こんにちは、サウナ王です。
私はよく温泉・温浴施設で、お客様を観察し客質を判断する。
私はこれを太田式行動観察と呼び、多くの法則をご紹介している。
今日はその一部をご紹介したいと思う。
【浴室編】
簡単にいうと、浴室内で、新しく入ってきたお客様がどういう行動を取るかを観察する。
例えば、最初に掛け湯をするお客様が5割程度の温浴施設は結構存在するが、8割を超える温浴施設はマナーの良いお客様が多い施設であるので、どの程度かを観察したりする。
マナーに関していえば、トイレ実験を行えばすぐにどの程度のマナーレベルかを把握することができる。
私が提唱しているトイレ実験とはスリッパを揃えて並べておき、お客様が入った後、トイレを出る時にスリッパを揃えてかえるかを観察するというものである。
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こんにちは、サウナ王です。
本日、日本最大のヨガイベントであるヨガフェスタ2011に行ってみた。
私は9年前からヨガを温泉・温浴施設に取り入れるために模索してきた。
ヨガ自体を研究し、ヨガをやってきたわけではない。
温泉・温浴施設にいかに導入できるかを考えてきたわけである。
今では温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はかなり増えてきたが、私がヨガ導入に取り組み始めた頃は日本の温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はほとんどなかった。
当時、岩盤浴を導入した温浴施設が増え始めた頃、私がクライアントに提案したのが、「岩盤浴ヨガ」であった。
その当時、温浴施設における岩盤浴内でヨガを行っている日本の温浴施設は2、3施設しかなかった。
そのうちの一施設が私のクライアントであっ...
こんにちは、サウナ王です。
最近、カルチャー教室に通う20~30代やシニア層の女性の間で、手軽に受講できる月1~2回や1日完結型の講座の人気が高まっているそうである。
理由は
・ 「仕事もあるので毎週は難しい。月2回なら続けらそう」
・ 「定期講座だと初期費用も大きく、時間制約も多い」
など。
日本生産性本部の「レジャー白書」ではここ数年の不況下でも「学習・調べもの」の参加人口は微増傾向にある。
「おけいこ」需要が根強いなか、今後もお試し感覚で参加できるカルチャー教室の人気は高まる可能性は高い。
温泉・温浴施設でもカルチャー教室を開催している施設は増えている。
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こんにちは、サウナ王です。
ご存知の方もいらっしゃると思うが、神戸には日本一と呼ばれる水風呂がある。
神戸クアハウスの水風呂である。
日本で唯一、市販されているミネラルウォーターである神戸ウォーターを放流している日本最大級の大きさの水風呂である。
水には生きている水と死んでいる水があるが、神戸クアハウスの水風呂は生きている。
その生きた水風呂に入った瞬間、柔らかな肌触りの水が全身を包み込み、心と体を別世界へと誘う。
一度体験したら、また入りたくなること間違いなしの水風呂。
それが神戸クアハウスの水風呂である。
神戸クアハウスには温浴施設の経営者が多数見学に来る。
いわばこの業界のプロであるその経営者全員が口を...
こんにちは、サウナ王です。
私は餃子の王将の会員である。
学生時代に初めて餃子の王将に行って以来25年、四半世紀が経った。
餃子の王将には『ぎょうざ倶楽部』という会員制度がある。
この会員制度が非常に良くできていて、私は温浴施設でも参考にすべきだと考えている。
『ぎょうざ倶楽部』の会員特典は下記の通りである。
・税込ご利用代金5%割引き
・お誕生日月に1,000円割引き
・抽選で2,000円分のお食事券をプレゼント
http://www.ohsho.co.jp/1108poster.html
会員になるためには募集期間である8月1日~11月30日までに500円ごとに1回押印されるスタンプを20回個集めなければならない。
20個といえば、1万円以上飲食しないと会員になれないのである...
こんにちは、サウナ王です。
先日、ソロモン流にジャパネットたかたの高田社長が出演していた。
私は通販で購入したことが一度も無かった。
理由は目の前で見ることができず手で触ることが出来ないし、他の商品とスペック等を比較出来ないからである。
だが、番組を見ていて購入者はそんなことはどうでも良いことが分かった。
高田社長は短い時間でこの商品を購入することで自分の生活がどう変化するのか、何が出来るのかしか話していない。
購入者もそれしか興味がない。
こんなこと言っては失礼かもしれないが、商品に触れる必要もないし、スペックなどどうでもよいのである。
このことから購入者は実は「モノ」を購入しているのではないということが分かる。
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こんにちは、サウナ王です。
今日は「サウナの存在意義」「サウナとは何か」についての第2回目の話しをしたい。
テーマは「距離感」。
サウナが唯一の居場所という人がいる。
会社にも自宅にも、自分の居場所がない。
会社帰りの飲み屋にも居場所がない。
でも、サウナには自分の居場所がある。
理由の一つはサウナでは気を遣う必要がないこと。
理由の2つ目は距離感。
スタッフとの距離感、他のお客さんとの距離感。
自分を保つことが出来るこの距離感がとても重要である。
サウナで必要な距離感、つかず離れずの絶妙な距離感が居心地を良くし、居場所をつくることとなるのである。
彼らが求めているのは...