こんにちは、サウナ王です。
私は他業界の繁盛店、優れた施設を視察することが非常に多い。
理由は2つある。
1.スタッフの能力を高めるため。
2.ベンチ・マークにより、他社の優れた点を経営に活かすため。
1に関しては、
私は視察研修を通してスタッフの能力を高めることをしているが、これについては前回のブログで「効果が出る視察研修の具体的な方法」としてお伝えしているので、ご覧いただきたい。
2に関しては、
まず、ベンチ・マークとは大まかに言えば、他社の優れた点を学び、それを自社の経営に活用する手法である。
今回のブログでは、私が考えるベンチ・マークの活用方法についてお話ししたい。
ベンチ・マークには実は取り入れる側のレベルが問われる。
なぜなら、優れた点を吸収しようとしても取り入れる側のレベルが低ければ「良かった」「参考になった」で終わってしまうからである。
そのため、私は取り入れる側のSWOT分析を行うなどして、現状をきちんと把握した上で、現状必要としている「他社の優れた点」を視察し、ベンチ・マークするようにしている。
その際に取り入れる側のレベルに合わせ、ベンチ・マークの視察店舗を決めているが、視察店舗に求めるのは、
1.すぐに取り入れられる点があること
2.将来の目標となる点があること
である。
また、注意しているのはクライアントの状況を把握し、レベルが上がる度に視察店舗を変えなければならないということである。
最初は同業界・同業種の店舗を視察するが、クライアントのレベルが上がって行くと、それに合わせて世界の同業界・同業種の店舗、または全くの違う他業界の視察を行うことが重要となる。
私のクライアントはこの不況下でも業績が非常に良い。
確かにクライアントに独自の業績アップ手法を取り入れていただいていることもその理由の一つではあるが、ベンチ・マークにより「施設の目指すべき目標を常に提示している」ことも貢献していると考えている。
是非、皆さんの温泉・温浴施設でも、視察研修やベンチ・マークを上手く活用し業績を向上させていただきたいと思う。
弊社ではクライアントの現状に合わせた視察店舗をご紹介しているので、視察店舗にお悩みの方は是非ご連絡をいただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
B級グルメの津山ホルモンうどんで有名な岡山県の津山近隣には広告宣伝活動、営業集客等を一切行わずに口コミだけで繁盛している店がある。
もちろん、ホームページも無ければ、ブログやツイッター等もやっていない。
一つは中島ブロイラー、もう一つは滝川ホルモンである。
中島ブロイラーは岡山県久米郡久米南町里方にある自家製の鶏の丸焼きや焼き鳥を販売している店であり、レストランではない。
滝川ホルモンは岡山県勝田郡勝央町畑屋にあるホルモンを鉄板で焼いてくれる食堂である。
この2店に行けば分かるが、商売は立地や周辺人口が重要と言われるが、そんなものは一切関係無いことが分かる。
マーケティングも全く関係無い。
店構え、店舗デザインも最低レベルだ。
気を抜くと通り過ぎてしまうほど、目立たない。
両店とも、高級食材を使っているわけではない。
だが、両店とも、本当に美味しい!
