こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
一般的な飲食店のランチ価格帯は300円、500円、800円が基準といわれている。
最近では、温浴業界でも500円ランチが増えてきている。
だが、温浴業界の場合、入館料を支払った上でランチを食べるので、ランチ自体は500円という同じ価格でも、一般的な飲食店と違い、割安感は薄れることとなる。
かといって、300円でランチを提供することは非常に難しい。
要は、温浴施設は巷の飲食店と同じ土俵で勝負してはならないのである。
温浴施設には飲食店にはない設備が多く存在する。
例えば、温泉やサウナ、岩盤浴、マッサージ、床屋、お休み処、キッズコーナー、ゲームコーナー。
飲食店にはそのような設備はない。
だから、安価で提供するという選択肢を選ばざるを得ないのである。
逆に温浴施設にはそれだけの設備がある。
わざわざ巷の飲食店と同じ土俵に立つことはないのである。
やるべき選択は、安価で提供することではなく、付加価値を提供すること。
そして、それに見合った価格で提供する勇気を持つことである。
付加価値を提供し続けることに、最後の最後まで諦めずに徹することができれば、それを支持してくれるお客様が一人、また一人と増えていくのである。
温浴業界はリーマンショック以降、厳しい冬の時代を迎えている。
だが、このような時代を迎えたからこそ、付加価値の提供に挑戦し続けなければならないのである。
挑戦し続ける者だけが、勝利を勝ち取ることができるのである。
実は安売りに走るのは簡単だが、後々そのしわ寄せが来るのである。
付加価値を提供し続けることは非常に大変だが、実はそれが唯一の活路なのである。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
今回は皆さんにコスト0円で客数20%アップを達成するノウハウを伝授したいと思う。
今から語るのは嘘偽りの無い実証済みのノウハウであるから心して聞いていただきたい。
そのノウハウとは「次回のご来店日についての話しをすること」である。
例えば、常連のお客様であれば顔と名前が一致するので、お帰りの際にフロントスタッフに「○○様、明日もお待ちしておりますね」と言わせるのである。
毎日来るような常連様ではなくても、「○○様、次回はいつ頃お越しいただけますか?」とフロントスタッフに尋ねさせるのである。
お客様が「来週の火曜日かなぁ?」と言えば、「○○様、それでは来週の火曜日14日にお待ちしておりますね」と最後に念を押すのである。
毎週土日だけ来るお客様の場合には、フロントスタッフに「○○様、また来週の土曜日にお待ちしておりますね」と言わせるのである。
一見客の場合は名前が分からないし来店パターンも分からないので、ただ一言「お客様、来週もお待ちしておりますね」と言わせるのである。
ポイントは毎回笑顔で、お客様の目を見ながら、目で念押しするのである。
ただ、それだけである。
このように、お帰りの際の会話をフロントスタッフに徹底させるのである。
ようは次回ご来店の口約束をさせるのである。
お客様の中には「来週の月曜も来るよ」という方もいらっしゃれば、「来られたら来るよ」という方もいるし、何も返答せずに帰るお客様も居らっしゃる。
だが、返答してくださったお客様の半分以上はご来店してくださるのである。
我々は子供の頃から、親や先生から「約束は守りなさい」と教えられてきた。
大人になっても、「約束は守るもの」という暗示はまだかけられたままである。
そのため、お帰りの際に「次回ご来店の口約束」をするだけで、来店頻度が高まるのである。
コストは0円。
だが、効果は非常に大きい。
あとは徹底できるかどうかである。
スタッフの質も問われるが、それ以上に日頃からスタッフたちとのコミュニケーションが高いレベルで取られているか試されると言っても過言ではない。
さて、皆さんの温浴施設でも、是非お試しいただきたいと思う。
こんなことで?
と思われるかもしれないが、私自身が実証済みのノウハウである。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日、あるレストランに行った際のことだが、後から来たとなりのテーブルの料理が届いているのに、私が注文した料理は20分以上経過しても来なかったので、スタッフに確認することにして、ベルスターを押した。
すると、女性スタッフが来たので、
「もうかなり待ってるんだけど、まだ料理が来てないんだよね」
というと、
大きくのけ反りながら、「ふわぁー、本当ですか~」と、本当に驚いた様子で、「すみませ~ん、すぐに確認してきま~す」と言われてしまった!
