こんにちは、サウナ王です。
昨日、東京ビッグサイトで開催されている国際ホテル・レストランショーに行ってみた。
ほぼ毎年行っている展示会であるが、今年は酷かった。
ここまで参考になるものが無かったのは初めてである。
震災、原発の影響だろうが、出展社も減っているのではないだろうか?
温浴関連ゾーンも年々縮小の傾向にあり、温浴業界自体そのものといった印象である。
クライアントの経営者の皆さんも見に行ったそうだが、参考になるものが無かったとのことであった。
このままだと、温泉・温浴業界の未来はどうなることか?
温泉・温浴業界を救うには何らかの起爆剤が必要なことは明らかだ。
私も必死で起爆剤について考えているが、「これだ!」といったものが思い浮かばない。
もちろ...
こんにちは、サウナ王です。
ある温浴施設のレストランの話しである。
そこでは2人のスタッフが接客をしていた。
スタッフの動きを見ていると、おもしろい動きをしていた。
例えば、お客様がお帰りになったあと、後片付けをするわけだが、まず食器類を厨房に運んで行った。
その後、戻ってきて急須や茶碗などを厨房に運んで行った。
その後、また戻ってきてテーブルを拭いたのである。
もう一人のスタッフも、ほぼ同様の動きをしている。
お客様は3組しかおらず、けっして混んでいるわけでもないし、オーダーが立て込んでいるわけではない。
時間も15時を過ぎていたし、テーブルの食器も、一回ですべて下げられる程度の数である。
なぜ、このようなことをしているのだろうか?
一般的なレストラ...
こんにちは、サウナ王です。
今日、横浜のスカイスパに行った。
スカイスパは日本で唯一考え事のできるサウナ室がある。
仕事が煮詰まった時には必ずといってよいほど、スカイスパに行くことにしている。
スカイスパの凄いところはまずやってみることである。
今であれば「ポイント・アップ」キャンペーンをやっている。
フロントで、iPadを使い「くじ引き」ができるようにしていた。
当たればポイントがアップするなどの特典がある。
iPadを使うとは面白い。
今までも、スカイスパは「ジョグスパ」や「共同購入クーポン」など、業界に先駆けていろいろなことをやってきた。
温浴業界の企業は、他業界で頻繁に使われている集客手法やおもしろいイベントを取り入れることはほとんどない。
だが、スカイスパはまずやってみ...
こんにちは、サウナ王です。
温浴業界は他業界に比べて優秀な人材が少ないと言われている。
そういう話しを聞く度に嫌な思いをするが、残念ながら言われても仕方ない部分も確かにある。
給与体系が他業界に比べ低いことが原因とも言われているが、そればかりではない。
例えば、本を読んだり、新聞を読んだりしている社員が非常に少ないのである。
また、セミナー等に通う社員も他業界に比べ、少ないと感じる。
ようは勉強熱心な社員が非常に少ないということである。
これでは温浴業界の地位向上は難しいと思う。
温浴業界の地位向上は温泉・温浴施設で働く社員の質の向上以外にはないのである。
是非、皆さんも毎日新聞を読み、週に1冊、ダメなら月2冊で良いので、本を読んでいただきたいと思う。...
こんにちは、サウナ王です。
弊社のクライアントの温泉・温浴施設の多くは日本一、日本初のハードあるいはソフトをもっている。
また、クライアントの中には世界初、世界唯一のものまである。
ところで、皆さんの温泉・温浴施設にも日本一、日本初があるだろうか?
ではなぜ、弊社クライアントの多くに日本一、日本初、果ては世界唯一などがあるのだろうか?
それはもちろん、日本一、日本初を創ろうと思っているからあるわけだが、
答えはクライアントや私の目指しているものが、日本一だからである。
皆さんはどこを目指しているだろうか?
● ●市で一番?
● ●県で一番?
なぜ、日本一を目指さないのだろうか?
日本一を...
