こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
最高で、90円弱までいったA重油だが、昨年から徐々に安くなり、とうとう1月中旬に40円台になった。
40円台になったのはいつ頃だったか。
だいぶ前のことですぐには思い出せないが、A重油はここ数年高値で推移し、経営を圧迫する第一要因であった。
温浴施設にとっては単純に利益が増えるので、喜んでいる経営者も多いだろうが、重油安が経済に及ぼす景況はプラスのことだけではない。
短期的にはエネルギーコストが抑えられるので良いように思えるが、マクロ的な視点に立てばマイナス要因も懸念されている。
とはいえ、今年は重油安の恩恵に浴し、来るべき消費税の増税に備えるべきであろう。
来年消費税が10%になれば客数が減るという温浴施設経営者は多い。
私もそう思う。
今までがそうであった。
消費税が上がった年は客数が減り売上は落ちた。
前年並みになるまでに半年以上を要した。
来年もそうなるであろう。
だからこそ、重油が安い今年、来年に備えリニューアル資金や修繕費用をプールすべきである。
温浴施設にとって、今年は勝負の年だと思う。
今年どのように経営するかによって、来年が決まるといっても過言ではないのだ。
是非、皆さんの温浴施設でも今年は勝負の年と覚悟を決め、来年に備えていただきたいと思う。
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康センター、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
日本一マスコミに出演している温浴・温泉ビジネス経営コンサルタント 太田 広
株式会社 楽楽ホールディングス
御問合せ 045-287-0649
【コンサルティング業務】
サウナ、スーパー銭湯、健康センター、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設の業績アップコンサルティング、新規開業(グランドオープン)コンサルティング、リニューアルコンサルティング、飲食部門(レストラン)業績アップコンサルティング、マニュアル作成コンサルティング、ロウリュ導入コンサルティング、スタッフ戦力化コンサルティング、カプセルホテルコンサルティング、覆面接客調査、幹部社員研修、温浴施設設計監修コンサルティング、温浴施設接客研修、チラシ作成コンサルティング、ホームページ導入コンサルティング、温浴・温泉業界新規参入コンサルティング、温浴施設診断、温浴施設売却購入コンサルティング、モバイルコンサルティング、支配人代行、運営受託・運営代行、各種マニュアル・チェックシート販売、セミナー・講演、繁盛温浴施設ツアー企画、テレビ・ラジオ・雑誌・書籍出演依頼など
こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日、あるレストランでクライアントと食事をしていた際のこと。
我々の注文を取りに来たスタッフの名札には名前の上に「研修中」と明記してあった。
接客が未熟ということもなく我々のテーブルは特に問題はなかったが、隣のテーブルにニューゲストがご案内されてきた時に問題が発生した。
隣に座ったのは中年男性の観光客。
男性客の注文時の第一声は「生」(男性客)
「中と小がありますが、どちらにいたしますか?」(研修中のスタッフ)
「中」(男性客)
その後、男性客は定食も注文した。
研修中のスタッフの次の一言は「生ビールはすぐにお持ちして宜しいでしょうか?」
「うん、すぐに持ってきて」(男性客)
「少々お待ちくださいませ」(研修中のスタッフ)
だが、3分経過しても、ビールは来ない。
男性客は厨房の方をチラチラ見ている。
しまいには先ほどの研修中のスタッフではなく、近くにいたスタッフに「ビールまだ?」の一言。
その後、研修中のスタッフが「大変申し訳ありませんでした」と言って、生ビールを持ってきた。
男性客「どこまで行っちゃったのかなと思ったよ(笑)」。
さて、皆さんは研修中のスタッフが言ってはならないことをいったのにお気づきだろうか?
