こんにちは、サウナ王です。
教育心理学における心理的行動にピグマリオン効果と呼ばれるものがある。
簡単にいうと、「教師が期待することで、学習者のやる気が引き出され、成績が向上する現象」をいう。
この効果については、導き出された実験方法に批判の余地があり賛否両論あるが、私はこの効果を信じている。
ただし、やみくもに「君は頭が良い」、「君は勉強ができる」、「君は本当に素晴らしい」などと、ただ言い続けることでは成績は上がらないと思っている。
私が考えるピグマリオン効果にとっては、ある要素が不可欠だと思っている。
それは「愛情」である。
そこに愛情があるかどうか、相手の成長が決まると思っている。
ただ、美辞麗句を並べたてれば、それで成長するなどということはないと思っている。
だが、そこに愛情があれば必ず成長することを、私は数多く見てきた。
年頭にあたり皆さんにお願いしたいのが、「自社のスタッフに愛情をもって期待し、積極的にプラス思考の声掛けをし続けていただきたい」ということである。
多くの経営者が「うちには人材がいない」といわれるが、家族経営の企業から一部上場企業までご支援してきた私からすればどの会社にも人材は必ずいるのである。
人材は経営者が心の底から今いる自社のスタッフを「人材」だと思えば、必ず人材に成り得るのである。
是非、外に人材を求めるのではなく、今いるスタッフの中にこそ、人材を求めてほしいと思う。
そうすることが、実は業績向上の第一歩であることに早く気づいていただきたいと思う。
リーマンショック以降、厳しい状況が続いている温泉・温浴業界に今必要なことは「自社内に人材がいると心の底から思うこと」なのである。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広