こんにちは、サウナ王です。
最近は温浴施設でも、ブログやツイッターをやる施設も増えてきている。
メリットとしてはそれらをやることで、施設をより身近に感じてもらう効果や、ホームページだけでは上手く伝えきれない情報をタイムリーに伝えることができたり、SEO対策などが考えられる。
だが、一番のメリットはスタッフの育成効果ではないかと思っている。
ブログを書くのは温浴施設の場合では経営者かスタッフであるが、おススメはスタッフが書くブログである。
理由はブログを通して成長することが出来るからである。
ポイントはスタッフの持ち回りにせず、一人のスタッフに最低3ヶ月以上はブログを書かせることである。
スタッフの持ち回りでは自分に担当が回ってくることが少なく、成長することがなかなか出来ない。
読者に対して、内容だけではなく、文章的なレベルまで問われるので、真剣に一人で書き続けると必ず成長するのである。
一人で書き続けると、2、3日に1回の施設情報の提供でも、すぐにネタが尽きてしまう。
そのために、今まで考えていなかったことも考え、いろいろなことにアンテナを張り、あらゆる情報を入手しようとする。
あの手この手で入手した情報をブログを通してきちんとした文章で分かりやすくお客様にお伝えすることで、必ず成長することになる。
内容の伴うきちんとした文章を書き続けることは文章力だけではなく、センスが問われることになる。
また、会社の代表者として、正しい知識を持たなければならず、一人よがりの文章ではなく、読者が満足する内容を書き続けることで、責任感の醸成にもつながるので、管理者候補社員などにはおススメの育成手段の一つとも言える。
是非、貴社の幹部スタッフにもブログを書かせてみてはどうだろうか?
その際の注意点は、必ず添削と最終チェックをしなければならないが、基本的には出来るだけ本人を尊重することである。
少しの間我慢していると、徐々に内容も文章も良くなり、本人も楽しそうになってくるものである。
こうなればしめたものである。
必ず成長している。
よくクライアントから相談されることに、
「彼に役職を与えようと思うんだけど、どう思う?」
「彼をリーダーにしようと思うけど、大丈夫だろうか?」
といったことを聞かれることがあるが、いきなり役職を与えるのではなく、ブログやアンケートへの回答などをやらせて、様子をみてはどうかと思う。
それがきちんと務まった後に役職を与えても遅くはないと思う。
まだブログやツイッターをやっていない温浴・温泉施設の方は是非、やってみてはいかが?
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
先日、製粉大手3社による食品メーカー向けの業務用小麦粉の出荷価格を6月末から10%強引き上げることが発表された。
今年に入ってから、皆さんの温浴施設でも、業務用小麦の値上げとそれに伴う食材の価格変更については食品問屋から申し入れがあったことと思われるが、対応を検討している温浴・温泉施設は非常に少ないのではないのだろうか?
例えば、「うどん」などのように直接的な食材に関しても、施設によって差はあるが、一般的なスーパー銭湯クラスであれば、月間1000食以上は出ている。
温浴施設においては、その他にも小麦粉に関連した食材は多く使用されている。
もちろん、小麦粉関連食材はビールやお米ほどの主要食材ではないにしても、対策を打つべきではないかと思う。
値上げは
「政府による製粉会社への小麦引き渡し価格を18%引き上げたため」
であることをポスターなどで発表し、値上げは政府のせいであるとばかりに関連メニューの価格を値上げすることも可能である。
お客様に対して、「やむを得ず、断腸の思いで値上げせざるを得ない」というような文面をつけて発表するわけであるが、お客様は本心では納得していないことが多い。
おススメしたいのはメニュー改定を行い食材の値上がり分を調整する方法である。
メニュー改定には2通りある、値上げ関連メニューのみの部分改定と、全メニューの改定である。
全メニュー改定については最低年1回、出来れば年2回行うべきであるというのが、私の持論であるが、ここでは値上げ関連メニューのみの部分改定についてお話しようと思う。
具体的には下記のような方法を取ることが多い。