答えは「すぐにお持ちして宜しいでしょうか?」
本来、レストランでは「すぐに」とは教えない。
このシチュエーションの場合、「先に」と教えるのだ。
私は20年以上、「すぐに」ではなく「先に」と教えてきた。
理由は「すぐに」と言われたら、お客様は「すぐに」持ってくると思ってしまうからだ。
では「すぐに」とはどのくらいの時間かというと、1分以内だ。
以前、お客様に「すぐに」とはについてアンケートを取った時に一番多かったのが、1分以内だった。
本来、レストランではファーストドリンクの提供を2分以内と教えている。
たった1分の違いかもしれないが、お客様にとっては大きな違いなのだ。
だから、私は「すぐに」ではなく「先に」と教えているのだ。
「先に」と言われればお客様は1分以内とは思わない。
だが、研修中のスタッフが「すぐに」と言ったため、お客様は心の中で「まだか?まだか?」と思ってしまったのだ。
それと、最初に「生」と言ったお客様には最速でお持ちするように教えているが、実際にビールが来たのは注文してから3分30秒後だった。
この時間では「先に」と言っても、お客様はイライラしたと思われるが、「すぐに」よりはまだ良い。
今回の男性客は良いお客様だったから冗談交じりで済ませてくれたが、心の中では怒っていたのではないだろうか?
研修中の文字がなければ、「店長出せ!」と言われていたかもしれない。
たった一言のミスで、クレームになっていたかもしれないのだ。
皆さんの温浴施設でも、たった一言の違いでクレームが発生するかもしれないということをきちんと教えていただきたいと思う。
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康センター、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日、サウナ利用者の水風呂利用率を調べてみた。
・調査施設は人口50万人規模の都市にある岩盤浴等のない一般的なスーパー銭湯。
・商圏内の競合施設は4施設。
・調査時間は平日19時から20時。
・サウナはガス遠赤ストーブで、87℃設定。
・水風呂は深さ60センチ程度で、16℃設定。
・同じ人はカウントせず、何度入っても一人としてカウントした。
結果、サウナ利用者の76%が、サウナ入浴後に水風呂を利用していた。
さらにサウナ利用者の20%は、サウナ入浴後に水風呂で潜っていた。
意外だったのは1/4の人がサウナ入浴後に水風呂に入っていないということだった。
サウナが好きな人からすれば、水風呂に入らないことなど考えられない。
もしかしたら、この1/4の人は水風呂が好きになればサウナをもっと利用するのではないかと思う。
水風呂に入らない人たちにヒアリングすると、
・怖い
・冷たいだけで気持ち良くない
などの意見が多い。
誰しも、いきなり水風呂に入るのは怖いし、気持ちも良くない。
だが、サウナ入浴後に入ると全く違ったものに変貌する。
その水風呂のプラスの部分を認識できない人にとっては無用の長物なのかもしれない。
確かに、私がサウナの入浴講座を開催すると、サウナが苦手という人よりも水風呂が苦手という人の方が多いことに気付く。
そのため、講座では初心者向けの水風呂入浴法を伝授するのだが、それによって9割以上の方は入れるようになるものである。
サウナが好きな人は水風呂がなければ快感を得られないのを知っている。
逆に水風呂に入らない人は本当の快感を知らない可能性が高い。
一度でも水風呂による快感を知れば、病みつきになる可能性は非常に高い。
ということは、サウナ伝道師としての私の役割は水風呂に入れるように指導することが最も重要なのかもしれない。
これからも、サウナ伝道師として、サウナ人口増大、水風呂人口増大に向け、日々布教活動をしていきたいと思う。
ところで、先月発売の日経トレンディの私の記事が非常に好評とのことで、編集者の方からお褒めの言葉をいただいた。
まだ日経トレンディ11月号の私の記事をお読みいただけていない方は是非ご覧ください!
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100331/1031367/
お陰様で、来月は文化放送に出演することが決まり、来年もラジオ出演の話が来ている。
詳しい内容は決まり次第ご連絡したいと思うので、是非、お聴きいただきたいと思う。
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
ポジティブ心理学で有名なペンシルベニア大学のマーティン・セリグマン博士が提唱している理論の中に幸福になるための5つの要素PERMA モデルというものがある。
PERMA モデルとは
Positive Emotion
Engagement
Relationships
Meaning
Accomplishment
の頭文字をとって名付けられている。
この中で、私自身を振り返ってみると、
「Positive Emotion」については確かにそう思うが、いつもというのは難しく感じる。
「Relationships」「Accomplishment」についても、確かに重要であるがこの5つの中では重要度が低いように思う。
私としては「Engagement」「Meaning」が最重要だと思う。
私自身にとって「サウナ」とは、「サウナで世界を救う」という大義名分のもと、何よりも時間を割き没頭してきたことだ。
極めようと思い研究し、おかげで、自分自身大病を患ったことが一度もないし、心と体のバランスが取れていると思う。
そして幸せだと思える自分がいる。
私は「サウナと水風呂」で人を幸せにできると信じている。
是非、皆さんも「サウナと水風呂」で、幸せになっていただきたいと思う。
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
同じコンサルティングをしているのに結果が違うのはなぜか?
