こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
経営者が覚悟を決め改革をしようとした際に、社員やスタッフが反対することがある。
経営者と従業員とのコミュニケーション不足が根底にあることは否定できないが、それ以上に問題なのが「人は楽をしたがる生き物」だということである。
人は昨日と同じことを今日もやり、今日と同じことを明日もやり、明日と同じことを明後日もやりたいのだ。
そのような従業員ばかりだと改革を進めるのは、正直な話し、非常に難しい。
だが、人にはそのような怠惰な一面がある一方、自分の好きなこと、誰かのため(助け)になること、天職に出合った時、それしか活路が無いと判断した時などには金銭の多寡に関係なく一所懸命に打ち込むものであるが、そのような状況ではなくても、スイッチが入りさえすれば人を動かすことができる。
ではどのような時にスイッチが入るかというと、私の経験則からいえば、その人の想定範囲を大きく超えた時もその一つであると思っている。
例えば、私がよくやるのが、飲食メニューの中から売れていない商品を選び、その味をまったく変えずに今までの3倍販売するというものである。
売れていない商品で、味もまったく変えていないのに、売り方と見せ方を変えて、短期間で3倍売ると、ほとんどのスタッフが驚く。
それを2回連続で行うのだ。
自分が想定しない事態に陥ると、人はまず驚き、その後、興味を持つようになるのである。
そして、自分でもそれが出来たり、その一員に加わったりすると、今までに体験したことがない喜びを感じたりするようになる。
そうすると、ほとんどのスタッフは、魔法にかけられた状態となり、私や経営者の話も真剣に聞いてくれるようになるのだ。
これで改革が進み始めるのである。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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