こんにちは、サウナ王です。
先日、某フィットネスクラブに行く機会があり、いろいろなプログラムも体験してみた。
朝から200人近い会員が来ていて、すべてのプログラムが満員であった。
今から7、8年前になるが、大手スポーツクラブから簡単な浴室ではなく、温浴施設を併設したスポーツクラブをつくりたいというご依頼をいただいた。
その当時はまだ本格的な温浴施設を備えたフィットネスクラブはほとんどなかった。
当時、フィットネスクラブ業界は岐路に立たされていた。
フィットネスクラブ業界は高度経済成長とともに急成長した業界だが、バブル崩壊以降成長が鈍化していた。
そこで、フィットネスクラブ各社が注目したのが温浴施設であった。
最大の理由はまったくフィットネスクラブに興味がなかった顧客層の開拓と、ライバル企業からの誘因である。
フィットネスクラブ業界では年金生活者をはじめ高齢者を主要客層にすえる基本路線を取り、それが温浴施設の主要客層と一致していたことも、温浴施設併設に拍車をかけた。
実際に温浴施設を併設することで、会員数は伸びた。
だが、その中にはフィットネスクラブの会員というよりは「お風呂会員」も多く含まれた。
お風呂の常連客として、毎月一定数以上お風呂に入る客層にとって、毎月固定額で入浴できるのである。
回数券を買うよりも安ければ会員になるのは至極当然なことである。
困ったのは近隣温浴施設である。
特に健康ランドといわれる規模の大きな温浴施設はハード・ソフト共に不利な状況に陥ったのである。
フィットネスクラブの会員といえば聞こえがいいし、入浴もできる。
場合によっては面白そうなプログラムだけ参加することも可能である。
これでは圧倒的に不利だ。
ではどうしたらよいのだろうか?
私が提唱している対抗策は下記である。
1.ハードでは一点突破を図る
例えば男性対応としてはサウナと水風呂を改装し、地域最高のレベルに高める。女性は高濃度炭酸を地域最高レベルに高めるなどである。
2.ソフトとしてはイベント、文化教室を開催する
フィットネスクラブでは出来ない温浴施設ならではのイベント、文化教室を開催する。
これらの施策を極めることで、生き残ることが可能となる。
近隣に温浴施設併設のフィットネスクラブが出来てお困りの方は是非ご連絡いただきたいと思う。
温泉・温浴業界最安値の1万円コンサルティングもあるので、ご検討いただきたいと思う。
https://www.rakurakuhd.co.jp/menu/5h.html
ちなみに、現在、FMラジオ出演を記念して、8月16日から9月30日までに新規ご契約をされた方にはコンサルティング料金を30%割引中である。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広