右肩下がりの業績をV字回復させるのは並大抵のことではない。
だが、方法はある。
それを教えるのが私の役目だが、教えた通りのことをやり、V字回復し、何年も右肩上がりになるクライアントがたくさんいるなかで、一時は回復するがその後また下がってしまうクライアントもいる。
その結果の大いなる差は何か?
その大いなる差は
私の言ったとおりのことをするか、
我流でやるか、
の違いである。
最初は右肩下がりを止めるために必死なので、私のいうことをきくが、V字回復し始めると、我流でやり始めるクライアントがいる。
そのクライアントはせっかく一時上がったのに案の定また下がり始めることとなる。
成功する方法があるのならば100%徹底して真似すれば良いというのが私の考えだが、能力の無い人ほど、自分の考えにこだわったり違う方法を探し求めたりするものである。
だから上手くいかなくなるのだが、それが分かっていない。
変なプライドもあるせいか、言われた通りにしたり真似することに抵抗感があるのだ。
素直な人が成功するのは安っぽいプライドを捨て、言われた通りにし続けるためだ。
永遠に言われた通りにし続けるわけではない。
安定期に入るまでの3年間だけだ。
私のV字回復手法だと、早ければ2ヵ月目には右肩下がりが止まり、3ヶ月目にはV字回復し始めるのだが、その手のクライアントは回復し始めて数か月もしないうちに我流でやり始める。
最悪のパターンは右肩下がりから一時V字回復し、またすぐに下がり始めることだ。
なぜ最悪かというと、一時、お客様に期待させておいて、その後裏切っているからである。
この裏切られたお客様を再度呼ぶことは非常に難しいといえる。
そうならないためにも、最初だけではなく安定期に入るまでは言われた通りにしていただきたいと思う。
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
以前、ある経営者から、どのような方を支配人にすれば良いかと聞かれたことがあった。
その時の私は、
第一に人間性
第二に経営者意識
第三に容姿
と回答した。
第一の人間性について、私はどんな業種業態であれ最も大事であると思っている。
これは言うまでもなく地球上のあらゆるビジネスは人と人とのつながりによって成り立っているからである。
第三の容姿については、私はその人の生き様、哲学、思想が顔に出ると思っているからだ。
また、顔だけではなく、その所作にも生き様が出てくると思っている。
第二の経営者意識について、
今回はある居酒屋の話をしたいと思う。
先日、博多に行った際のことである。
裏通りを歩いていて、偶然通りかかった店の前で私は足を止めた。
店頭に貼られていたポスターに美味しそうな唐揚げの写真があり、金賞受賞の文字が目に飛び込んできたからである。
無くなり次第、閉店というのも気になった。
店は閉まっており、店内には誰もいなかった。
14時だし、唐揚げが無くなったのだろうと思い、帰ろうとしたその時、こんにちはと声をかけられた。
「夜のために仕込んでいる唐揚げがあるから大丈夫ですよ。油を止めてしまったので、今から油を温めるのでちょっとお時間をいただければ」の一言。
声をかけてくれたのは23歳のまだ若い店長さんだった。
もちろん、食べることにして、店内へ。
誰もいない店内で、彼は自分の生立ちなどを話してくれた。
生まれはどこで、育った環境や両親のこと、なぜこの会社に入社したのか、自分の夢。
唐揚げは本当に美味しかった!