こんなに美味しいブロイラー肉やホルモンは食べたことがないと思うくらい美味しい。
だからこそ、気が付くと、どこからかお客さんが集まって来る。
集客はすべて口コミだ。
理由は口コミされるくらいの味だから。
両店とも、長い年月をかけながら、オーナーが普通の食材を他が真似出来ないくらいに深堀している。
たとえ、普通の食材でも深化させれば立地や周辺人口に関係なく、商売が成り立つことを両店は実証している。
温泉・温浴施設も同様である。
『一つのもの』を他が真似出来ないくらいに深化させることができれば、立地や競合環境、周辺人口などはまったく関係が無くなるのである。
是非、皆さんの温泉・温浴施設でも『一つのもの』を極めていただきたいと思う。
実はそれが一番宣伝広告費を掛けずに集客する方法なのである。
口コミされるほどのものが無いから、広告宣伝費が掛かるのだ。
この不況下でも、私のクライアントの業績が好調な理由の一つは『一番』『唯一』をつくっているからでもある。
コストを抑えて集客をしたいのであれば、『一品』にこだわり、他に真似の出来ないものにすることである。
ところで、両店に行った際にはオーナーと話をしていただきたいと思う。
「味は人がつくる」ものであるということを再確認することができるので。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
温浴業界では施設内のレストランやマッサージ部門を附帯部門と呼んでいる。
温浴部門に附帯する部門という意味で使われているが、その温浴施設内のレストランやマッサージ、売店が、一般的なレストランやマッサージ店と比べ運営レベルが低いと思われている。
理由は附帯部門が入浴部門の集客に頼り切っているから。
そのため、近隣のレストランやマッサージ専門店にお客様を取られているのである。
マッサージ業界では60分2,980円などの価格破壊が起きているため、熾烈な競争を生き抜くために接客力や技術力を上げ、店内の意匠・演出に拘り、イベント・プレゼントサービスに知恵を絞るなど、日々努力し戦っている。
温浴施設のマッサージ部門はそれとは違う。
「今日は風呂のお客さんが少なかったから売上が低かったね」などと、マッサージの売上が上がらないのは自分たちの責任ではなく、風呂の集客が出来ていないからだと平気で施設側の責任にしたりする。
飲食も同様である。
巷のレストランや居酒屋では、あの手この手で集客・売上アップを図ろうと、血の滲むような努力をし続けているのである。
だが、温浴施設のレストラン部門はというと、施設側の集客頼みで、売上が上がらない責任は施設側の客数が減っているからだと、責任逃れをする。
各部門の責任者に、一般の店と同様に外からマッサージのみ、飲食のみのお客様を入れたらどうかという話しをしても、そういう造りになっていないからなどと言い訳をし、入浴客以外のお客様の集客をしようとしない。
温浴施設側の責任者や各部門の責任者が、巷のレストランやマッサージ店のように貪欲なまでに集客・売上アップを望んだら、確実に今まで以上の売上が上がるだろう。
そのような附帯部門を活性化するためには
・ 温浴施設の一部門という意識を捨てること、そして単体の店として運営すること
・ そのためには、まず各部門別の売上予算を過去の延長線上で組むことをやめ、レストランやマッサージの路面店として売上予測を立て、細かい経費予算を組むこと
である。
温浴業界は「水商売だね」などと揶揄されたりするが、是非、各部門を単体として独立運営することで、施設全体もドンブリ勘定的な運営をやめていただきたいと思う。
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こんにちは、サウナ王です。
皆さんはジョイフル本田というホームセンターを御存知だろうか?
茨城県が本拠地で、北関東を中心に店舗数は15店舗、昨年度の売上高は1712億円、非上場企業である。
大きな店は30万から40万の商品を扱っているという。
私がよく行っているのは瑞穂店だが、それだけの品揃えのおかげで、とても楽しく買い物をさせていただいている。
そのジョイフル本田の本田昌也会長の記事が日経に掲載されていた。
ジョイフル本田の経営姿勢を垣間見ることが出来、温浴施設経営にも役立つと思われることを仰られていたので、皆さんにもお伝えしたいと思う。
【本田昌也会長の言葉】
「巨大な店で30万から40万の商品を扱っています。
『無謀だ、無謀だ』とよく言われますよ。
『変わった経営』だとも。
でも『駄目だ、無駄だ』と言われていることでも徹底してやればいいのです。
意識して効率経営の逆をいっています」
「たくさんの商品があることがお客さんとの約束です。
お客さんが買いたい商品が無かったら約束違反ですよ。
(効率経営を進めている企業の中には)結局、お客さんを見ていないところがあるのではないでしょうか」
「無駄があってこそ見えてくるモノがあります。
売れていなくても我慢をして、そこから売り方を考えます。
考えることは夢がありますよね。
単なる物売りでは駄目。
現場の提案する力が大切なのです。
常に問題意識を持ち続けること。
これが正しいなんて思う売り場はあり得ません。
創意工夫の連続です」
「もし、少し反った板があれば、小さな板に加工すれば商品として生き返ります。
お客さんもどんな使い方ができるか考えてくださいます。
今の若い人は無駄をつくることを知らない。
寂しくなっちゃうね」
さて、参考になったであろうか?
