こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
2014年1月24日、環境省は温泉の成分や入浴上の注意を定めた温泉法の基準を32年ぶりに見直し、入浴を避けるべき「禁忌症」の中から「妊娠中」を削除する方針を決めたそうである。
今頃?
と思われた方も多いことだろう。
何故なら、以前から「妊娠中」については「それっと正しいの?大丈夫っていう産婦人科のお医者さんもいるよ」と言われ続けてきたからである。
現行基準については、きちんとした医学的根拠に基くならまだしも、外国の文献や俗説を参考にしていたこと自体、信じられないし、温浴施設としては甚だ迷惑な話である。
妊娠すると、いろいろなことが不安になったり、ストレスが溜まったりすることもある。
そうした状態を改善するのには、大きなお風呂に入るのが一番だ。
そうすることで、改善できたのに現行の温泉法があるために施設側が聞かれた場合には、御断りするケースもあったのだ。
実際に私も、妊婦の方からの問合せに「大丈夫だと思われますが、禁忌症にもありますように念の為入られない方がよろしいと思いますし、滑られてお怪我をされる場合もありますので、無事ご出産された後にお越しください」と丁寧にお断りしたこともあるくらいだ。
今さら過去のことを言っても仕方ないが、これからは安全を意識していただければ、御断りしなくても良いことになるので、温浴施設側の対策としては万が一のことを考慮し、妊婦さんの入館時に浴室内の安全行動に対しての説明が不可欠になるだろう。
温浴施設には妊婦さんに対する説明を徹底していただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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