最後に私は、店を閉めていたにもかかわらず、なぜ声をかけたのかを聞いてみた。
その回答は、
スーツを着ていたしキャリーバッグだったので、地元の方ではないと思ったから、常連さんや地元の人であれば、声を掛けなかったかもしれないとのこと。
このタイミングで声を掛けなければ、もう店には来てもらえないと思ったのだ。
経営者意識を持つとは、こういうことなのだ。
売上的にはたかがしれている。
だが、この感覚が重要なのだ。
ありふれた日常。
いつもと変わらぬルーチンワーク。
だが、その中に潜んでいる小さな出来事。
その小さな出来事が生む業績アップの種。
それに気づく者と気づかぬ者がいる。
悲しいかな、実は小さな出来事がまた起きることはない。
チャンスは二度とないのだ!
小さな出来事に気づく力。
その出来事にすぐに対応する行動力。
そのような資質を持った者が店舗の責任者であれば、業績は必ず上がるものである。
その気づきとそれに対応した行動力を、私は経営者意識と呼んでいる。
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康センター、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
私は永きに亘るサウナ入浴研究により「515サウナ入浴法」を考案し、セミナーや勉強会、サウナー育成講座などでご紹介し、サウナ⇒水風呂⇒休息のサイクルが重要だとお伝えしてきた。
私の場合、徹夜明けや疲労が溜まっている時に515サウナ入浴法を実践すると、露天のリクライナーなどでスッと気付かぬうちに眠ってしまう。
そして、その眠りはたった1時間弱の短時間にも関わらず、何時間も睡眠した時のように肉体的にも精神的にも疲労感がすっかり取れ、再生できるのだ。
このように復活できることこそが、サウナと水風呂の最大の魅力であり、サウナと水風呂無くしては絶対に叶わないリフレッシュ方法である。
私の場合、肉体的精神的疲労感がある時だけではなく、時間的に余裕がある時には常に露天や浴室内のリクライナーや畳コーナーで仮眠をとるようにしている。
私のプロデュースした温浴施設の露天や浴室にリクライナーや畳のコーナーがあるのはそのためである。
そして、私はこの一連のリフレッシュ方法を「4ステップサウナストーリー」と命名している。
もちろん、サウナ、水風呂のあとに休息を取るだけでもリフレッシュはできるが、仮眠を取るとその度合、復活レベルが全く違うのだ。
私は、この裸のままで取る仮眠を30年近く実践してきたためにハードワークにも関わらず、大病を患ったことが一度もない。
これは紛れもない真実である。
私は特に食生活を意識したり健康的な生活を送っているわけでもないのに大病を患ったことがないのはすべてサウナ&水風呂&休息&仮眠のお蔭なのだ。
それに早期の風邪であればサウナで治療もしている。
まさに私にとってのサウナは医者いらずなのである。
是非、日頃から肉体的精神的疲労が蓄積している方は「515サウナ入浴法」と「4ステップサウナストーリー」をお試しいただきたいと思う。
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温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
サウナの良さを一言でいうと、何ですか?
と聞かれることが度々ある。
その際の回答はいつも同じだ。
「トリップできるから」
である。
サウナに入り、その後水風呂に入り、そして横になり外気にあたる。
その一連の行動により脳がとてつもない快感を憶え別世界へと誘うのだ。
もちろん、サウナや水風呂のレベル、その日の天候にも左右されるが、この感覚を覚えた人間はサウナの虜となり、死ぬまで逃げることができなくなる。
そう、一生サウナと付き合うこととなるのだ。
それが、私が常々言っている
「サウナ=人生、人生=サウナ」
である。
人生、悲しいこともあれば辛いこともある。
死にたくなることもあるかもしれない。
でも、そのような状況の時にサウナと水風呂に入ると、生きる力が漲りはじめ「もう一度頑張ろう」と思えることもあるのだ。
私は、私がそうであったようにサウナで人を救えると考えている。
それが私の使命であり、これからもサウナ伝道師として、サウナの素晴らしさをより多くの人々に伝えていきたいと思う。
皆さん、これからも応援宜しくお願いします!
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温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
人件費が高い。
会議などでよく聞くフレーズだが、そもそも何を基準に高いという話なのだろうか?