こういうリアクションを想像していなかったので、こちらが驚いてしまい、怒る気が失せてしまった。
仮に真剣な面持ちで「すみません、只今確認してまいります」などと言われたら、ムッとするお客様もいるだろうと思う。
だが、あのような対応をされたら、イラついていた方も、忘れてしまうかもしれない。
確かにこのスタッフの対応は誰でもできることではない。
このような対応を全スタッフにさせることは不可能だ。
だが、私が店長であれば、このようなスタッフが一人でも居てくれることはありがたいと思う。
このようなスタッフは教育してできるものではない。
ようは採用できるかどうかで決まるのである。
採用は最も重要である。
質の高いスタッフを採用できれば教育費を軽減でき、店長を支えてくれる心強いスタッフとなれる可能性が高い。
是非、皆さんの温泉・温浴施設でも、採用にはこだわっていただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
たまにステーキが食べたくなると行くレストランがある。
高級ステーキレストランだと、何万円もするので、もっと気軽にリーズナブルな値段で食べたい時に使っているのが、ロイヤルホストとカウボーイ家族だ。
特にカウボーイ家族には1ポンド(約450グラム)のステーキがあって、それを食べに行くことが多い。
1ポンドステーキを提供しているレストランは多いが、何軒か行ってみたが、カウボーイ家族が美味しかったので、以来、たくさん食べたい時にはカウボーイ家族に行っている。
値段も3000円程度とお手頃価格である。
さて、私の場合、この料理を食べる時はこのレストランと決めていることが多いが、温浴施設内のレストランで、この温浴施設に行ったら『これを食べよう』というような施設が無いのが非常に残念である。
私のクライアントにはお願いして、食べたくなるようなメニューは作っていただいているが、他の温泉・温浴施設には無いのが現状である。
名物料理をつくるのは確かに至難の業と言わざるを得ないが、チャレンジすらしていない温浴施設が大半である。
名物料理づくりは大変だが、リピーターを増やし固定客化には大いに貢献すること間違いなしであるので、まずはチャレンジしていただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
最近、「サウナ好きは精子が減少する」との研究結果が発表された。
イタリアのパドヴァ大学医学部のアンドレ・ガロラ(Andrea Garolla)氏らが、Human Reproduction誌4月号に報告した研究結果について、甚だ疑問なので、ここで記載したと思う。
パドヴァ大学の研究チームが、正常な精子をもつ10人の30代フィンランド人男性を対象にフィンランド式サウナ(蒸気を利用したサウナ)に入浴する習慣による精子生産への影響を調べた。
参加者には、3カ月間、週2回、毎回15分という頻度でサウナに通ってもらった。
実験開始時と終了時で、参加者の精子の数を調べたところ、終了時には精子の数が減少していることが判明。
なお、その後サウナ通いを止めると、6カ月後には元の数に戻ったそうである。
だが、読売新聞(2006年5月31日記事)に「精子の数、日本最下位「日欧共同研究 フィンランドの6割」という記事が出ている。
日本人男性の精子数は、フィンランドの男性の精子数の約3分の2しかないなど、調査した欧州4か国・地域よりも少ないことが、日欧の国際共同研究でわかり、英専門誌と日本医師会誌5月号に発表された。
環境ホルモンが生殖能力にどう影響するか調べるのが目的。
精巣がんが増えているデンマークの研究者が提唱し、日本から聖マリアンナ医大の岩本晃明教授(泌尿器科)らが参加した。
神奈川県内の病院を訪れた、20~44歳の日本人男性324人(平均年齢32.5歳)の精液を採取した。
年齢などの条件は各国でそろえ、禁欲期間の長さの違いによる影響が出ないよう補正して、各国男性の精子数を統計的に比較した。
日本人男性は他国の男性よりも禁欲期間が長く、日本人の精子数を100とすると、フィンランドが147、スコットランド128、フランス110、デンマーク104で、日本が最低だった。
この研究結果からすると、フィンランド人の精子数は調査した国々の中で最も多かったこととなる。
フィンランドはサウナ王国で、フィンランド人の2/3、サウナ室があると言われている国である。
その男性の精子数がもっとも多かったのである。
さらにパドヴァ大学の研究では10人とのことらしいが、10人をもってして、「サウナ好きの精子が減少する」などと言えるのだろうか?
ということはイタリアのパドヴァ大学の研究結果に疑問を呈したくなる。
それに私の知人には無類のサウナ好きが非常に多いが、私の知る限りほとんどのものは子供がいる。
ちなみに私はサウナに入り続けて27年になるし、年間300日以上サウナに入っているが、元気な子供が3人いる。
イタリアのパドヴァ大学はイタリアで2番目に古い歴史ある大学であるが、今回の研究結果はサウナ関係者にとって、甚だ迷惑な研究結果であった。
確かに精子が減少したからといって、子供ができないわけではないと思うが、今回、精子が減少したことだけが取りだたされのは非常に心外である。
今回の件で、サウナに対して悪いイメージがついたことは確かである。
サウナ伝道師である私としては納得できないので、是非、イタリアのパドヴァ大学には私を実験台にもう一度研究していただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
広告媒体としてのチラシの効果について、以前よりも効果が出なくなったとの声をよく聞く。
だが、私のクライアントに関してはまだまだ効果が出ている。
最近も、チラシを撒いた結果、配布日以降とその前週、前々週等を比べると、30%以上全体売上が上がっていた。
飲食売上に関しては60%以上アップしていたのである!