1.原価の高騰が酷く、メニュー改定などでは対応しきれない場合は値上がり関連メニューを削減する
2.使用量を減らし原価を落として、価格を変更せずに提供する
3.値上がり関連食材の使用量は変更せずにそのメニューに使用しているトッピングや具材の原価を落として提供する。
この場合、価格は据え置きである
4.ネーミングを変更し、味付け、盛り付け、使用食器等を変更し、全く別料理として提供する
などである。
出来れば値上げをすることなく、提供したいものであるが、
私がよくやるのは器・食器を変えることである。
「器を変更して、使用量を減らし、盛り付けの際に立てに高く見せる」方法を取ることが多い。
うどんなどの場合も、器を変更するだけで、麺の原価だけでなく、ダシや具材の原価も減らすことが出来る。
実は食器の選び方だけで、食材原価率を下げることが出来るわけだが、食器の選定をきちんと行う温浴施設経営者や施設管理者は非常に少ないのが実情である。
それでいて、原価率を下げろ!などと言っていることが多く、私からすれば、その前に食器の選定をきちんとしてから、言うべきなのではないか?と思ってしまう。
食材の値上げに対するメニュー改定の大まかな考え方は上記でお話したが、実は細かいテクニックやノウハウが存在する。
これはメニュー改定をして、何度も失敗した者にしか分からない極秘ノウハウであるので、詳しくお知りになりたい方はご連絡いただきたいと思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
私が新規出店開業プロデュースとその後のフォローコンサルティングを行った温泉施設が滋賀県にある。
この施設はスーパー銭湯クラスの売上としては全国屈指の売上を誇る大繁盛施設である。
この施設が、つい先日、第二源泉(ナトリウム・炭酸水素塩化物泉)を開湯した。
とても綺麗な琥珀色の温泉で、とても柔らかな肌触りの泉質である。
この温泉は第一源泉とは別の泉質であり、湯量も豊富である。
この温泉施設は第二源泉の開湯により、2種類の違う泉質の温泉を持つこととなった。
これは競合施設がそう簡単に真似の出来ない圧倒的なウリ(強み)である。
一般的な温泉施設では1種類の泉質が多く、2種類の違った泉質の温泉を持つことは非常に少ない。
この温泉施設には他の施設には無い多くのウリ(強み)が存在するが、新しい温泉を手に入れたことで、さらに強力なウリ(強み)が増えたことになる。
例をあげると、
・ 滋賀県最大級の露天風呂
・ 滋賀県初の露天ドリンクカウンター
・ 滋賀県初のロウリュ
・ 関西一深い水風呂
・ 滋賀県一のTV付リクライナー数
・ 滋賀県一のマンガ本冊数
・ 滋賀県初の屋根付人工芝フットサルコートつきの温泉施設
・ 日本初の陶盤浴
・ 関西初の人工炭酸泉(第二源泉使用)
・ 滋賀県初のお背中流し
・ 滋賀県初のフィッシュテラピー
これだけではない。
商圏内一番レベルまで入れたら、キリがないくらいに豊富なウリ(強み)を持つ温泉施設である。
新規出店開業プロデュースをする時に私がこだわったことはこれらのウリ(強み)を関西一番レベルでつくることであった。
さらに関西一番レベルだけではなく、合わせて、日本初、日本一レベルのウリ(強み)もつくることが出来れば、現時点での競合施設だけではなく、新店がオープンしたとしても、優位性を保てると考えた。
これらの強力なウリ(強み)をハード、ソフト両方につくることが出来た時点で、オープンする前から繁盛施設になることは明白であった。
だが、オープン日の客数が少なかったためにオーナー経営者は「本当に大丈夫なのか?」と私に訊ねてきた。
私は成功を確信していたので、「大丈夫。必ず繁盛します!」と、その場で間髪いれずに返答したが、結果から言えば、私の予測売上を大幅に超え、日本でも屈指の繁盛温泉施設に出来たことは幸いであった。
ではなぜこのように大繁盛温泉施設をつくることに成功したかというと、経営者をはじめ開発に関係した全てのスタッフ、建築に関わった全ての工事関係者、消耗品・備品など施設運営に欠かすことが出来ない関連企業の皆様、その他この事業に関わった全ての方々のお蔭であるが、実は工事着工前の時点で、成功するかどうかはほぼ決まっているのである。
新規出店施設が成功するかどうか着工以前に決定づけるもの、
それは最高レベルの「コンセプト」である!
