こんにちは、サウナ王です。
先日、温泉旅館の覆面調査をした際のことである。
温泉旅館では、15時チェックインで18時より食事になることが一般的である。
そのため、チェックイン後にまず温泉に入るお客様が非常に多いので、チェックをしに大浴場に行きサウナに入ると、サウナに入ってくる4名のグループがいた。
そのグループは入ってくるなり、そのグループは「ビールのために!」と発生した。
そして、皆が何とも楽しそうにサウナに入っている。
「俺たちはせっかく温泉に来たのにサウナばっかり入っているなぁ」とも言っていた。
このグループの楽しみはサウナ後のビールなのだ。
このグループには「生ビール=サウナ」という公式が成り立つ。
だが、生ビールのためにサウナに入るのであって、優先度は生ビールにある。
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こんにちは、サウナ王です。
昨日、先月オープンしたスーパー銭湯を視察してきたので、その際に気付いた点についてお話したいと思う。
・ まず、電話応対は4回目で受話器を取ったが、「大変お待たせいたしました」等の一言が無かった。
・ 送迎バスの運転手さんから、「出発します」や「安全の為、シートベルトをお締め下さい」等の一言が無かった。
・ 受付において、岩盤浴についての説明がきちんと出来なかった。
・ 廊下にクモの巣が数か所あった...
こんにちは、サウナ王です。
いよいよゴールデンウィークに突入したが、温泉・温浴施設にとって今年のGWは非常に厳しくなりそうである。
昨年は、震災の影響で自粛ムードが漂い、GWを楽しむという雰囲気では無かったが、今年は違う。
今年のGWは、2000年以来の高い水準で、国内・国外旅行に行かれる方が多いそうである。
旅行業界にとっては嬉しいことだが、温泉・温浴施設は困ったことである。
遠出するということは、地元の温浴施設に来られる方は少なくなる可能性が高いということ。
GWの後半に旅行から帰ってきた方が、5月4日(金)~6日(日)ぐらいに来て下さることを期待するしかない状況である。
さて、ここであきらめるのか、あきらめずに集客に力を入れるのかで、GW以降の落ち込みが変わってくるのを皆さ...
こんにちは、サウナ王です。
あるサウナでの出来事である。
ロッカーにハンガーが一つも無かった。
清掃をしていたスタッフにそれを言うと、「2本あるはずです」と答えたので、「1本も無い」と答えると、「そんなことはありません」と言いながら、ロッカーを見に来た。
一言、「ありませんね。どうしてだろう?」
それはこちらのセリフである。
サウナ入浴の後、喫茶コーナーへ行った。
客は私一人しかいなかった。
席に着くと、スタッフが最初に水を持ってきてくれた。
ここまでは良かった。
その後、二人の女性スタッフはずっと彼氏の話をし続けていた。
それも大きな声で。
微笑ましい光景とは言えない。
かき氷を頼もうとしたがメニューにない。
スタッフに聞くと、入り口の...
こんにちは、サウナ王です。
近所に銭湯がある。
その銭湯は男女入れ替え制を取っており、それぞれ違いがある造りになっているので、どちらになっても楽しむ事が出来る。
ハード的にもサウナや水風呂、露天、ジャグジー、ジェット、電気風呂、ぬる湯など銭湯としては申し分無い。
だが、その銭湯のオーナーは接客どころか、挨拶すらしないのである。
実は、その銭湯だけではなく、きちんと挨拶出来ていない銭湯は山ほどある。
スーパー銭湯や健康ランド、サウナ施設等の温泉・温浴施設ではそのようなことは滅多にない。
確かに感情がこもっていなかったり、笑顔が出ていないことはある。
だが、挨拶自体をされないことなど、まずあり得ない。
銭湯は違う。
挨拶自体をしない銭湯がまだまだ存在してい...
こんにちは、サウナ王です。
先週、中国から帰国した。
中国の温浴施設は日本と違い「びっくり」の連続であった。
今まで、アジアだけではなく、ヨーロッパの温泉スパ施設も視察してきたが、当然だが国により違いがある。
一番の違いは法律の問題であろうと思う。
ヨーロッパは石造りで、日本は木造である。
日本は地震が多く、建築基準法や消防法等が海外とは違う。
そのため、ヨーロッパの良いサウナを見ても、日本で再現することは難しい。
だが、そのような条件下でも、取り入れられる部分は取り入れたいと思う。
今回の中国温浴施設の中で、日本でも取り入れたいと思ったのが、入浴料込の食べ放題と痒いところに手が届く接客サービスである。
これらなら、建築基準法や消防法は関係無い。
もち...
こんにちは、サウナ王です。
今回は、一昨日中国より帰国したので、中国と日本の温泉スパ施設の違いについてお話しようと思う。
まずは「びっくり」から、
・ サウナ室でタバコを吸っている人がいた
・ サウナ室にゴミを捨てる人がいた
・ サウナ室でつばを吐いている人がいた
・ サウナマットが汚いので、座らず立ったまま入る人が多い
・ アカスリスタッフが、オーダーが入るまでアカスリベッドで寝ていた温浴施設...
こんにちは、サウナ王です。
今日は3月7日、サウナの日である。
3+7ということで、今日は10回もサウナに入った。
さて、私のことはさておいて、全国のサウナ施設、温泉・温浴施設ではイベントを開催していることと思われるが、せっかくのサウナの日にもかかわらず、何もイベントを開催していない施設も存在する。
なぜか、経営者の中にはイベントは手間が掛かるわりにお客様が反応しなくなったと言って、やらない経営者が増えている。
確かに4、5年前に比べ反応率は極端に下がっている。
だが、厳しい時代だからこそ、是非、積極的にイベントを開催してほしいと思う。
少なくなったが必ず反応するお客様は存在する。
そして、少ないながらもそのイベントに反応したお客様が、どの部分が琴線に...
こんにちは、サウナ王です。
私のクライアントのサウナ施設にはロウリュが好きで、ロウリュの時間に合わせて来店するお客様が数え切れないほど存在する。
だが、ロウリュを行っているサウナ施設、温泉・温浴施設の経営者やスタッフ、ロウリュをやれば集客できますよと言っているコンサルタント、温浴関連の業者さんたちでさえ、
「なぜ、ロウリュが良いのか」
を知らずにやったり、コンサルしたりしているのである。
だから、内容が浅かったり、ただのおちゃらけエンターティメントになってしまうのである。
本当のサウナ好き、サウナマニアの気持ちになれない中途半端なレベルであればやらない方が良いのである。
そうならないためにお願いしたいのが、サウナ経営者、温泉・温浴施設経営者にはサウナ好き、サウナマニアになっていた...
こんにちは、サウナ王です。
先日、カプセルホテルが売りに出ているので、買主を探してほしいという依頼があった。
売却額については相談可能であるとのこと。
だが、昨年、一昨年の業績資料をみたところ、まだまだやり方次第で回復の余地があるように思えた。
実はサウナ&カプセルホテルの再生には方法がある。
その方法を知らないがために業績の悪化を食い止めることができずに廃業、売却ということになるわけだ。
カプセルホテルは日本固有の宿泊形態である。
黒川紀章氏によって設計され、1979年大阪のニュージャパン観光によって梅田に開業したのが、始まりである。
私が初めてカプセルホテルに宿泊したのは、20年以上前のことである。
終電が無くなり、サウナへ行ったらカプセルが併設されており宿泊したわけだが、こ...