ホームセンターと温浴施設は違うという方もいるかもしれないが、私から言わせれば、ジョイフル本田に来ている客層と温浴施設に来ている客層はまったく同じである。
ジョイフル本田は私のニーズを満たすだけではなく、ウォンツを満たしてくれる。
ここが、とても重要なポイントである。
企業は効率経営を行おうとする。
だが、効率経営はニーズを満たすことができても、ウォンツを満たすことは難しい。
温浴施設が目指すべきはニーズだけではなく、いかにウォンツを満たすことである。
ウォンツを満たすことができれば、間違いなく再来店のお客様が増え続ける。
まずはジョイフル本田に行き、その目で、買い物本来の目的である楽しさやワクワク感を感じていただきたいと思う。
そこに大きなヒントが隠されている。
是非、皆さんも、自施設で楽しさやワクワク感を演出し、お客様のウォンツを満たしていただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
日経レストラン5月号に野菜についての記事が掲載されていたので、ご紹介したいと思う。
日経レストラン編集部が全国の飲食店を対象にしたアンケート調査では、ここ数年で野菜をメインに使う料理を増やし、その4分の3が業績にプラスの効果があったと答えているそうである。
その調査ではお客様の野菜を食べる頻度は増加傾向にあり、20代、30代の男性も外食の際に食べるようになってきたそうである。
外食でお客様が野菜料理を選ぶときに重視する要素としては
1.野菜の使用量(52.3%)
2.鮮度(48%)
3.見た目、盛付け(47.3%)
4.有機栽培(27.7%)
5.メイン食材が野菜かどうか(26.3%)
6.○○県産といった詳細な産地情報(23.7%)
7.無農薬(21.7%)
8.効能や栄養成分の情報(16%)
9.栽培農家の顔写真やメッセージ(6%)
とのことであった。
野菜ソムリエの資格取得者も3万人を超えたときく。
野菜に興味を持つ人が以前のように都会だけではなくなりつつあるのも確かだ。
そのため、地方にも野菜をメインにした飲食店も増えている。
だが、温泉・温浴施設では野菜関連のメニューはサラダのみ。
サラダの種類も1、2種類の施設が多い。
その程度である。
温泉・温浴施設では、客層が高齢者が多いため提供しても上手くいかないと考えがちであるが、自分たちで、客層を選んでいることを理解していない。
メニューを客層に合わせているつもりになっているが、実は客層を自分たちで絞り込んでいることの方が多いのだ。
そのため、新規客が来てもリピーターにならないのである。
だから、自然といつも同じ客層になってしまう。
今まではそれで良かったが、これからはそうはいかない。
新規客を取りに行くべきである。
そのために必要なことはメニューを見直すことだということを御理解いただきたいと思う。
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こんにちは、サウナ王です。
先日、久しぶりにマラソン大会に出場してみた。
タイムはイマイチだったが、10キロだったので、最後まで歩かずに完走できた。
その際に、ちょうど、あと1キロでゴールという時になって、身体が軽くなってきて、高揚感というか、なんだかハイになってきたのだ。
そして、そのままの状態で、サウナや水風呂に入った時の高揚感、気持ち良さは最高であった。
この快感をさらに高い境地で体験したいと思ったので、また何処かのマラソン大会に出場しようと思っている。
是非、皆さんも走った後の快感を体感してください。
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こんにちは、サウナ王です。
皆さんに是非聞いていただきたい曲がある。
私の大好きな曲なので、この場を借りてご紹介させていただこうと思う。
まず1曲目はゆずの『GO★GO!!サウナ』である。
2曲目はライムスターの『ザ・サウナ』である。
さぁ、みんなでサウナの曲を聴いて歌って、
そして、サウナへGO!