成功はその最高レベルのコンセプトをきちんと温浴施設の設計、施工に反映させることが出来た段階で、ほぼ決定的となる。
もっとも重要なことは地域ナンバー1温浴施設になるための最高レベルの「コンセプト」づくりである。
ようは成功するかどうかは開発の初期段階、現地の綿密調査後の「コンセプト」づくりで、決まるといっても過言ではないということである。
ではすでにオープンしている温浴施設では今更遅いのかというと、決して遅くはないと言いたい。
もちろん、ハードだけでなく、ソフトでも強力なウリをつくることが出来れば必ず成功する!
逆にハードはお金を掛ければ誰にでも出来る可能性が高いが、ソフトの強力なウリ(強み)はお金だけの問題ではない!
私は競合施設が真似することが出来ない圧倒的なソフトのウリ(強み)は3億円以上の価値があると考えている。
ようは圧倒的なウリをつくることが出来れば3億円
以上の売上が上がるということである!
是非、すでにオープンしている温浴・温泉施設、温泉付宿泊施設でも、ソフトの強力なウリ(強み)づくりを頑張っていただきたいと思う。
強力なソフトのウリをつくる上で欠かすことができない要素は
・ お客様もスタッフも楽しむことが出来ること
・ お客様がくせになり、習慣化すること
・ お客様やスタッフが口コミしたくなること
である。
ウリ(強み)のネタは実は身のまわりに転がっていることが多く、そのネタを頂上レベルにまで昇華させられるかの問題であるので、是非、頑張っていただきたいと思う。
これから、スーパー銭湯やサウナ、日帰り温泉、岩盤浴、スパリゾート、健康ランドなどの温浴・温泉施設、また、温泉旅館やカプセルホテルなど温浴付宿泊施設の新規出店開業、温泉ビジネスを検討されている方には、成功のポイントをまとめた
をプレゼントさせていただくので、こちらからご応募いただきたいと思う。
プレゼント期間については5月末日までとさせていただく。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
神奈川県の某スーパー銭湯に行った時のことである。
5人連れの家族が、お子様ランチを2つと定食や麺類、サラダなどをオーダーしていた。
最初に出てきたのは親の麺類やサラダ、次に親が注文した定食が来た。
その後、5分ぐらいしてからお子様ランチが2つ来た。
お子様ランチが来たのはオーダーしてから、14分後である。
もちろん、両親は怒っていた!
残念だが、この家族は二度とこのスーパー銭湯には来ないかもしれない。
見たところ、入浴料も含めればこの家族の利用料金は7、8千円だろう。
仮にこの家族の利用料金が8千円だとして、もし、この家族が月2回来ていたら、1万6千円が失われることになる。
月4回来ていたら3万2千円の損失。
年間38万4千円の損失である。
問題はこのスーパー銭湯が失ってきたのは一家族だけだったのだろうか?
もし、このような家族が10家族いたとしたら、合計金額は384万円である。
そう、社員が一人雇用できる金額だ。
他にも失っている家族がいれば、この見えない損失は莫大な金額になる。
このようなことが起こったのは、偶然だろうか?
最後にお子様ランチを持ってきたのはアルバイトではなく、社員のようだった。
だが、そのスタッフは最後にお子様ランチを出したことに対する謝罪の言葉を何も言わなかった。
ようはこのスーパー銭湯では
「お子様ランチは最速で提供しなければならない」
ということを教育されていないのである。
もちろん、このようなことが起きていることをこのスーパー銭湯の支配人や経営者は全く知らないのだろうが、この損失は大きい。
さて、我々はこれを「対岸の火事」と言って、うちの施設ではこんなことは起きてはいないと言えるのかということである。
全ての問題は現場で起きている!
そして、その答えも現場に必ずある!
