こんにちは、サウナ王です。
今日は私が考えるパート・アルバイトと社員、役員の定義についてお話しようと思う。
私が考える社員とパート・アルバイトの定義は、
「企業・施設の経営資源を有効活用し、最大売上、最大利潤を創出する者」
である。
だが、社員とパート・アルバイトでは、同様の仕事をしているように見えたとしても、実は大きな違いがある。
その違いは数値責任である。
一般的には、パート・アルバイトに数値責任を負わせることはない。
パート・アルバイトにも、目標を設定し、それが時給に反映することはあるが、最終的に数値責任を持たせることはない。
だが、社員は違う。
数値責任を果たすことができなければ、減俸や配置換えといった形でかえってくる。
役員の場合は、社員よりもさらに重い数値責任を負っている。
それでは役員の定義とは何か?
役員とは取締役以上の役職で業務執行や監督を行う幹部社員のことだが、
私の定義では
「今までにない新しい売上を創出することができる者」
のことだと考えている。
私が考える社員と役員の違いは、
社員は
「既存の売上や利益の最大化が使命」
なのに対し、
役員は
「今までにない新しい売上や利益を創ることが使命」
である。
さて、皆さんの温泉・温浴施設では、社員が社員の責任を果たし、役員が役員の役割を全うしているだろうか?
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
日経の春秋欄に「江戸と上方の大工仕事」についての記事が出ていた。
【江戸と上方の大工仕事を比べて、古くはこんな例え話しがあったそうだ。
「江戸は100人の手間がかかっているようでいて、じっと見ると80人の手間しかかけていない。上方は100人のようでいて実は150人の手間がかかっている」
だから、見てくれにこだわった江戸と違い上方の仕事はねついなどと言った。
「ねつい」とは、粘り強い、綿密でねちこいといった意味である。
人の目の届かぬところでも手を抜かず、そこまでやるか、というほど念を入れる】
という記事である。
ここで考える必要がある。
江戸と上方の差は何なのか?
「ねつい」の差なのか?
私はその差は二つあると思う。
ただし、前提条件は江戸と上方の大工の技術レベルは同等だということである。
技術レベルが同等で結果に差が出る場合は、その仕事に対する「思い」の差だと思う。
ただ仕事としてやっているのか、志を持ち、使命と思い、何か(誰か)の為にやっているのか、の差に違いないと思う。
だが、その他にもう一つあると思う。
それは「管理監督者の能力の差」である。
実は、私は結果の差はすべてリーダーの差だと思っている。
田中芳樹さんの著書である「銀河英雄伝説」で言っていたことがある。
もともとはアレクサンダー大王かナポレオンの言葉を引用したらしいが、「一頭の獅子に率いられた羊の群れは一頭の羊に率いられた獅子の群れを駆逐する」というものである。
ということはどんなに素晴らしい技術者を揃えていても、集団の力を最大限発揮するためには指揮官の能力で決まるということなのである。
企業として取り組まなければならないことは現場指揮官の育成に他ならない。
これを疎かにすれば滅びゆく以外に道はないのである。
是非、皆さんも指揮官の育成に全力を挙げていただきたいと思う。
弊社では他社にはない幹部研修を行っているので、是非こちらをご覧いただきたいと思う。
成長度20%アップの太田式超研修法を駆使した社員研修
https://www.rakurakuhd.co.jp/menu/training.html
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こんにちは、サウナ王です。
教育心理学における心理的行動にピグマリオン効果と呼ばれるものがある。
簡単にいうと、「教師が期待することで、学習者のやる気が引き出され、成績が向上する現象」をいう。
