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【 2011/04/05】ジャイアントキリングから学ぶ

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こんにちは、サウナ王です。

 

 

皆さんはNHK教育テレビ(関東)で先日まで放送していた「ジャイアントキリング」というサッカーアニメをご存じだろうか。

 

非常に面白かったので、毎回録画して見ていたが、元々は『モーニング』(講談社)に今も連載中の大人気サッカーマンガだそうで、私はテレビ番組を見て初めてそのマンガを知った。

 

「ジャイアントキリング」とは弱小チームが実力差のある格上のチームを倒した場合に使う言葉だという。

 

このマンガは負け癖がついている弱小チームを率いることになった新米監督が常勝チームに育てていく物語であるが、監督が次から次へと行う施策を見ていると、組織運営の妙を見ることができる。

 

例えば、監督初日に30メートルダッシュを行い、その結果だけでレギュラー候補を決める。

そうすると、当然のことながら、ベテランのレギュラーメンバーの多くは控えになり、若手がレギュラー候補となった。

もちろん、ベテランメンバーからは不平不満が続出。

 

だが、その不満に対し、監督は自らが若手の先発候補を率いて紅白戦を行い、「もし、こっちに勝ったら考え直す」と言い放つ。

 

相手はベテランのレギュラーチーム。

 

怖気づく若手に対して、監督は

「勝つぞ!今のお前たちは弱小クラブの控え。ようするに下の下の最低ラインだ。ぎりぎりプロ。このままでいいのか?想像してみろよ。ここでレギュラー組を倒す。レギュラーの座をつかむ。リーグ戦で勝ち進む。その時、お前たちの立場は変わる。これはお前たちのジャイアントキリングの始まりだぜ!」(監督)

 

「でも、そんな簡単なことじゃあ?」(若手選手)

 

「やる前から怯んでどうすんだ。スコアは常に0対0から、誰に対しても平等だ。それにお前たちは勝てる。その武器を持っている」(監督)

 

そして、若手チームは試合を優位に進めるため、監督の指示通りにベテラン組の弱点をつく作戦に出て、見事勝利する。

 

そして、これがきっかけとなり、控え選手だけではなくレギュラー選手の意識も変わり、チーム全体が活性化され始める。

 

負け癖のついたチーム、自信のない選手でも、潜在的な能力を引き出すことができ、指揮官が戦略、戦術、戦闘レベルの作戦をきちんと立て、実戦に臨めば、勝利することができる。

 

このアニメを見ていると、選手の能力ではなく、指導者・指揮官の能力しだいで勝率が大幅にアップすることが分かる。

 

それは企業も同じである。

 

世の中の中間管理職は自分の部下の能力の無さを嘆くことが多い。

 

だが、どんな部下であろうと、指揮官の能力しだいで、戦うことはできるということをこのアニメ(マンガ)が教えてくれる。

 

是非、経営者や管理者の方々にも見て(読んで)いただきたいアニメ(マンガ)である。

 

ちなみに私はサッカーファンではない、子供の頃から野球のファンである。

 

 

それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!

サウナ王が応援します!

 

温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田