ちょっとしたことや現時点では大した問題ではないと思えることでも、発見が遅れたり、気付いてもすぐに対応しないと、後々取り返しのつかない大問題に発展することがたくさんある。
重要なことは早期発見である。
早期発見する上での一つの方法はミステリーカスタマーである。
ミステリーショッパーまたは覆面調査ともいう。
皆さんの施設でも、一度ミステリーカスタマー(ミステリーショッパー)をやってみてはどうだろうか。
まったく気付いていなかった発見があることだろう。
弊社のミステリーカスタマー(覆面調査)についてはこちらをご覧いただきたい。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
ある外資系企業のレポートに、パートタイマーの母親の雇用に積極的な姿勢を示している国が掲載されていた。
上位5ヶ国
1.日本
2.インド
3.中国
4.メキシコ
5.オーストラリア
このレポートによれば日本は一番だそうである。
確かに温浴・温泉施設においても、主婦の割合が1/3以上の施設は多い。
中には半数以上の温浴施設も存在する。
ところで、最近のパートアルバイトの主婦と、10年以上前のパートアルバイトの主婦を比較すると、以前であれば、ほとんどの主婦は料理が作れたものだが、最近はあまり得意ではない主婦が増えているように思う。
また、働く上での心構えにも違いを感じる。
だが、その一方で貴重な戦力として素晴らしい働きをする主婦のパートアルバイトもたくさん存在する。
素晴らしい働きをする主婦と、そうでない主婦の大きな違いは育ってきた環境の違いでしかない。
一人ひとりの能力的なレベルはほとんどないと言える。
重要なことは戦力化するための教育に施設側がきちんと取り組んでいるかという問題である。
ところで、弊社のクライアントで、30名以上のパートアルバイトに対して半年以上もスタッフ研修を行っているサウナ施設がある。
そのサウナ施設の経営者は人材の大切さを事ある毎に話し、
「うちには人しかない、人以外には何もない」
と言い切る。
実際に幹部社員だけではなく、一般社員、パートアルバイトにも、常に研修を行っている。
仕事がら、たくさんの温浴・温泉施設の従業員を見てきているが、このサウナ施設のパートアルバイトは圧倒的にレベルが高い。
これは弊社のクライアントだから言うのではない。
リーマンショック以降、業績が下降しているサウナ施設が多い中、実際にこのサウナ施設は毎年前年売上を大幅に超え続けている。
その施設での研修内容は接客応対に関するものから、お客様の満足度を上げる方法、売上を上げるための方法、管理者としの心構え、コスト削減方法、販促営業の方法、コミュニケーションの取り方など、多岐にわたる。
パートアルバイトを戦力化したいという経営者や施設責任者は多いが、実際に研修を行い、成果を出している温浴・温泉施設は少ない。
理由はやっても意味がない、業績向上にはつながらないと思い込んでいる経営者が多いためである。
だが、パートアルバイトのうちのたった2、3人、あるいは一人でも、社員以上の戦力にすることが出来れば、業績は必ず向上する。
ある美術館のガイドの話だが、その美術館には毎日多くの来館者が訪れる。
その中には子供たちのグループもある。
子供たちに絵の説明をしていると、つまらなさそうにしている子や、おしゃべりをしている子、おふざけをしている子など、話を聞いていない子たちがほとんどだそうである。
だが、その中に少数だが、目を輝かせながら一生懸命ガイドの話を聞いている子たちがいるそうである。
ガイドはその子のために一生懸命話をするそうである。
将来、その子が芸術の世界に生きることになるかもしれないということを考えながら。
研修を行っても、ほとんどのパートアルバイトが仕事で活かすことが出来なければ意味がないと考えるのか、たった一人、あるいは二人だけでも、仕事の仕方や勤務態度に変化が現れたり、ミーティングなどで素晴らしい提案をするようになれたことを評価するのかは経営者の判断するところであるが、成長した一人、あるいは二人が、施設運営に与える好影響は計り知れないものがある。
施設従業員の8割から9割はパートアルバイトである。
ようはパートアルバイト抜きでは施設運営は出来ないと言わざるを得ない状況である。
本気で業績を向上させたいと思うのであれば、
パートアルバイトの戦力化は避けては通れない道であり、そのための研修を行わなければならないと覚悟を決めるべきである。
実際にどのように研修を行えば良いのか?
短期間で戦力化するための研修内容は?
などのお悩みについては、ご連絡いただければ詳しくご説明させていただくが、まずはこちらをご覧いただき、御社が自ら研修を行う際の参考にしていただければ幸いである。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
弊社のクライアントで、レストラン部門の売上が、18ヶ月連続で前年売上を超え続けているカプセルホテル付の温泉施設がある。
また、別のクライアントではレストラン売上が2年連続前年売上を20%以上超えているサウナ施設がある。
また、今年からクライアントになったスーパー銭湯では、レストラン部門の3月売上が、前年売上比120%を超えるという結果が出ている。
このスーパー銭湯のレストラン売上はこれから毎月前年売上を超え続けることになるだろう。
なぜなら一旦売上アップの流れが出来ると、そう簡単には下がらないからである。
毎年下がり続けている売上を一旦止め、その後上げ基調にすることが出来れば前述のクライアントのように上げ続けることができる。
では、その上げ基調をどうつくるかというと、
すべては料理人の意識改革にある!ということである。
料理人の意識が変われば売上は必ず上がる!