この効果については、導き出された実験方法に批判の余地があり賛否両論あるが、私はこの効果を信じている。
ただし、やみくもに「君は頭が良い」、「君は勉強ができる」、「君は本当に素晴らしい」などと、ただ言い続けることでは成績は上がらないと思っている。
私が考えるピグマリオン効果にとっては、ある要素が不可欠だと思っている。
それは「愛情」である。
そこに愛情があるかどうか、相手の成長が決まると思っている。
ただ、美辞麗句を並べたてれば、それで成長するなどということはないと思っている。
だが、そこに愛情があれば必ず成長することを、私は数多く見てきた。
年頭にあたり皆さんにお願いしたいのが、「自社のスタッフに愛情をもって期待し、積極的にプラス思考の声掛けをし続けていただきたい」ということである。
多くの経営者が「うちには人材がいない」といわれるが、家族経営の企業から一部上場企業までご支援してきた私からすればどの会社にも人材は必ずいるのである。
人材は経営者が心の底から今いる自社のスタッフを「人材」だと思えば、必ず人材に成り得るのである。
是非、外に人材を求めるのではなく、今いるスタッフの中にこそ、人材を求めてほしいと思う。
そうすることが、実は業績向上の第一歩であることに早く気づいていただきたいと思う。
リーマンショック以降、厳しい状況が続いている温泉・温浴業界に今必要なことは「自社内に人材がいると心の底から思うこと」なのである。
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こんにちは、サウナ王です。
日経にこんな記事が出ていた。
社会人は「満たされている人」と「満たされていない人」がいるという。
「満たされている人」とは自分の生活や仕事に対して比較的、満足度の高い人のことを指す。
例えば、小さい頃から家族や友達の愛情に恵まれ、生活環境も比較的恵まれて育った人は、努力したり頑張ったりしなくても常に周囲の人間から愛情を注がれているために「満たされる」ことに対しての欲求はあまり強くないまま社会人になってしまうケースが多い。
このようなタイプの人は概して友達も多く、優しい雰囲気を周囲の人に醸し出せるという特徴がある半面、満たされている分だけ「認められる」という必要がないので人に気を配ったり評価されたりすることに大きな喜びを感じられないという問題点が生じやすく、職場で何度注意しても同じミスを繰り返したり、お客さんや取引先に気配りができなかったりする。
それは、ある意味、愛情に満たされた幸せな生活を送ってきたために「認められる」ということに対して貪欲な気持ちが持てないことの表れの一つだというのだ。
これに対して、「満たされていない人」は、小さい頃に周囲の人が忙しくてあまり構ってもらえなかったり、兄弟同士で競争をさせられたり、愛情が100%注がれにくい環境で育った人に多く見受けられるそうである。
このような人は、常に「満たされていない」という精神状態に置かれているので、他人から評価されるための努力を惜しまない傾向が強く、第三者から評価され、褒められるということがその人にとっての存在意義であり、お客さんに対しても評価されたい気持ちを強く持ち続けるので、精いっぱいのサービスを提供することを心がけるという。
お客さんだけではなく、経営者や上司を喜ばせることにも全力を尽くせる人は、ある意味、その満たされない気持ちを「仕事」という業務で穴埋めしているケースが多いそうで、このようなタイプの人は「売る力」を潜在的に備えているケースが多く、経営者や上司にとっても「褒めれば伸びる」という単純なタイプなので、非常に育てやすい人材だそうである。
もちろん全ての人にこの法則が当てはまるわけではないが、少なくとも性格の良さや相性、雰囲気という「売る力」とは関係のない判断材料よりは、採用の際に的確な判断を下せる条件といえるのではないかとまとめている。
さて、皆さんのスタッフは果たしてどちらのタイプであろうか?