こんにちは、サウナ王です。
今日は私が考えるパート・アルバイトと社員、役員の定義についてお話しようと思う。
私が考える社員とパート・アルバイトの定義は、
「企業・施設の経営資源を有効活用し、最大売上、最大利潤を創出する者」
である。
だが、社員とパート・アルバイトでは、同様の仕事をしているように見えたとしても、実は大きな違いがある。
その違いは数値責任である。
一般的には、パート・アルバイトに数値責任を負わせることはない。
パート・アルバイトにも、目標を設定し、それが時給に反映することはあるが、最終的に数値責任を持たせることはない。
だが、社員は違う。
数値責任を果たすことができなければ、減俸や配置換えといった形でかえってくる。
役員の場合は、社員よ...
こんにちは、サウナ王です。
今日は確実に売上が上がる方法をお教えしたいと思う。
それはお客様へのご挨拶の後に、一言付け加えることである。
これを実践し続けることで、確実に売上が上がる。
例えば、
●「いらっしゃいませ」の後に「お早うございます」
●「いらっしゃいませ」の後に「こんにちは」
●「こんにちは」の後に「今日の湯加減も丁度良いですよ」
●「ありがとうございました」の後に「またのお越しをお待ちしております」
●「ありがとうございました」の後に「お気をつけてお帰りくださいませ」
●「お早うございます」の後に「今日は天気が良いですね」
●「いらっしゃいませ」の後に「本日のランチは自家製の唐揚げ定食です。美味しいですよ」
&...
こんにちは、サウナ王です。
「顧客は皆密かに認知され情報を提供され、一般客より優遇される立場にあり、行動を促されることを望んでいる」
ジェイ・エイブラハムの言葉である。
我々は本当に顧客の望んでいることをしているだろうか?と、つくづく考えてしまう。
口先でお客様優先、お客様満足、お客様第一主義などと唱えながら、陰ではお客様の悪口を言い、お客様のご満足よりも自分たちの満足を優先している温泉・温浴施設が山ほど存在する。
これでお客様が増え、売上が上がるのだろうか?
上がるわけがない!
お客様が増え、売上が上がる道は一つしかないと思う。
それは、お客様にご満足いただくこと、それしかない。
そのためにはお客様をお名前でお呼びし、そのお客様だけのサービスをご提供すること、そし...
こんにちは、サウナ王です。
日経の春秋欄に「江戸と上方の大工仕事」についての記事が出ていた。
【江戸と上方の大工仕事を比べて、古くはこんな例え話しがあったそうだ。
「江戸は100人の手間がかかっているようでいて、じっと見ると80人の手間しかかけていない。上方は100人のようでいて実は150人の手間がかかっている」
だから、見てくれにこだわった江戸と違い上方の仕事はねついなどと言った。
「ねつい」とは、粘り強い、綿密でねちこいといった意味である。
人の目の届かぬところでも手を抜かず、そこまでやるか、というほど念を入れる】
という記事である。
ここで考える必要がある。
江戸と上方の差は何なのか?
「ねつい」の差なのか?
私はその差は二つあると思う。
ただし、前提条件は江...
こんにちは、サウナ王です。
皆さんは昨年12月22日に東京電力が発表した「事業者向け電気料金の値上げ」について、ご存じだろうか?
今年4月より、法人料金を20%値上げするというものだが、リーマンショック以降、さらには今回の震災以降、特に関東の温浴施設は甚大なる被害を被っている。
そのような中で、20%の値上げなど考えられない異常事態である!
発表以降、クライアントだけではなく、その他の温泉・温浴施設の経営者とも話をしたが、全員憤慨していた。
今回の福島原発の問題は前々から学者が指摘していた予測を無視した結果であり、今回の事態は予測の範囲内であったのである。
ようは東京電力による明らかな人災である。
にもかかわらず、何を血迷ったのか今回の要求である。
さらなる驚きは先...