逆に料理人の意識が変わらなければ単発的に売上を上げることは出来ても、上げ続けることは出来ない。
料理人の意識を変えるためには、3つのステップを踏む必要がある。
第一ステップはやり方次第で売れるということを理解させる。
そのために某メニューを過去の売上の最低2倍以上売る。
それを3回繰り返すと、ほとんどの料理人は前向きになり社長や支配人の意見を積極的に取り入れるようになる。
第二ステップは料理人に提案させる。
提案させた料理はあらゆる手段を使い、本人がびっくりするような出数を叩き出す。
第3ステップは年に6回フェアを行う。
このステップに入るころには料理人は売れる喜びを知ることができ、もっと売りたくなる。
そのためには年6回フェアを組むことである。
これらのステップをきちんと踏むことで確実に売上が上がり、上げ基調が出来る。
だが、実は第4ステップもある。
第4ステップはかなりレベルが高い内容であるため、第3ステップまで進まれた方に直接ご説明させていただきたいので、その際にはご連絡いただきたい。
確かに第3ステップまで、きちんと実践していただければ良いのだが、厨房は聖域となっていることが多く、料理人の意識改革は難しい。
ほとんどの温浴・温泉施設では社長や支配人が厨房に入ることはほとんどない。
ようは料理人とのコミュニケーションが取れていないのである。
料理人とのコミュニケーションの取り方については弊社の「激闘!飲食部門業績アップコンサルティング」をご覧いただきたい。
施設全体の客数、売上を上げるためには飲食部門改革が第一要件である。
ハードの改修・改善にはかなりのコストがかかるが、飲食部門改革にかかるコストは微々たるものである。
にもかかわらず、効果は絶大である!
是非、皆さんには料理人の意識改革に取り組んでいただき、売上を上げていただきたいと思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
先日、あるスーパー銭湯でフロントスタッフが昨日のテレビ番組の話をしているのが聞こえてしまった。
本人たちは私には聞こえないと思ったのかもしれないが、様子を見ていれば内容が分からなくても、仕事以外の話だということは誰の目にも明らかだ。
また、違うスーパー銭湯でもオープン直後の10時頃、20名以上のお客様が一気に入った直後、ホッとしたのだろうが、先ほど入館したお客様を町で見かけた話をしていた。
それが良い話ならまだしも悪口だった。
私がある程度離れたいたので、聞こえないと思ったに違いない。
でも聞こえてるんだよね。
地獄耳だから。
この施設ではレストランでドリンクを飲んでいる時にも、パントリーのそばだったために、スタッフ同士がアルバイト終了後にカラオケに行く話をしているのが、聞こえてしまった。
また、マッサージスタッフのユニフォームが煙草臭かったり、控室から話声も聞こえた。
ちなみにこの温浴施設では駐車場から裏口が見えたが、そこには空いたビール樽や掃除道具、干してあるマット、空き缶やペットボトル、ゴミなど、色々なものが乱雑に置かれており、それらが丸見えだった。
ダメ押しだったのが、従業員の喫煙コーナーが裏口にあって、うんこ座りしながら喫煙しているのが丸見えだったことである。
一事が万事 といえなくもないが、この施設の全体的なレベルはそれほど悪いとは思わなかった。
改善すれば十分に良い施設になることが出来るレベルである。
だが、これではお客様が離れていくに違いない。
たぶん、この施設の経営者はこのようなことが起きていることを知らないのだろう。
もし、経営者自らが、施設でこのようなことが起きていることを知っているにもかかわらず、改善することができないのであれば、外部の力、例えばコンサルタントなどの支援を受けるべきだと思う。
問題は施設でこのようなことが起きていることを経営者が知らない場合である。
施設で起きていることを知ることができれば改善できるかもしれないが、経営者は忙しい。
温浴業界では施設のことは支配人に任せっきりの経営者が多い。
そのため、日々起きていることを把握できず、客数の減少や売上減少、コスト増などの事象として現れたのを数値資料として初めて見て、何かが起きていることを知るわけである。
だが、実際に事象として現れるのは3ヶ月以上前に起きていたことの結果して現れるのであって、3ヶ月以上前に対処しておけば客数の減少や売上減少などが起こらなかったかもしれないのである。
施設に来ることが少ない経営者が施設で起きている状況をある程度把握するためにすべきことは大きくは3つである。
1.施設に行った際にはアンケートをすべて読む