今回掛かった広告費は余裕で回収し、さらに新規客が圧倒的に増えている。
あとは、今回増えた新規のお客様がリピーターになってくださるかどうかであるが、もちろん、リピーターになってくださるよう仕掛けも考えている。
私が実践している成功するチラシの作成方法を紹介すると、
1.インパクト
ほとんどのチラシはインパクトが全くない。
私のチラシを見たら、びっくりすることだろう!
2.強力な来店動機を盛り込む
私の場合、強力な初回来店動機と2次来店動機を盛り込むようにしている。
一般的な温浴施設のチラシはそこまで考えられていない。
3.飲食の宣伝を最大限する
一般的な温浴施設のチラシではお風呂やイベントにスペースを割くことが多いが、私のチラシでは飲食を思いっきりアピールする。
他にも、チラシ作成上のこだわりポイントがあるが、まずはこの3つを意識したチラシ作成を心がけていただきたいと思う。
それぞれの細部に関するポイントについてはご連絡をいただきたいと思う。
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
本日の日経に「日本の若者は安定志向」との記事が掲載されていた。
昨年9~11月、財団法人日本青少年研究所が日本、米国、韓国、中国の4ヵ国の高校生6647人(うち普通科の生徒5310人)を対象に行った調査で、普通科の生徒に将来就きたい職業を複数回答で尋ねたところ、日本では公務員が20%で最も多く、教員が18%、建築家や服飾デザイナーなどが13%、一般事務職が10%。
将来の仕事で「起業」と回答した生徒の割合は中国が31%で最も高く、米国は19%、韓国は12%、日本は6%だった。
「社会的に偉くなりたい」と考える生徒の割合は日本では45%にとどまったのに対し、中国は89%、米国は70%強に上り、「偉くなる」ことについて日本の7割は「責任が重くなる」と回答。
「自分の能力を発揮できる」は37%。
「尊敬される」は29%で、いずれも4ヵ国中最低だった。
「進路を考えると将来が不安になる」としたのは日韓ともに83%に上り、米国の58%、中国の47%と差が開いた。
「職に就けるか不安だ」と回答したのも日韓ともに76%で、米国58%、中国62%をかなり上回った。
今の若者はバブル時代を知らない。
ましてや、高度経済成長時代もまったく知らない。
以前は会社に入ると、上司や先輩が飲みに行った後、サウナに連れて行くのが一般的であった。
それをきっかけにして、サウナ通いをし始める若者が多い時代であったが、今は違う。
仕事で頑張って偉くなりたい、出世したいといった欲望も無くなり、安定した仕事さえあれば給料もそこそこでよいと考えているようである。
仕事が終わればそのまま帰宅し、どこかに寄るわけでもない。
休みも積極的に活動するわけでもないという若者が増えていると聞くが、このままでは10年先、20年先の温浴業界を考えた際には、非常に不安である。
温浴施設が好きになるには「きっかけ」が必要である。
今は上司や先輩とのコミュニケーションによる「きっかけ」は期待できない。
よって、温浴施設が「きっかけ」となるようなことを積極的に仕掛ける必要がある。
例えば、
・ 特典を優遇した若者独自の会員制度を設ける
・ 若者向けイベントを定期的に開催する
・ 学生割引などを30歳以下に引き上げ、若者応援価格にする
・ 温浴施設で合コンなどを開催する
・ 大学、専門学校等へ営業をかける
などである。
是非、皆さんの温浴施設でも、早急に「若者対策」に取り組んでいただきたいと思う。
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広
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温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日の日経MJに「男性と女性の違い」についての記事が掲載されていた。
男性と女性では体だけではなく、根本的に考え方も違うようである。
男性は大切なものを守る父性による縦糸の強さがあり、女性には大切なものを育てる母性がベースにあり、横糸の強さがあるという。
男女の違いとしては簡単にいえば、下記のようになるらしい。
男性は
・ 戦う、独占
・ 縦のつながり(エレベーター)
・ 論理性、考える
・ 貫く力、信念
女性は
・ 分かち合う、共有
・ 横のつながり(バケツリレー)
・ 感受性、感じる
・ 変わる力、柔軟性
例えば男性は自分が気に入ったものを友人に薦めたりすることは滅多にない。
ましてや行きつけの店を教えたりはしないものである。
だが、女性は違う。
すぐに友人らと共有するのである。
どうやら女性にはみんなで分かち合いたいという気持ちや、みんなで楽しみたいという気持ちがあるようなのだ。
ということは口コミされるような温浴施設であれば、お客様を連れてきてくれるということである。
ハード的にもソフト的にも、女性に喜ばれるような改善を行うことができれば客数は確実に増えるというわけだ。
逆にいえば、女性にそっぽを向かれれば、それこそ客数ダウンとなる。
女性は諸刃の剣というわけだ。
ここで注目すべきはやはり男性であろう。
男性は他社に教えたりはしてくれないかもしれないが、確実に来てくれるのである。
上手く行けば大幅な集客増が見込めるかもしれない女性客対応と、地味だがジワリジワリと確実に伸ばすことができる男性客対応と、どちらを選択するかと言われれば、私は男性客をジワリジワリと伸ばす方を選択すべきと考える。
理由は、どちらかといえば、男性の方が自由に使える時間とお金を持っているからである。
それと、何よりも違うのはクレームである。
男性は小さなことでクレームを言ったり、それが原因で来店しなくなることは無い。
長い目でみれば、男性を確実に増やす方が良いと考える所以であるが、皆さんはどのようにお考えだろうか?
