こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
最近は温浴業界でも多能化に取り組むようになった。
多能化とは、
一人のスタッフが何役ものセクションをこなせるようになることをいう。
多能化することで、日々の人件費だけではなく、結果として、在籍スタッフを最小限にできるため福利厚生費等も含めたトータルの人件費を減らすことができるというメリットもある。
先日、宿泊したホテルも多能化に取り組んでいた。
室数がそれほど多くないとの前提条件はあるが、朝食のホールスタッフが、朝食会場正面にあるフロントにおいて、チェックアウトの接客応対もしていたのだ。
もちろん、お見送りもしていた。
すべてを一人でこなしているのである。
通常はフロントと朝食会場のどちらにもスタッフを配置し、さらにマネージャーがどちらのセクションにも目を光らせ、お見送りをするのが一般的だと思われる。
だが、このホテルでは、一人でフロントと朝食会場の両方をこなし、さらにはお見送りもしている。
日々、一人で二役、三役をこなす多能化ができれば、年間人件費はかなり削減できる。
私の顧問先でも、多能化に取り組んでいる。
一つのセクションで見極めに合格すると、次のセクションに移るのだ。
これには多くのメリットが存在するが、その最たるものは、他セクションの大変さや問題点、素晴らしい点が分かり、そのセクションのスタッフともコミュニケーションが取れるので、セクショナリズムを排すことが可能となることなのだ。
特に幹部となる人材には多能化を実践し全セクションを体験させることで、全館のオペレーションコントロールがスムーズなるのだ。
是非、皆さんの温泉・温浴施設でも、多能化に取り組んでいただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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温浴・温泉ビジネス 経営コンサルタント 太田広