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こんにちは、サウナ王です。
私は餃子の王将の会員である。
私は仕事がら全国の餃子の王将に行く機会が多いが、餃子の王将全店の中で日本一の接客だと思う店舗がある。
餃子の王将の武蔵溝ノ口駅前店である。
他店に比べ優れている点は
1. あいさつの徹底、一人があいさつするとこだまする
2. 清潔感がある
3. よく訓練されており、ホールスタッフ同士の連携が非常によく取れている
の3点であるが、特に素晴らしいのが3である。
例えば、
・ ウエィティングのお客様に合わせて、「お後一名様、三名様お待ちです」とスタッフがホールスタッフ全員に伝達すると、他のスタッフはお待ちのお客様に合わせたテーブルから最優先でバッシングを始める。
・ 空いているテーブルがない場合の中間バッシングが徹底されている。ただし、下げなくても良いとお客様から言われた場合は他のスタッフに「●卓様バッシング残しです」等と伝えることで、他のスタッフが同じお客様に中間バッシングすることを防いでいる。また、最終バッシングの際に食器だけ下げた場合は「●卓ダスターで空きます」と他のスタッフに伝えている。
・ ご案内が「ご新規●卓様ご来店です」と言うと、他のスタッフから「ご来店ありがとうございます」等のあいさつがある。席に付き、オーダーをすると、「●卓様、オーダーいただきました」との声に「ありがとうございます」等のあいさつがこだまする。
・ 「●卓様お帰りです」の声に対して、またあいさつがこだまする。
よいオペレーションを行う飲食店において、共通して私が感じること、それは
「リズム感」
である。
この「餃子の王将」武蔵溝ノ口駅前店には素晴らしい旋律を感じる。
これだけのオペレーションを行うには相当のトレーニングが必要であるが、この店舗と他店との違いはOJTではなく、机上で行うOffJTにあるように思う。
それと、店舗責任者によるピークタイムのシフト体制が素晴らしい。
募集・採用・育成・管理がきちんとできている証拠である。
ところで、なぜ、同じチェーン店でここまでオペレーションのレベルが違うかといえば、それは店舗責任者のレベルの違いに他ならない。
ファミレスや居酒屋など大手チェーン店では基本的な仕組みはどの店でも同様であり、立地や人口等もほとんど変わりがないのに、なぜ売上やコスト等に差が出るかというと、それは紛れも無く店舗責任者の能力の違いに他ならないのである。
その能力差は最大で20%といわれている。
能力のある店舗責任者とレベルが低い店舗責任者では最大で20%も変わるのである。
これは温浴施設でも同様である。
お分かりいただけただろうか?
どれだけ、管理者を育成することが重要であるかを。
弊社の幹部社員研修ではオペレーションに関する研修も行うので、ご興味の御有りの方はご連絡をいただきたいと思う。
045-324-4137(サウナ王 太田広)
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こんにちは、サウナ王です。
昨日、研修先のスタッフが書いた感想文を整理していて感じたことがある。
私は感想文を一人ひとり参加者ごとにまとめているので、過去から現在にかけての文章を読めば、どのくらい成長しているのかを把握することができる。
実際にそのスタッフの仕事ぶりを見たことがない方でも、そのスタッフが書いたすべての感想文をご覧いただければ、そのスタッフのレベルがある程度分かるから不思議である。
ところで、その研修先の温浴施設は初めて研修をさせていただいてから3年近くが経とうとしている。
その間、基本的なリーダー育成研修から始まり、数ヶ月毎にステップアップし、さらに幹部研修も終了し、今では日本初の研修を試みている。
まだ、この日本初の研修は開始したばかりなので、結果についてはどのようになるか分かりかねるが、毎月研修を行っていると各人が確実に成長しているのが実感できて、非常に嬉しく思う。
最初はレベル的にはそれほどでもなかった参加者もいたが、現時点では彼らは明らかに強力な戦力となり、会社に大きく貢献している。
実際にその施設ではリーマンショック以降、2年連続で前年売上を大幅に上回っている。
さらには東日本大震災以降も、毎月前年売上を大幅に上回っているので、本年度も確実に前年を大きく超えるだろう!
経営者の口癖に「うちには人材がいない」というものがある。
だが、本当にいないのだろうか?
実は人材はいるのである!
人材は実は心の中にいるものなのである。
経営者が自社のスタッフを「人材」と思えば人材となるのである。
なぜ、「人材」と思えないのだろうか?
その最大の理由は
「欠点ばかりに着目するから」である。
ダメな点、できていない点ばかりを見てしまうから、人材と思えないのである。
だが、視点を変えて、彼はこんな事ができるのか、こんな長所があったのか、これが得意なんだな、というように出来る限り、スタッフの良さを発見し、その良さを伸ばす環境を整えようと考えれば、その瞬間から「ただの人」だったのが「人材」に変わるのである。
皆さんは将棋を御存じだろうか?