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昨日、ケロリン桶の睦和商事が廃業というニュースが飛び込んできた。
全国の銭湯を席巻し、
ケロリン桶の販売は内外薬品が引き継いでおり、購入は可能だそうだが、非常に残念な話である。
銭湯に行けば必ずといってよいほど、置いてあったケロリン桶。
その会社が、50年の幕を閉じるという。
現在では、ピーク時であった1997年の売上の1/3以下になっていたそうである。
確かに、毎年多くの銭湯が廃業を余儀なくされていることを考えれば、仕方無いことなのかもしれない。
だが、日本の文化である銭湯。
そして、銭湯の代名詞ともいえるケロリン桶の会社の廃業。
私にとって、今回のケロリン桶会社の廃業は、少しでも多くの銭湯も含めた温浴施設の業績アップに貢献しなければならないと、改めて強く意識させる出来事となった。
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本日の日経新聞に「店作りを変えるビッグデータ」と題して、ローソンの取り組みが紹介されていた。
ローソンにはヒット商品でもないのに棚に並び続けるスイーツの「エッグタルトパイ」がある。
この商品は単に売上だけ見れば売り場から外されてしまう「失敗作」。
だが、売り場から外されることはないという。
理由は売上の絶対額ではなく、一人の顧客が同じ商品を何度も買う「リピート率」。
エッグタルトパイはこのリピート率が、ローソンのスイーツで最大のヒット商品「プレミアムロールケーキ」より高いとのこと。
しかも来店頻度が高い得意客ほど、エッグタルトパイを何度も購入する傾向が強いそうである。
仮に販売をやめてしまった場合、これを楽しみにしていた得意客が競合する他のチェーンに流れてしまう可能性があるのだそうだ。
実は、ローソンのデータ分析は温浴施設でも言えることである。
例えば、表面的には死に筋商品に見えるレストランメニューAがあったとする。
当然、メニュー改定の際にAを削除する。
だが、常連のお客様から「あれは止めたの?」のと聞かれる。
最初は2、3人だったが、そのうちアンケートにも書かれるようになる。
さすがに施設側も無視するわけにもいかないため、復活させるか検討するが、すぐに復活させるのではなく、まずは月間のおススメやイベントで使い、次回のメニュー改定の際に復活させるという選択をすることが多い。
だが、Aを好まれていたお客様の心証を害し、来店頻度に少なからず影響を及ぼすようになる。
温浴施設には、御入浴の後、必ず食事をしてくださるありがたい常連の方々がたくさんいる。
その方々は実はお風呂よりも食事に重きを置いている。
だが、経営者・施設責任者は「うちは風呂屋」だと思っている。
それは正しくもあり間違いでもある。
「うちは風呂屋」だという考えが強すぎると、お客様を歪んだフィルターを通して見ることとなり、大切なお客様を逃すこととなる可能性が非常に高いのである。
温浴施設にはPOSシステムを導入している施設は非常に多い。
だが、活用している温浴施設は皆無である。
実はローソンのように売上は高くないが、常連客のリピート率を調べることもできる。
だが、やろうとしない。
やる気がないのだ。
手間はかかる。
だが、やれば大切なお客様を逃す確率は大幅に減る。
やる気はあるが、分析手法が分からないという温浴施設の経営者、施設責任者の方は、是非、ご連絡いただきたいと思う。
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