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こんにちは、サウナ王です。
本日、日本最大のヨガイベントであるヨガフェスタ2011に行ってみた。
私は9年前からヨガを温泉・温浴施設に取り入れるために模索してきた。
ヨガ自体を研究し、ヨガをやってきたわけではない。
温泉・温浴施設にいかに導入できるかを考えてきたわけである。
今では温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はかなり増えてきたが、私がヨガ導入に取り組み始めた頃は日本の温泉・温浴施設でヨガを行っている施設はほとんどなかった。
当時、岩盤浴を導入した温浴施設が増え始めた頃、私がクライアントに提案したのが、「岩盤浴ヨガ」であった。
その当時、温浴施設における岩盤浴内でヨガを行っている日本の温浴施設は2、3施設しかなかった。
そのうちの一施設が私のクライアントであったわけだが、お蔭様で集客に大成功した。
今までの客層とはまったく違う女性客、特に20代OLなどの新規客集客に大成功した。
今考えているのは、サウナ室での導入。
サウナ室イベントとしてはロウリュやストレッチ等があるが、本格的にヨガを導入しているサウナ施設はない。
なぜなら、ヨガ自体非常に難しいものなのにそれを高温状態の中でやるのはさらに難しいからである。
ところで、最近、私はサウナ室内でねじりのポーズなど、いくつかの知っているポーズをとっている。
もちろん、お客様のいない時や少ない日だけであるが、このように呼吸法と基本的なポーズ一つだけであれば、サウナ室内でもできるかもしれないと思う。
お客様は簡単(シンプル)を好む。
難しい話しは極力避け、一つのポーズのみに焦点を合わせるのであれば継続的なリピーターの獲得もある意味容易ではないかと思う。
是非、皆さんの温泉・温浴施設でも今までとは違うヨガ集客策を実践してほしいと思う。
その他、本来、温泉・温浴施設が今この時期に取り組むべきことを知りたいという方はご連絡をいただきたいと思う。
045-324-4137(サウナ王 太田広)
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
先日、ソロモン流にジャパネットたかたの高田社長が出演していた。
私は通販で購入したことが一度も無かった。
理由は目の前で見ることができず手で触ることが出来ないし、他の商品とスペック等を比較出来ないからである。
だが、番組を見ていて購入者はそんなことはどうでも良いことが分かった。
高田社長は短い時間でこの商品を購入することで自分の生活がどう変化するのか、何が出来るのかしか話していない。
購入者もそれしか興味がない。
こんなこと言っては失礼かもしれないが、商品に触れる必要もないし、スペックなどどうでもよいのである。
このことから購入者は実は「モノ」を購入しているのではないということが分かる。
「モノ」を購入することで得ら
れる「変化」を得たいのであ
る。
さらにいうと、「変化」の先にある「満足感」や
「充足感」、「優越感」を得たいのである。
この真実を購入者は気づいていないかもしれない。
自分は「モノ」を購入していると思っているかもしれない。
だが、実は
「気持ち・感情」を購入している
のである。
これは日帰り温泉、スーパー銭湯、サウナ、カプセルホテル、健康ランド、岩盤浴、旅館・ホテルでもいっしょである。
ようは施設に来ることで得られる「満足感」、「充足感」、「優越感」などの「気持ち・感情」を得たいのである。
よく顧客満足度を向上させたいというが、お客様の「気持ち・感情」を踏まえた上で施策に取り組まないと本当の意味での顧客満足度の向上にはならないのである。
お客様は風呂に入りに来たり、宿泊しに来たりすることは単なる表面的な事象に過ぎず、真実は「気持ち・感情」を得ようとしているということを我々はもう一度真剣に考えなければならないのである。
高田社長は通販を通して思いを伝えたいと言っておられる。
高田社長の信条は
「人は人の為に生きてこそ人」
とのこと。
我々の業界も、もう一度原点を見直す時期に来ているのかもしれない。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは、サウナ王です。
昨日、
なでしこの湯の支配人とは10年来の友人である。
さて、サウナと温泉。
そう、似て非なるものである。
キリスト教と仏教ほどの違いがあろうかとさえ思えるのに何故参加したかというと、世界平和は相手を知り認めることから始まると考えたからである。
血で血を洗う戦いを2000年以上繰り返してきた両者の行きつく先は破滅しかない。
そうなる前に共生の道を探ろうと考えたのである。
だが、参加したことで、異教徒の心情を垣間見ることが出来た。
これは大いなる成果である。
なぜなら、共存共栄が可能と確信できたからである。
我がサウナと温泉は敵ではなく、共生しお互いを崇拝し合うことが出来る温浴体なのである。
やったぞ、これで世界は平和になる!
なんと素晴らしいことだろう!
まずは交流の第一歩として、温泉王に我がサウナの良さを体験してもらいたいものである。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広