一往、私は初段なので、少し話をさせていただくが、
「歩」という駒は、一歩ずつしか進めない一見すると弱そうな駒であるが、実は敵陣に入れば「と金」に成り、「金」と同じ攻撃力を備える駒である。
「金」は「王」を守る重要な役目を担い、時に敵陣にて相手の「王」をしとめる強力な駒ともなる。
実は将棋の強い人ほど、「歩」を大切にするものである。
「歩のない将棋は負け将棋」という格言を聞いたことがあると思うが、その他に「一歩千金」という格言がある。
一歩ずつしか進むことができない駒ではあるが、大事に上手く使えば値千金の働きをするという意味である。
これらの格言は「一歩」を大切にすることの重要性を説いている。
人を将棋の駒にたとえては失礼だが、経営者の考え方次第で「歩」は「金」となり、それ以上の働きをするようになるということである。
「飛車」や「角行」ばかりを大切にし、その他の駒を大切にしないと、いずれ「飛車」や「角行」も逃げていくことになるだろう。
私のクライアントはたまたま素晴らしい業績の施設が非常に多い。
その最大の理由は「無い物ねだり」をしないことである。
現在のスタッフを素晴らしい戦力であると確信し、一人ひとりの能力を今まで以上に高めていこうと覚悟を決めた時、道は拓けるのである。
「歩」が「と金」になった時のことを想像していただきたい。
「と金」となったスタッフが現場で「金」の働きをし、経営者の思い・考えを上手く現場に落とし込み、お客様満足度が向上し、結果として業績が上がることを。
本心から信じれば、これが現実となるのである。
私が行っている研修は「歩」が「と金」となるために必要な知識・経験を積むための研修である。
人は大切にされれば、周りの人たちを大切にするものである。
私は研修を通して、参加者一人ひとりが「自分は素晴らしい能力を兼ね備えた唯一無二の存在である」ことを自覚していただけるように接し続けている。
こうすることが、人の能力を引き出す一因となると思っているからである。
私が行っている研修にご興味のある方はご連絡いただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
最近は温浴施設でも、ブログやツイッターをやる施設も増えてきている。
メリットとしてはそれらをやることで、施設をより身近に感じてもらう効果や、ホームページだけでは上手く伝えきれない情報をタイムリーに伝えることができたり、SEO対策などが考えられる。
だが、一番のメリットはスタッフの育成効果ではないかと思っている。
ブログを書くのは温浴施設の場合では経営者かスタッフであるが、おススメはスタッフが書くブログである。
理由はブログを通して成長することが出来るからである。
ポイントはスタッフの持ち回りにせず、一人のスタッフに最低3ヶ月以上はブログを書かせることである。
スタッフの持ち回りでは自分に担当が回ってくることが少なく、成長することがなかなか出来ない。
読者に対して、内容だけではなく、文章的なレベルまで問われるので、真剣に一人で書き続けると必ず成長するのである。
一人で書き続けると、2、3日に1回の施設情報の提供でも、すぐにネタが尽きてしまう。
そのために、今まで考えていなかったことも考え、いろいろなことにアンテナを張り、あらゆる情報を入手しようとする。
あの手この手で入手した情報をブログを通してきちんとした文章で分かりやすくお客様にお伝えすることで、必ず成長することになる。
内容の伴うきちんとした文章を書き続けることは文章力だけではなく、センスが問われることになる。
また、会社の代表者として、正しい知識を持たなければならず、一人よがりの文章ではなく、読者が満足する内容を書き続けることで、責任感の醸成にもつながるので、管理者候補社員などにはおススメの育成手段の一つとも言える。
是非、貴社の幹部スタッフにもブログを書かせてみてはどうだろうか?
その際の注意点は、必ず添削と最終チェックをしなければならないが、基本的には出来るだけ本人を尊重することである。
少しの間我慢していると、徐々に内容も文章も良くなり、本人も楽しそうになってくるものである。
こうなればしめたものである。
必ず成長している。
よくクライアントから相談されることに、
「彼に役職を与えようと思うんだけど、どう思う?」
「彼をリーダーにしようと思うけど、大丈夫だろうか?」
といったことを聞かれることがあるが、いきなり役職を与えるのではなく、ブログやアンケートへの回答などをやらせて、様子をみてはどうかと思う。
それがきちんと務まった後に役職を与えても遅くはないと思う。
まだブログやツイッターをやっていない温浴・温泉施設の方は是非、やってみてはいかが?
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