こんにちはサウナ王です。
皆さんは餃子の王将に行ったことがおありだろうか?
餃子の王将には『ぎょうざ倶楽部』という会員制度がある。
この会員制度が非常に良くできている!
『ぎょうざ倶楽部』の会員特典は下記の通りである。
・税込ご利用代金5%割引き
・お誕生日月に1,000円割引き
・抽選で2,000円分のお食事券をプレゼント
http://www.ohsho.co.jp/gyozaclub/event.html
会員になるためには募集期間である8月1日~11月30日までに500円ごとに1回押印されるスタンプを20回個集めなければならない。
真骨頂なのは一度会員になった者でも毎年更新されるわけではなく、毎年同じように募集期間内に500円ごとに押印されるスタンプを20個集めなければ次年度の会員になれないことである。
これは凄い!!!
このシステムの導入により、俗に言われる幽霊会員がほとんどいないことになる!
ようはロイヤリティーの高いお客様だけが会員となり、さらに毎年更新している会員は信者客化するわけである!
めちゃくちゃハードルの高い会員制度であるがこれは凄い会員制度である!
温浴施設の場合、新規会員の募集は各種特典をつけ、ご来店時の入浴料金を割引くなどメリットをふんだんに盛り込み会員になっていただいているわけである。
さらに更新時期になるとDM等により更新のお知らせをするが、もちろん更新料無料で特典までつけて更新を促している。
ようは温浴施設はめちゃくちゃハードルを低くして、会員様になっていただいているわけである!
そのため、一回限りの会員や他県の会員など、ほぼ幽霊会員に近い会員が多数を占める施設も多い。
にもかかわらず、会員管理は煩雑となり、DM等の経費もバカにはならない。
餃子の王将の会員はロイヤリティーの非常に高い会員様である。
某外資系コンサルティング会社によると、新規獲得にようするコストの1/5から1/10で既存顧客の維持が可能だそうである。
また、離反顧客の再来店には新規顧客獲得の10倍近いコストがかかるそうである。
ようは既存顧客を大切にし、さらに優良顧客を増やすことができれば施設経営は安定化するわけである。
幽霊会員に対して、人件費を掛け、DM等の経費を掛けるよりも、既存顧客を大切にし、その中でロイヤリティーの高い優良顧客に対してのみ、さらに喜ばれる特典をつけ、少しずつ優良顧客を増やしていくことが、これからの施設経営には求められるのではないだろうか。
実は温浴施設でも餃子の王将のような会員募集を実施することは可能である。
やり方についてはご連絡いただければお教えしますので、ご興味のある方はご連絡ください。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
温浴・温泉ビジネスの業績アップ請負人、新規出店開業コンサルタントのサウナ王が応援します!
こんにちは、サウナ王です。
私は新しいレストランや居酒屋など飲食店を探すときに飲食店情報サイトを利用している。
特に「ぐるなび」と「食べログ」を使っている。
なぜなら、日本中の飲食店のほとんどはこれらのサイトに登録されており、食べログの口コミや点数、ぐるなびの店側からの情報、それぞれを総合的に判断することで、良い飲食店を当る確率を高めることが出来るからだ。
私の顧問先の社長さんも数名しか知らなかったが、皆さんはこの二つの飲食店情報サイトをご存知だろうか?
実はスーパー銭湯や日帰り温泉、サウナ、健康ランドの中には飲食のみの利用が出来る温浴施設が若干ではあるが、存在する。
最近の温浴施設の飲食部門は近隣の飲食店に勝つ位のレベルが必要とよく言われるが、実際にそれを意識して経営している温浴施設はほとんど無きに等しい。
ちなみにリラクゼーション部門も同様である。
もし、近隣の飲食店と本気で戦うのであれば飲食業界が当たり前のように行っている戦略・戦術・戦闘以上の戦いが要求されるが、ぐるなびや食べログに登録されている施設は皆無だ。
現在、温浴業界以上に厳しい状況が続いている飲食業界では待ちの営業ではなく、攻めの営業を行っているが、飲食業界に比べ温浴業界はいまだ待ちの営業を行っている施設がほとんど。
例えば、食べログに登録すると、常に点数が気になる。
そのため、常に経営改善し、お客様から支持されるお店づくりを心掛けるようになる。
こういう姿勢が非常に重要である。
最近、iPadやiPhone4が発売されたが、飲食企業の中には多機能携帯電話を活用した販促策が広がっている。
ドミノピザではiPhoneで注文する顧客の所在地をGPSで読み取り、注文できるソフトの配布をはじめた。
これにより、ピクニックなどで正確に住所が分からなくても出前を頼め、行楽地など屋外からの注文にも対応するとのこと。
もし、温浴業界でも、このような戦略が取れるようになれれば、花見やピクニックの後に送迎バスでお迎えに行け、「その後、温泉でもどうぞ」などという企画ができるようになるかもしれない。
他業界には学ぶべき点が非常に多い。
実際に業績を伸ばしている顧問先の多くは温浴施設の飲食部門という意識ではなく、単独の飲食店として近隣の居酒屋やレストランを常に調査し、対抗している。
これからの温浴業界も、もっと積極的に他業界に学び、良いものを取り入れるべきであると思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!