こんにちは、サウナ王です。
私にはコンサルティングを行う際に心がけていることがある。
それは、クライアントの会社の
「私が社長であればどうする」
と常に考えることである。
それが、コンサルティングの
「本気度」
を高めることにつながるからである。
もちろん、「自分が社長」と考えても想像の域を出ないのは十分分かっている。
だが、そうしないよりもやった方が、上辺だけの薄っぺらいアドバイスよりも、かなり良くなることも確かである。
それは実際にクライアントの業績を上げていることからも実証することができる。
そのため、私はクライアントの幹部スタッフにも、それを要求している。
少しでも「社長の気...
こんにちは、サウナ王です。
今は亡きスティーブ・ジョブスの言葉に
「即戦力なんて存在しない。だから育てるんだ」
という名言がある。
温泉・温浴業界では、新規開業時以外でも、社員が退職した際などに即戦力を求める傾向が強い。
ほとんどの場合、現在のスタッフを育てようという気はない。
だが、実際に他の温浴施設で働いていたという支配人や社員を雇ってみると9割以上が役に立たない。
理由は温浴業界自体の施設経営のマネジメントレベルが低いからである。
例えばタイムマネジメントを行っている温泉・温浴施設が日本にどの程度存在するだろうか?
温浴施設経営者の多くはそこまでやる必要がないとか、手間がかかるとか言うだろう。
だが、飲食業界やスーパー...
こんにちは、サウナ王です。
今日は3月11日。
東日本大震災、あれから1年が経過した。
亡くなられた方々にはご冥福をお祈りする。
1年が経過するが、温浴業界を取り巻く環境も決して良くはなっていない。
4月より電気料金が大幅に値上げされる。
電気だけではない。
ガスも同様である。
今年からエネルギーコストは大幅にアップし、特に関東の温泉・温浴施設はさらに厳しい経営環境となる。
すべては東京電力が起こした人災のせいである。
東京電力は原発問題という世界に類の無いレベルの大問題を引き起こした。
すべての責任は東京電力にある。
にもかかわらず東京電力の役員は今も高い報酬を取り、値上げしようとしている。
値上げがやむを得ないとしても、少なくても役員は無報酬で死ぬまで働くべきで...
こんにちは、サウナ王です。
昨日、東京ビッグサイトで開催されている国際ホテル・レストランショーに行ってみた。
ほぼ毎年行っている展示会であるが、今年は酷かった。
ここまで参考になるものが無かったのは初めてである。
震災、原発の影響だろうが、出展社も減っているのではないだろうか?
温浴関連ゾーンも年々縮小の傾向にあり、温浴業界自体そのものといった印象である。
クライアントの経営者の皆さんも見に行ったそうだが、参考になるものが無かったとのことであった。
このままだと、温泉・温浴業界の未来はどうなることか?
温泉・温浴業界を救うには何らかの起爆剤が必要なことは明らかだ。
私も必死で起爆剤について考えているが、「これだ!」といったものが思い浮かばない。
もちろ...
こんにちは、サウナ王です。
ある温浴施設のレストランの話しである。
そこでは2人のスタッフが接客をしていた。
スタッフの動きを見ていると、おもしろい動きをしていた。
例えば、お客様がお帰りになったあと、後片付けをするわけだが、まず食器類を厨房に運んで行った。
その後、戻ってきて急須や茶碗などを厨房に運んで行った。
その後、また戻ってきてテーブルを拭いたのである。
もう一人のスタッフも、ほぼ同様の動きをしている。
お客様は3組しかおらず、けっして混んでいるわけでもないし、オーダーが立て込んでいるわけではない。
時間も15時を過ぎていたし、テーブルの食器も、一回ですべて下げられる程度の数である。
なぜ、このようなことをしているのだろうか?
一般的なレストラ...
こんにちは、サウナ王です。
今日、横浜のスカイスパに行った。
スカイスパは日本で唯一考え事のできるサウナ室がある。
仕事が煮詰まった時には必ずといってよいほど、スカイスパに行くことにしている。
スカイスパの凄いところはまずやってみることである。
今であれば「ポイント・アップ」キャンペーンをやっている。
フロントで、iPadを使い「くじ引き」ができるようにしていた。
当たればポイントがアップするなどの特典がある。
iPadを使うとは面白い。
今までも、スカイスパは「ジョグスパ」や「共同購入クーポン」など、業界に先駆けていろいろなことをやってきた。
温浴業界の企業は、他業界で頻繁に使われている集客手法やおもしろいイベントを取り入れることはほとんどない。
だが、スカイスパはまずやってみ...
こんにちは、サウナ王です。
温浴業界は他業界に比べて優秀な人材が少ないと言われている。
そういう話しを聞く度に嫌な思いをするが、残念ながら言われても仕方ない部分も確かにある。
給与体系が他業界に比べ低いことが原因とも言われているが、そればかりではない。
例えば、本を読んだり、新聞を読んだりしている社員が非常に少ないのである。
また、セミナー等に通う社員も他業界に比べ、少ないと感じる。
ようは勉強熱心な社員が非常に少ないということである。
これでは温浴業界の地位向上は難しいと思う。
温浴業界の地位向上は温泉・温浴施設で働く社員の質の向上以外にはないのである。
是非、皆さんも毎日新聞を読み、週に1冊、ダメなら月2冊で良いので、本を読んでいただきたいと思う。...
こんにちは、サウナ王です。
弊社のクライアントの温泉・温浴施設の多くは日本一、日本初のハードあるいはソフトをもっている。
また、クライアントの中には世界初、世界唯一のものまである。
ところで、皆さんの温泉・温浴施設にも日本一、日本初があるだろうか?
ではなぜ、弊社クライアントの多くに日本一、日本初、果ては世界唯一などがあるのだろうか?
それはもちろん、日本一、日本初を創ろうと思っているからあるわけだが、
答えはクライアントや私の目指しているものが、日本一だからである。
皆さんはどこを目指しているだろうか?
● ●市で一番?
● ●県で一番?
なぜ、日本一を目指さないのだろうか?
日本一を...
こんにちは、サウナ王です。
今日は私が考えるパート・アルバイトと社員、役員の定義についてお話しようと思う。
私が考える社員とパート・アルバイトの定義は、
「企業・施設の経営資源を有効活用し、最大売上、最大利潤を創出する者」
である。
だが、社員とパート・アルバイトでは、同様の仕事をしているように見えたとしても、実は大きな違いがある。
その違いは数値責任である。
一般的には、パート・アルバイトに数値責任を負わせることはない。
パート・アルバイトにも、目標を設定し、それが時給に反映することはあるが、最終的に数値責任を持たせることはない。
だが、社員は違う。
数値責任を果たすことができなければ、減俸や配置換えといった形でかえってくる。
役員の場合は、社員よ...
こんにちは、サウナ王です。
今日は確実に売上が上がる方法をお教えしたいと思う。
それはお客様へのご挨拶の後に、一言付け加えることである。
これを実践し続けることで、確実に売上が上がる。
例えば、
●「いらっしゃいませ」の後に「お早うございます」
●「いらっしゃいませ」の後に「こんにちは」
●「こんにちは」の後に「今日の湯加減も丁度良いですよ」
●「ありがとうございました」の後に「またのお越しをお待ちしております」
●「ありがとうございました」の後に「お気をつけてお帰りくださいませ」
●「お早うございます」の後に「今日は天気が良いですね」
●「いらっしゃいませ」の後に「本日のランチは自家製の唐揚げ定食です。美味しいですよ」
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