こんにちは、サウナ王です。
先日、ある温浴施設のオーナーから、「やはりガチャガチャはあった方が良いですか?」との質問があった。
その温浴施設にはすでにガチャガチャ(ガシャポン)が置いてある。
なぜ、そのような質問をされたかというと、お客様から「ガチャガチャを何故置くのか?置かない方が良い」と言われたからだそうである。
そのお客様からすると、子供がそれを目当てで来るそうで、毎回買わせられるから、ここにはあまり来たくないとのことであった。
今回の質問に対して、私は「もちろん、置くべきであり、さらにABC分析し、ただ置くのではなく一台一台の内容も見直し、台数を増やすべきだ」と返答した。
理由は子供にも来店動機は必要だからである。
子供がその温泉に行きたいといえば、親か祖父母が連れてくることになる。
子供が欲しがった際に買うかどうかは同伴してきた大人が判断することであって、べつに買わなくても良いのである。
祖父母からすれば何も無い温浴施設よりも、ガチャガチャやキッズコーナー、ゲームコーナー、マンガコーナーがある温浴施設の方が、孫を誘いやすいともいえる。
ということはそれらを充実させることが、逆に喜ばれる場合もあるということである。
実際に他の温浴施設において、キッズコーナーを作ったり、マンガコーナーを作った際に「これなら孫を連れて来られる」といった祖父母もかなりいたのも事実である。
子供は大人を連れてきてくれる。
これが祖父母であれば御食事をしてくれる確率は大幅にアップする。
買うか買わないかは同伴してきた大人の判断である。
温泉・温浴施設側はいろいろなシチュエーションを想定し、その機会を出来る限り提供することが重要なのである。
その一つがガチャガチャであり、より充実させるべきだと考える。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
皆さんの温浴施設ではどのようなイベントをしているのであろうか?
母の日に子どもたちからカーネーションや似顔絵をプレゼントされ、喜んだ経験をもつ母親は多いだろう。
確かにそれは素晴らしいプレゼントだが、お母さんは日々の仕事や家事、育児で心身ともに疲れている。
そんなお母さんにピッタリのプレゼントは温浴施設に連れて行ってあげることではないかと思う。
さらに温浴施設でマッサージやエステを受けさせてやれば、これ以上ないプレゼントだと思うのは私だけだろうか?
もちろん、温浴施設で食事もする。
帰宅後に食事をつくるのは非常に大変なので、食事も済ませ、あとは寝るだけにしてあげれば大喜びのはずである。
ダメ押しは出張似顔絵師によるお母さんの似顔絵プレゼントと無添加の手作り石鹸、無添加のシャンプーやコンディショナーの入浴セットをプレゼント。
似顔絵は額に入れてプレゼントするので、思い出づくりもバッチリである。
さらに似顔絵と一緒に家族の写真も撮って、それもプレゼント!
だが、温浴施設で、このようなプランを打ち出している施設は非常に少ないのが現状である。
温浴施設は地域社会に貢献できる素晴らしい施設である。
こんな時こそ、その真価を発揮する時である。
是非、心身ともに疲弊しているお母さんを救ってあげていただきたいと思う。
さあ、次は父の日である。
是非、喜ばれる父の日プランを販売していただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
NIKKEIプラス1に子供がリラックスできるときと題した調査結果が発表されていた。
小学5年から中学3年までの男女200人を対象に「リラックスできるとき」について複数回答で聞いたところ、
1位 お風呂に入っているとき
2位 テレビを見ているとき
3位 夜寝ているとき
4位 ベッドで自分の部屋で横になっているとき
5位 友達と直接会っておしゃべりしているとき
6位 好きなお菓子を食べているとき
7位 テレビゲームをしているとき
8位 家族で夕食を食べているとき
9位 トイレに入っているとき
10位 スポーツをしているとき
という調査結果であった。
人知れず悩みを抱えている子どもたちはストレスを発散する場所を求めている。
なんと!それが、お風呂だったのである!
これは温浴業界にとっては朗報といえる。
なぜなら、子どもの頃から、お風呂でストレスを解消しリラックスしている子どもたちは大人になってからも同じような行動を取り、温浴施設に行きストレスを解消する可能性が高いからである。
調査によると、お風呂での楽しみ方は「1人でボーっとできる」(小学生)、「好きな音楽を聴きながら歌っている」(中学男子)など様々で、中には「冷え症なので」(小学女子)といった切実な悩みもあったそうであるが、実はお風呂好きは女子に多いと思いきや、小学生、中学生ともに男子の割合が高く、6割前後が選んだそうである。
なんと!これは素晴らしいことである!
特にこの男の子たちが将来サウナ好き、水風呂好きになる可能性が最も高いからである。
重要なことは子どもの頃から習慣化させることである!
将来のお客様を子どもの頃から育てるのである!
ところで、温浴・温泉施設の中には小学生以下のお子様をお断りする施設も増えているが、正直成功している施設は少ない。
成功しているのはごく僅かなグレードの高い温浴施設だけである。
中途半端な温浴・温泉施設が子どもの入館を拒否しても、そのことで子どもを嫌がる大人が増えて売上が上げるかというと、そうではない。
逆に子どもを拒否することで、その家族も含めた売上を喪失し、トータルで見たときに、家族連れを入館させていた時の方が、売上が高いのが実情である。
これでは子どもの入館を拒否する意味が全くない。
本末転倒と言わざるを得ない。
子どもは一人では来ない!
子どもは必ず誰かを連れて来てくれる!
子どもを受け入れることで、館内インテリアや設備の破損が多くなるかというと、ほんの僅かな影響しかないのである。
確かにオペレーションだけを見れば大人だけの方が楽だが、手間を惜しんで売上を喪失するよりも、手間を掛けて売上をきちんと上げる方が良いに決まっている。
ところで、中には子どもの入館を認めていても、オムツの取れていない子はお断りとしている温浴施設も多い。
なぜそうするかというと、浴槽の中でうんちやおしっこをされないようにだが、お年寄りも同様のことは度々起きるのである。
弊社の直営施設でも、オムツの取れていない子よりもお年寄りにされることの方が数倍多い。
であれば、出来るだけファミリーに来てもらう方が良いに決まっている。
それにオムツの取れていない子どもがいる親は心身ともに疲弊していることが多い。
実は親にとっても温浴施設は必要なのである。
ようはオムツの取れていない子の入館を拒否しているということは温浴施設を本当に必要としている人たちを拒んでいるのである。
温泉・温浴ビジネスは地域社会に貢献できる素晴らしいビジネスのはずなのに、温浴施設側が拒否したら、地元に根差した経営は絶対に出来ない!
私が予てよりずっと言い続けているように、温浴・温泉ビジネスは3世代が一緒に楽しむことが出来る素晴らしい事業である。
子どもを拒否するのではなく、ファミリーに出来るだけ多く来館してもらうように温浴施設全体で取り組むべきである!
少子高齢化が叫ばれる中、せっかく子どものストレス解消、リラックスするための場所にお風呂が選ばれたのだから。
家族連れを呼ぶための工夫については皆さんの温浴・温泉施設でも、ハード・ソフトそれぞれ取り組んでいることと思われるが、多くの施設が間違っていることがある。
それは子どもが心身ともに楽しめるようになっていないことである。
ようはハード・ソフトのどちらも、ただあるだけ、ただやるだけで、温浴施設側の独り善がり、自己満足に終わっているからである。
自己満足に終わらず、本当に家族連れを呼びたいのなら、押さえるべきポイントが3つある!
それについて詳しくお知りになりたい方はご連絡いただきたいと思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広