こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
皆さんは2013年10月5日よりTSUTAYAが開始した「TSUTAYAランクアップサービス」をご存じだろうか?
若い人はレンタルDVDや書籍購入にTSUTAYAを利用するが、年配の経営者はTSUTAYAを利用することがないと思うので、このブログでご紹介したいと思う。
「TSUTAYAランクアップサービス」とは、前月1ヶ月間の店舗利用日数に応じて、Tポイントがより多く貯まる新しいサービスで、1ヶ月間の利用日数が5日以上で「ゴールドランク」、3~4日で「シルバーランク」、2日以下は「ブロンズランク」となり、「ゴールドランク」は翌月のTポイントが3倍(利用金額200円あたり3ポイント)、「シルバーランク」は同様にTポイントが2倍(利用金額200円あたり2ポイント)貯まり、「ブロンズランク」については利用金額200円あたり1ポイント貯まるというものだ。
もちろん、利用日数のカウントには、Tポイントの貯まる商品の購入やレンタルなどのサービスの利用が必要で、店舗を訪れるだけではカウントされない。
全国のTSUTAYA店舗が対象となり、1日に異なる2店舗で商品の購入やサービスを利用した場合は2日とカウントされるが、同一店舗を1日に2回利用した場合は1日とカウントされる。
ランクの集計期間は毎月1日~月末で、ランクの反映は翌月5日~翌々月4日までとなる。ランクの変更は利用金額に左右されず、利用日数のみが対象となる。
TSUTAYAを展開するCCCは、「T会員を対象に今年7月に行ったアンケートで8割以上の方が利用状況に応じたサービスを希望していたことより、従来のどなたでも100円で1ポイント貯まるサービスを見直し、今回Tポイントサービス提携先として初めて利用日数に応じた恒常的なサービスを開始することとなりました」としている。
利用状況に応じてということは、たとえゴールドであっても、利用日数が減ればランクが落ちるということである。
ゴールドランクであり続けるためには利用日数を毎月維持しなければならない。
航空会社と同じような制度だが、注目すべきはTSUTAYAの場合、金額ではなく利用日数を基準としている点だろう。
TSUTAYAの場合は確かに利用日数を基準にする方が、売上が上がる確率は高くなると思われる。
さて、温浴施設のポイント付与は来店回数の場合と、100円で1ポイントなど金額の場合があるが、月間の来店回数や利用金額によりランクアップすることはない。
ようは1ヶ月間毎日来店されるお客様と、月1回しかご来店されないお客様が同列に扱われているということである。
果たして、これは平等と言えるのだろうか?
お客様に対して、平等に接するのであれば、たくさんご来店して、たくさんお金を使ってくれるお客様を優遇すべきではないだろうか?
それこそが平等であり、1ヶ月間毎日ご来店されるお客様と月に1回しかご来店されないお客様を同列に扱うことは決して平等ではない。
私は、これからの温浴施設はTSUTAYAや航空会社、餃子の王将などを参考にした会員制度、ポイント制度を導入すべきだと考えている。
ただし、温浴業界にはTSUTAYAや航空会社のような顧客管理システムを導入している施設は皆無に等しい。
そのため、温浴施設に合わせた会員制度、ポイント制度を導入しなければならないので、導入を検討している経営者の方はご連絡をいただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス 経営コンサルタント 太田広