こんにちは、サウナ王です。
常宿とは『そこと決めて、いつも泊まる宿屋』のことですが、私には常サウナ(私の造語)があります。
常サウナとは『そこと決めて、いつも行くサウナ』のことです。
私は仕事柄、年間300日以上は温浴施設を利用しています。地方への出張が非常に多く、顧問先も含め出張先にある温浴施設に必ず行くことにしていますが、実はプライベートで行くサウナはそれぞれの場所で決めているのです。
札幌ならこのサウナ、東京ならこのサウナ、横浜ならこのサウナ、名古屋ならこのサウナ、大阪ならこのサウナ、神戸ならこのサウナ、広島ならこのサウナ、高松ならこのサウナ、小倉ならこのサウナ、博多ならこのサウナという具合です。
これらのサウナを私は常サウナと呼んでいます。
中でも、一番の常サウナは横浜のスカイスパYOKOHAMAです。
理由は2つあります。
1つ目の理由は我が家から一番近い温浴施設だということです。徒歩10分の距離にあります。
2つ目の理由は日本で唯一サウナ室で考え事が出来るサウナ施設だからです。
なぜ、考え事が出来るサウナ室かというと、とにかく長時間入っていられるからです。簡単に長時間入れると言いましたが、実は長時間入れるサウナは日本中探してもほとんどありません。
通常、一般的なサウナの場合、12分から15分ぐらいで出ることがほとんどですが、スカイスパの場合は30分程度入っています。気が付いたら40分程入っていたこともありました。
長く入っていられる理由は温度と湿度、酸素濃度の量、空気の流れ、広さ、木材の材質、BGM、照度のバランスが絶妙だからです。
温度は巷のサウナよりも若干低めですが、その一方で湿度を高めており、さらに床暖房なので、あまり温度が低いとは感じませんし、鼻や喉もカラカラで顔が痛いなどということもありません。
1時間に1回ロウリュウをする際に空気の入れ替えをしていますので、酸素濃度が程良く保たれており、その結果、身体に比較的無理がない状態、負担を軽減した状態で入っていられます。
それと、テレビがありません。その代り横浜みなとみらい地区の夜景を見ながら入ることができます。
私は1996年のオープン以来ずっと通い続け、最高の夜景を見ながらいろいろなことを考えてきました。
このサウナ室から生まれた全国初のアイデアもたくさんあります。
仕事柄、日本全国の温浴施設に遠征してきましたが、野球でいうところのホームグラウンドとも言うべきサウナはスカイスパYOKOHAMAだけです。
ところで、みなさんの施設はお客様の『常温浴施設』になっていますでしょうか?
『常温浴施設』になるための条件は3つあります。
絶対的な条件の一つ目は距離です。自宅からの距離、職場(仕事先)、何らかの理由で定期的に行く場所からの距離が近いことが絶対の条件です。
2つ目は習慣化するような『何か』があるかどうかです。
ハード・ソフトは問いません。
自分にとっては唯一ここだけというような『何か』があるかどうかです。
3つ目はコストパフォーマンスです。上記二つの理由と金額のバランスが納得できるかどうかです。
これらを満たしている施設になることができればみなさんの施設も『常サウナ』、『常スーパー銭湯』、『常健康ランド』、『常日帰り温泉』、『常銭湯』、『常岩盤浴』、『常スパリゾート』になることが出来ます。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!