こんにちは、サウナ王です。
今日は「サウナの存在意義」「サウナとは何か」についての第2回目の話しをしたい。
テーマは「距離感」。
サウナが唯一の居場所という人がいる。
会社にも自宅にも、自分の居場所がない。
会社帰りの飲み屋にも居場所がない。
でも、サウナには自分の居場所がある。
理由の一つはサウナでは気を遣う必要がないこと。
理由の2つ目は距離感。
スタッフとの距離感、他のお客さんとの距離感。
自分を保つことが出来るこの距離感がとても重要である。
サウナで必要な距離感、つかず離れずの絶妙な距離感が居心地を良くし、居場所をつくることとなるのである。
彼らが求めているのは...
こんにちは、サウナ王です。
先日、某フィットネスクラブに行く機会があり、いろいろなプログラムも体験してみた。
朝から200人近い会員が来ていて、すべてのプログラムが満員であった。
今から7、8年前になるが、大手スポーツクラブから簡単な浴室ではなく、温浴施設を併設したスポーツクラブをつくりたいというご依頼をいただいた。
その当時はまだ本格的な温浴施設を備えたフィットネスクラブはほとんどなかった。
当時、フィットネスクラブ業界は岐路に立たされていた。
フィットネスクラブ業界は高度経済成長とともに急成長した業界だが、バブル崩壊以降成長が鈍化していた。
そこで、フィットネスクラブ各社が注目したのが温浴施設であった。
最大の理由はまったくフィットネスクラブに興味...
こんにちは、サウナ王です。
お盆も終わりもうすぐ9月になろうとしているが、クライアントに夏休み、特にお盆期間にやっていただいていることがある。
それはお盆に年末年始の宣伝をしていただくことである。
お客様の中には年に1回、もしくは2回しか来ない人がいる。
一年に1、2回しか来ない人が唯一来るのがお盆と年末年始なのである。
お盆に来たら次は年末年始まで来ないのである。
ということは、宣伝のチャンスはお盆しかないのである。
そのため、クライアントには年末年始にも子供100円入浴やお菓子すくい取り、お子様ランチ半額、ソフトクリームプレゼント、勝ち抜きジャンケン、綿菓子プレゼントなどのイベントを開催することを告知していただいている。
今告知しないと、11月や12月になって告知しても間に合...
こんにちは、サウナ王です。
今日は「サウナの存在意義」「サウナとは何か」についてお話したい。
もちろん、壮大なテーマであり今回だけでは語りきれないが、何回かに分けて私が考える「サウナというもの」について披露したいと思う。
私にとってサウナは人生そのものである。
サウナがない人生は考えられない。
サウナ=人生、人生=サウナ。
それに尽きる。
私にとってサウナは「ポジティブとネガティブのバランスを取る場所」であった。
人にはポジティブとネガティブが共存する。
一般的にはどちらかが強くなる傾向があると思うし、ポジティブな方が良いという意見が多いとも思う。
だが、私はどちらかが強まるのではなく、常にニュー...
こんにちは、サウナ王です。
私の知人に、昨年、子供が生まれた。
彼も奥さんも温浴大好きなので、週末には夫婦でスーパー銭湯などによく行っていた。
その彼が最近は近くのスーパー銭湯ではなく、車で40分の温泉施設に行っているという。
理由を聞くと、車で行ける範囲にある2つのスーパー銭湯は2つとも「オムツの取れていない子供はお断り」だとのこと。
彼らは夫婦で行った時に施設で食事をし、たまにマッサージ等もしていたという施設側にとってはありがたいお客様であった。
にもかかわらず、今は行きたくても行けないのである!
施設側はこれで、大きな売上を喪失したことになる!
毎回飲食をしていたわけだから、入浴料も含むと5000円以上。
マッサージをした時には2人で1万円を超えていただろう!...
こんにちは、サウナ王です。
8月8日、8月15日 の2週連続で、インターFMの童子-Tさんの番組にサウナ談義をしに出演させていただいた後に、多くの方々からツイッターや電話にて、たくさんのコメントをいただくことができた。
インターFMの番組ホームページhttp://www.interfm.co.jp/dzt/
正直、ここまで反響があるとは思ってもみなかったので、びっくりしているが、問い合わせの中に「なぜ、そんなに好きなんですか?」「サウナのどこがいいんですか?」などの質問もいただいた。
それについてお答えしたいと思う。
答えは気持ちが良いから。
そして、心(精神)の疲れを取り、元気にしてくれるから。
さらに健康にも良いから。
である。
サウナと水風呂の交互浴には病み付きになる気持ち良さがある。
この...
こんにちは、サウナ王です。
8月8日 (月)の童子-Tさんとのサウナ談義放送後にたくさんのメッセージをいただいた。
その中に、「苦手でしたけど、水風呂に入ってみます」というのがあった。
実は女性の多くは高温サウナが苦手な方が非常に多く、さらに水風呂はもっと苦手という方が多い。
にもかかわらず、サウナ室の温度設定はサウナ設備会社の言った通りに設定している。
私のクライアントの中には女性の高温サウナの設定温度を80度以下に設定していただいている温泉・温浴施設がある。
理由は中心客層である。
中心客層が若くなればなるほど、温度は低い方がよい。
若い女性は髪や肌が傷むのではないか?
と考えているのである。
であれば、温度を下げた方が喜ばれ易くなる。
...
こんにちは、サウナ王です。
温泉・温浴施設において、イベントを行うことは集客する上で最も重要な施策であるにも関わらず、実施していない施設、効果的でないイベントを実施している温浴施設が非常に多いのが残念である。
イベントはコストを掛けなくても、アイデアだけで勝負できる最もコストパフォーマンスの高い集客手段である。
まず、それを心底信じるべきである。
新規客の集客は出来なくはないが、最近では非常に難しくなってきている。
だが、すでにあなたの温泉・温浴施設には日々お客様がご来店されている。
確かに新規客を増やすことは難しいが、すでにご来店いただいているお客様の満足度をアップさせ、他の施設に行かれないようにすることは可能だし、来店頻度・客単価アップも決して難しくはないのである。
そのため...
こんにちは、サウナ王です。
経営コンサルタントをしていると、多くの経営者と会う機会に恵まれる。
1部上場企業から中小零細、外資系企業まで、お会いした経営者の数は1000人を超えている。
その中には非常にインパクトが強く忘れたくても忘れられない方も数人いた。
そういう経営者を私なりに分析すると、共通点がいくつか見えてくる。
まず、直感的、本能的であり、物事の本質を見抜く力がある。
そして、行動力がずば抜けている。
とにかく早い。
考える間もなく、これだと思った瞬間、とにかくすぐに行動している。
彼らが考えてから動くことはない。
常に動きながら考えるのである。
彼らにとってもっとも大切なものはスピードなのかもしれない。
もちろん...
こんにちは、サウナ王です。
先日、ある温浴施設の社長さんから、「清掃を強化したら売上が伸び始めた」という話しがあった。
その通りである。
皆さんはご存じだろうか?
清潔度を上げれば上げるほど、売上が上がることを。
こんな言い方は非常に失礼だが、お客様はバカではない。
お客様は施設側の見えない努力を感じるものである。
その結果、何だかよく分からないけど、ここは落ち着く、居心地が良いといった『空間の心地良さ』に繋がり、最終的には売上が上げるのである。
某ホテルでは新入社員研修の最初にトイレ清掃を行っている。
そして、トイレ清掃のあとに便器の中の水を飲ませるそうである。
ようは自分で飲めるぐらい綺麗にしろということなのだ。
私は温浴施設に行くと必ずやることがある。
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