2.施設に行った際にはお客様として自施設に入浴する
3.ネットに書き込まれている自施設の口コミをチェックする
ちなみに家族などに自施設をチェックさせるのは控えた方が良い。
理由は主観的な意見や願望などが強く、経営に口をはさむ可能性が出てくるからである。
とろこで、これらのことをしたとしても、将来的に客数・売上減少の原因に繋がりかねない問題点を発見することはそう簡単なことではない。
お勧めしたいのは、定期的にミステリーカスタマーを行うことである。
施設にいることが少ない経営者が、施設で起きていることをある程度把握でき、問題点に対する改善提案までしてくれるので、客数・売上減少が事象として現れる前に手段を講じることが出来る。
ミステリーカスタマーとは簡単に言うと覆面調査のことであり、
ミステリーショッパーなどとも言う。
温浴・温泉業界では、飲食業界などと違い、覆面調査を利用することが少ないが、上手く活用することで施設の問題点を改善し、お客様や場合によっては従業員の満足度も大幅に向上させ、客数・売上増に繋げることができる。
ミステリーカスタマー(ミステリーショッパー)は調査員が一般人の場合とプロの場合があるが、プロの調査員をお薦めする。
理由は、温浴業界は飲食業界と違い、浴場、岩盤浴、飲食部門、リラクゼーション部門、売店、ゲームコーナー、駐車場など、チェック項目が多いことと、マッサージなどをやり慣れていないため、一般人(素人)には難しいためである。
その他の理由としてはプロの調査員と一般人(素人)とのレベルの違いである。
プロの調査員は、温浴・温泉施設で働いた経験がある。
さらに働いた経験があるだけではなく、施設管理者としての立場で働いた経験が豊富な調査員が調査をすれば、気づく点がかなり増えることとなるため、一般人(素人)の調査員との報告内容の差は明白である。
例えば調査中に料理の提供時間が30分であった場合に一般人の調査員はただ表面的に料理の提供時間が遅かった、あるいは提供時間が30分であったとだけ報告することとなる。
だが、プロの調査員はレストラン全体のオペレーション状況、調査テーブル以外のテーブル状況、メニュー構成、時間帯、オーダー状況、施設で行われているイベント等をきちんと把握した上で、遅くなった理由を予測し、その改善提案まで行うことができる。
何故そのような改善提案まで行うことが出来るかというと、
厨房での調理経験、ダイニング(ホール)での接客経験が豊富だからである。
もちろん、弊社では温浴・温泉施設で働いた経験だけではなく、
支配人として、施設管理者として働いた経験を活かして調査を行う ため、一般のお客様からは見えない部分で起きている状況についてもある程度想像することができるので、他社の調査報告との差は歴然である。
自分が施設にいない時に何が起きているのか、そして客数・売上の減少の理由を知りたい方には原因究明の糸口として、ミステリーカスタマー(ミステリーショッパー)をお勧めする。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
皆さんはNHK教育テレビ(関東)で先日まで放送していた「ジャイアントキリング」というサッカーアニメをご存じだろうか。
非常に面白かったので、毎回録画して見ていたが、元々は『モーニング』(講談社)に今も連載中の大人気サッカーマンガだそうで、私はテレビ番組を見て初めてそのマンガを知った。
「ジャイアントキリング」とは弱小チームが実力差のある格上のチームを倒した場合に使う言葉だという。
このマンガは負け癖がついている弱小チームを率いることになった新米監督が常勝チームに育てていく物語であるが、監督が次から次へと行う施策を見ていると、組織運営の妙を見ることができる。
例えば、監督初日に30メートルダッシュを行い、その結果だけでレギュラー候補を決める。
そうすると、当然のことながら、ベテランのレギュラーメンバーの多くは控えになり、若手がレギュラー候補となった。
もちろん、ベテランメンバーからは不平不満が続出。
だが、その不満に対し、監督は自らが若手の先発候補を率いて紅白戦を行い、「もし、こっちに勝ったら考え直す」と言い放つ。
相手はベテランのレギュラーチーム。
怖気づく若手に対して、監督は
「勝つぞ!今のお前たちは弱小クラブの控え。ようするに下の下の最低ラインだ。ぎりぎりプロ。このままでいいのか?想像してみろよ。ここでレギュラー組を倒す。レギュラーの座をつかむ。リーグ戦で勝ち進む。その時、お前たちの立場は変わる。これはお前たちのジャイアントキリングの始まりだぜ!」(監督)
