こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
以前、ある経営者から、どのような方を支配人にすれば良いかと聞かれたことがあった。
その時の私は、
第一に人間性
第二に経営者意識
第三に容姿
と回答した。
第一の人間性について、私はどんな業種業態であれ最も大事であると思っている。
これは言うまでもなく地球上のあらゆるビジネスは人と人とのつながりによって成り立っているからである。
第三の容姿については、私はその人の生き様、哲学、思想が顔に出ると思っているからだ。
また、顔だけではなく、その所作にも生き様が出てくると思っている。
第二の経営者意識について、
今回はある居酒屋の話をしたいと思う。
先日、博多に行った際のことである。
裏通りを歩いていて、偶然通りかかった店の前で...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
私は永きに亘るサウナ入浴研究により「515サウナ入浴法」を考案し、セミナーや勉強会、サウナー育成講座などでご紹介し、サウナ⇒水風呂⇒休息のサイクルが重要だとお伝えしてきた。
私の場合、徹夜明けや疲労が溜まっている時に515サウナ入浴法を実践すると、露天のリクライナーなどでスッと気付かぬうちに眠ってしまう。
そして、その眠りはたった1時間弱の短時間にも関わらず、何時間も睡眠した時のように肉体的にも精神的にも疲労感がすっかり取れ、再生できるのだ。
このように復活できることこそが、サウナと水風呂の最大の魅力であり、サウナと水風呂無くしては絶対に叶わないリフレッシュ方法である。
私の場合、肉体的精神的疲労感がある時だけではなく、時間的に余裕がある時には常に...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
本日の日経新聞に「2013年度のエネルギー自給率は6%。3年前の20%から大幅に低下し、1970年代の石油危機前(9%)を下回る」という衝撃的な記事が掲載されていた。
日本には48基の原発があるが、このうち4割の19基が再稼働を申請したが、老朽化や活断層がネックで再稼働が絶望的な原発も少なくないとのこと。
温浴業界は震災以降エネルギーコストの高騰に喘いでいる。
エネルギーコストはこの3年で、30%アップしている。
温浴業界ではかつてないほどの経費削減に追われ、疲弊した温浴施設の中には廃業や売却といった状況に追い込まれた施設も増大している。
原発が再稼働し、ガスが自由化され、シェールガスが入ってくれば状況は変わるが、そのような状況になるまで温浴施設は...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
例年、6月は集客が落ち込む時期である。
理由はゴールデンウィークでお金を使ってしまったがボーナスはまだ出ていない。
旗日もない。
天候もそれほど暑くもなく寒くもない。
雨で、あまり外に出たくない。
さらに今年の6月はガソリン料金が高止まりしている。
等等、いろいろ考えられる。
さて、だからといって、手をこまねいているわけにはいかない。
通常だと、温浴業界で使える6月のネタは父の日と風呂の日(26日)、ニワトリの日(28日)くらいであった。
だが、今年はワールドカップが開催される。
サッカーファンではなくても自国が出場することで、関心は非常に高いといえる。
にもかかわらず、イベントとして利用しない温浴施設が多いことは非常に残念である。
...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
スーパー銭湯は家族連れが多いように思うかもしれないが、全客数に占める子供客の割合は1割を超えることはない。
少ないスーパー銭湯では、子供客は全客数の2%程度だ。
そのため、温浴業界では子供や家族連れを対象としたイベントをやらない温浴施設が多く存在する。
だから、ダメなのだ!
だから、そういう温浴施設は売上が上がらないのだ!
もちろん集客の基本は母数の多い層にアプローチすることだが、なぜ、私のクライアントが驚くような業績アップを果たしているかというと、年間を通して集客を考えているからなのだ。
私のコンサルティング手法は狩猟民族と農耕民族のどちらの利点も取り入れている。
私は収穫時期を考え畑を耕し、いろいろな食物の種を撒いている。
もちろ...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
3月31日、厚労省が「臨床検査技師法に基づく告示の改正」を公布し、自己採血検査に関して、衛生検査所の登録は不要であることを明確化したそうである。
また厚労省と経産省が3 月31日に策定した「健康寿命延伸産業分野における新事業活動のガイドライン」によると、民間事業者が個別の検査結果を基に医学的判断を行った上で、食事・運動などの生活改善指導や、健康増進に資する関連施設・サービスの紹介、OTC医薬品やサプリメントの紹介、より詳しい健診を受けるように勧めることなどは違法と判断。
留意事項として、利用者からの照会を受けて健康食品を紹介する場合は、「個別の検査(測定)結果を踏まえたものではなく、一般論としての範囲で行うこと」との解釈を示した。
これまで自己採血検査は法的な位...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
消費税増税後、1ヵ月が経過した。
百貨店や家電量販店は1割減だが、スーパーなどは前年を上回り始めた企業もあるとのこと。
日経の調査では主要小売業の8割超が、6月ごろには売上高が回復するとみているそうである。
さて、温浴業界を見れば、4月は3月の駆け込み需要の反動が非常に大きかったといえる。
3月に過去最高の回数券販売をした温浴施設も多かったことと思われるので、その反動として売上高が落ちるのは仕方ないが、問題は客数の微減である。
クライアントでも、料金改定の影響により売上は前年トントンだが、客数が3%程度減っているのだ。
本来、回数券のお客様は改定前の価格で3月に購入しているので、影響はないはずである。
ということは現金客...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
今年、4月1日から消費税が8%となる。
もしかしたら、皆さんの温泉施設、温浴施設でも消費税対応について悩まれているかもしれない。
温浴業界では、内税対応とする温浴施設がほとんどである。
最大の理由は温浴業界では平日と土日で入館料を変えていたり、会員制度を設けていたりするので、外税表示にすると、料金表示が複雑化するためである。
これは入館料だけではない。
飲食やマッサージなども同様である。
温浴施設の中にはエネルギーコストや食材、消耗品、人件費等の値上げにより、ここ数年、厳しい経営状況の施設も多々ある。
それらの温浴施設では値上げをしたいが、値上げによる客数減が怖くて上げられずにいる施設も多い。
本音を言えば、今回の消費税...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
今回は、私がクライアントの幹部に教えているスタッフとの接し方についての話をしたいと思う。
弊社のクライアントの中にはスタッフ数が数千人規模の会社も存在する。
そして、以前、私が某上場企業に勤めていた時に管理していたパートアルバイトの人数は、多い時で250人程であった。
250人のスタッフだと、転勤をした際に名前を覚えるだけでもかなりの時間を要す程であったが、それ以上に困ったのが、シフト作成である。
経験した方は分かると思うが、大人数のシフトを作成するのは至難の業である。
一般的に、シフト作成はまず部署ごとに細分化することから始めるが、誰かが全てのシフトコントロールをしないと、全体売上目標の未達成となり、人件費が増大し、オペレーションの乱れが生じ、お...
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日、クライアントから名物料理をつくりたいという相談があった。
名物料理をつくるのは簡単なことではない。
かなりの覚悟が必要である。
ところで、名物料理とは何なのか?
定義があるのだろうか?
そのようなものを私は聞いたことがないが、私は定義している。
私の定義とは、「名物料理とはお客様の半数以上が注文する料理」である。
圧倒的な一番商品である。
では、私がどのように名物料理を開発するかというと、簡単にいうと下記となる。
1.商品コンセプトの確定
2. データ分析
3.アンケート、クレーム等の分析
4.料理カテゴリーの確定
5.試作メニューの作成
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