こんにちは、サウナ王です。
全体客数は増えているのにアカスリの売上だけが落ちているサウナ施設があった。
社長が不審に思い、ミステリーカスタマー(覆面調査)を依頼してきた。
お客様に扮し、実際に施術を受けて判明したことはかなりキムチ臭かったことと、追加オプションを強引に勧めてきたことであった。
他のお客様にも同様にオプションを強要していたことが発覚した。
また、お客様がいるにもかかわらず、施術中に隣のスタッフと、韓国語で笑いながらおしゃべりをすることが常態化していた。
最悪だったのは規定時間よりも4分早く終わったことである。
これらのことを社長に報告すると、社長は怒ってアカスリスタッフを問い質した。
規定時間より早かった理由は全てやり終わったからとの回答であった。
追加オプションの強要も売上を上げるためで、店のためにもなると主張していた。
おしゃべりについては仕事の話だと主張した。
キムチについても出勤前に食べたのであって、店では食べていないと主張した。
最後に自分たちは売上を上げるために努力しているのに、何でそんなことを言うのかと逆ギレしてきたのであった。
それに対して、社長も憤慨し、社長はアカスリの委託会社にペナルティを与え、同じようなことが起きた場合、契約を解約することにした。
その2ヶ月後に同様のことが起きたが、アカスリ委託会社が謝罪してきたので、社長は赦し解約することはしなかった。
だが、それも長くは続かなかった。
せっかく社長が何度か赦したのに、そのアカスリ委託会社はアカスリスタッフをきちんと管理指導することが出来なかったために、1年後に契約を解約されることとなった。
このサウナ施設は、1年間、全体客数は毎月前年を超え続けたのに、アカスリ部門だけは一度も前年売上を超えることが出来なかった。
何か不審に思うことがあった場合にその原因究明は早ければ早いほど良い。
その時の原因究明手段の一つがミステリーカスタマー(覆面調査)である。
ミステリーショッパーともいう場合もあるが、この覆面調査によって早期発見することが可能である。
是非、皆さんの施設でも少しでも不審なことがあった場合には覆面調査をしていただきたい。
弊社のミステリーカスタマー(覆面調査)についてはこちらをご覧いただきたい。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田 広