「でも、そんな簡単なことじゃあ?」(若手選手)
「やる前から怯んでどうすんだ。スコアは常に0対0から、誰に対しても平等だ。それにお前たちは勝てる。その武器を持っている」(監督)
そして、若手チームは試合を優位に進めるため、監督の指示通りにベテラン組の弱点をつく作戦に出て、見事勝利する。
そして、これがきっかけとなり、控え選手だけではなくレギュラー選手の意識も変わり、チーム全体が活性化され始める。
負け癖のついたチーム、自信のない選手でも、潜在的な能力を引き出すことができ、指揮官が戦略、戦術、戦闘レベルの作戦をきちんと立て、実戦に臨めば、勝利することができる。
このアニメを見ていると、選手の能力ではなく、指導者・指揮官の能力しだいで勝率が大幅にアップすることが分かる。
それは企業も同じである。
世の中の中間管理職は自分の部下の能力の無さを嘆くことが多い。
だが、どんな部下であろうと、指揮官の能力しだいで、戦うことはできるということをこのアニメ(マンガ)が教えてくれる。
是非、経営者や管理者の方々にも見て(読んで)いただきたいアニメ(マンガ)である。
ちなみに私はサッカーファンではない、子供の頃から野球のファンである。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
震災以降、いまだオープン出来ていない温浴施設がある中、少しでも何らかの貢献をしたいとの思いから義援金を募るなどの活動を行っている温浴施設が増えている。
その中でも、特に異色なのが神戸サウナ&スパの活動である。神戸サウナ&スパは私のお気に入りのサウナだが、16年前の阪神大震災で建物が全壊し、その後に全く新しい施設として再開したサウナ施設である。
神戸サウナ&スパが行おうとしている活動はリラクゼーション部門のスタッフを募り、そのメンバーを連れて被災地へ向かい、ボランティア活動を行うというもので、状況によってはマッサージも行うようだ。
4月3日に7名のスタッフが仙台や石巻方面へ向かう。
その際にお客様方に書いていただいた復興へ向けての色紙も、持っていく。
私も阪神大震災の被災者として、色紙にメッセージを書かせていただいたが、その色紙に書かれたメッセージを見ると、同じ被災者としての応援メッセージが多かった。
もちろん、義援金を募る活動も素晴らしいが、神戸サウナ&スパの活動は同じ被災者ならではの、とても素晴らしいものではないだろうか。
私としても、神戸サウナ&スパの派遣スタッフが、被災者に少しでも癒しを与えることが出来るように陰ながら応援したいと思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広
こんにちは、サウナ王です。
今回の震災で、大打撃を被ったのはレジャー産業だけではありません。外食産業もかなりの被害が出ています。
居酒屋やレストラン、カフェに至るまで、客数が激減しています。
確かに今週に入ってからは若干お客様が戻り始めているように見えますが、まだまだ厳しい状況に変わりはありません。
関東には関西などに比べ、東北出身者が多い。
そのため、郷里への心情的な感情も含め、自粛ムードがかなり広がっており、外食を控えたり、レジャー施設等には足を運ばないということになっているようです。
関東ではほとんどの業界で計画停電に伴う営業時間の変更を余儀なくされています。
そのため、パートアルバイトの出勤時間や出勤日数が削減され、来月入ってくるはずの給料は大幅に減ることになります。
社員ですら、出勤日数を大幅に減らされ、減額される可能性も出ています。
自粛ムードの広がりにより外食やレジャーを控えることで、それらの施設で働いている従業員の生活に大きな影響が出始めています。
もちろん心情的なものがあるのは承知の上で、金銭的に余裕がある方に是非お願いしたいのが、温浴施設や外食に出かけてほしいということです。
今回の震災の影響は甚大だが、被害を最小限に食い止めるためには義援金やボランティア以外にも我々にできることがあると思います。節電はもちろんのこと、少しでも金銭的に余裕がある方々には是非外食や温浴施設に出かけて、お金を使ってほしいということです。
今はお金を使う勇気も必要だと思います。
ちなみに私も回数は減っていますが、震災後もサウナには行くようにしています。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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