先日も、某温浴施設の社長とお会いした際にうちは人件費が高くてどうすれば下げられるのか知りたいとのことであったが、ヒアリングしてみると、そもそも予算を立てていない。
私はいつも疑問に思う。
なぜなら、まともな人件費予算を立ててもいないのに「高い」と言っているからである。
年間の人件費予算、月間の人件費予算、日別の人件費予算、時間帯別の人件費予算、これらを緻密に組み上げて、はじめて「高い」かについて論じることができると私は思っている。
そもそも、人件費予算は売上予測、客数予測を基準に作成されるもので、売上予測、客数予測が現実と乖離したような事態に陥れば人件費予算は意味のないものとなる。
よって温浴企業にとっては毎年毎年精度の高い売上予測、客数予測を行い売上と客数の年間、月間、日別、時間帯別の予算を作成することから一年が始まるのである。
それらを基に作成されるのが年間、月間、日別、時間帯別の人件費予算であり、それを基に作成されるのが日々のワークスケジュール、ようはシフトと呼ばれるものである。
だが、大多数の温浴施設は予算立てすることなく単純に何人必要だからという曖昧な理由で日々のワークスケジュールを作成し、それが予算に合致しているのかチェックもできないでいる。
私は人件費について論ずるのであれば最低限これらの予算をまず立てるべきだと思っている。
そして、会議の場で人件費について論ずる内容は、まず人件費の予算に対してプラス何%だったのか?
あるいはマイナス何%だったのか?
その要因は何だったのか?
ということであり、会議で重要なのはそれらについてこと細かく論じ、今後の対策を練ることだと思っている。
だが、実はここに落とし穴がる。
翌月初旬の会議で、前月の人件費について論じても既に当月は始まっているため対策を練っても対応が遅れるのだ。
理想は翌月初旬の会議で、前月の人件費を論ずるのではなく来月の人件費を論ずることだが、そこまで先のワークスケジュールを作成している企業は稀である。
それではどうすべきなのかというと、毎週頭に週間業績会議を行うのである。
人件費に関してはこの週間業績会議で翌週の人件費に関する対策を論じるのだ。
毎週毎週、翌週に対する対策を講じていけば、月間の人件費予算をクリアすることも可能となるのだ。
温浴施設の経営に携わっている皆さんに是非ご理解いただきたいのは、「施設経営は予算から始まる」ということである。
今年も残り5か月となったが、まだまだ挽回することは可能なので、是非、週間業績会議を実施していただき予算を達成していただきたいと思う。
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こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
本日の日経新聞に「2013年度のエネルギー自給率は6%。3年前の20%から大幅に低下し、1970年代の石油危機前(9%)を下回る」という衝撃的な記事が掲載されていた。
日本には48基の原発があるが、このうち4割の19基が再稼働を申請したが、老朽化や活断層がネックで再稼働が絶望的な原発も少なくないとのこと。
温浴業界は震災以降エネルギーコストの高騰に喘いでいる。
エネルギーコストはこの3年で、30%アップしている。
温浴業界ではかつてないほどの経費削減に追われ、疲弊した温浴施設の中には廃業や売却といった状況に追い込まれた施設も増大している。
原発が再稼働し、ガスが自由化され、シェールガスが入ってくれば状況は変わるが、そのような状況になるまで温浴施設は戦い続けなければならない。
確かに温浴業界を取り巻く環境は非常に厳しいが、そのような中でも業績を上げ続けている弊社クライアントは多い。
では苦しむ施設と弊社クライアントの差は何なのだろうか?
もちろん、ムダな経費は同様に削減している。
大きな違いは独自固有性を発揮していることと、ハード面に頼らずにソフト面に着目し接客やイベントなどを強化していることだと思う。
例えばお子様ランチを見直し玩具のレベルを大幅にアップし、お子様客を5%以上アップした施設や、飲食のメニューを見直し徹底的に味を良くし10%以上アップした施設など、ある一点に資源を集中し他の施設が及ばないほど深掘りすることで、徐々に客数売上を増やしているのだ。
ハードだけが集客の要素ではない!
ということを心から理解し、ソフト力の向上に真剣に取り組めば必ず勝機があると信じていただきたいと思う。
今の時代はハード先行ではなくソフト先行の運営をすべきであると私は考え実践している!
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!サウナ王が応援します!
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス 経営コンサルタント 太田 広