったのか今回の要求である。
さらなる驚きは先...
こんにちは、サウナ王です。
教育心理学における心理的行動にピグマリオン効果と呼ばれるものがある。
簡単にいうと、「教師が期待することで、学習者のやる気が引き出され、成績が向上する現象」をいう。
この効果については、導き出された実験方法に批判の余地があり賛否両論あるが、私はこの効果を信じている。
ただし、やみくもに「君は頭が良い」、「君は勉強ができる」、「君は本当に素晴らしい」などと、ただ言い続けることでは成績は上がらないと思っている。
私が考えるピグマリオン効果にとっては、ある要素が不可欠だと思っている。
それは「愛情」である。
そこに愛情があるかどうか、相手の成長が決まると思っている。
ただ、美辞麗句を並べたてれば、それで成長するなどということはないと思っている...
こんにちは、サウナ王です。
経営コンサルタントを長年やってきたおかげで、家族経営の会社から一部上場企業、外資系企業まで、規模の様々な会社のご支援をさせていただいてきた。
もちろん、業績も様々であるが、過去200数十社のコンサルティングを請け負う中で体得したことがある。
体得したこととは、どんな業績の会社、どんな状態の会社でも、企業規模に関係なく、復活・再生のロードマップが思い浮かび、そのゴールが見えるようになったことである。
結果として、どんな会社でも100%復活・再生させる方法があることが判明したのである。
答えは必ずあるのである。
ようは方程式を解けるかどうかである。
是非、皆さんも復活・再生させる解を導き出して欲しいと思う。
ここで、方程式を解く上でのヒントを...
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
サウナ王です。
温浴業界はリーマンショックから徐々に立ち直りはじめていた。
だが、昨年の震災以降、復活の兆しも何処へやら、厳しい状況がつづいている。
特に関東の温泉・温浴施設が厳しかった。
昨年、廃業・売却・倒産した温泉・温浴施設も数え切れないほどあった。
今年は昨年以上に厳しい経営を余儀なくされる可能性が高い。
だが、歩みを止めるわけにはいかない。
そのために是非皆さんにお願いしたいのが、
過去の成功体験を一度忘れていただきたいということである。
成功体験は平常時には使い方を間違えなければ業績に貢献できるが、今のような非常時には過去の成功体験に縛られ思考...