こんにちは、サウナ王です。
私は温泉・温浴業界だけではなく、他業界の繁盛店、優れた施設を視察することが非常に多い。
もちろん、顧問先の研修として視察を行うことも多いので、私がその際にどのように施設研修を行っているのかについてお話したいと思う。
私が独自に考案し実践している視察研修の方法は下記である。
1.何も言わずに好きなように一人で店を見学してもらう
2.優れている点、自店で活かせること等を発表してもらう
3.見学と視察の違いについて説明する
4.仮説を立てて視察する方法について説明する
5.その後、もう一度一人で視察してもらう
6.出来る限り、その場で、レポートを書かせる
7.部門別にチームを編成し、テーマを決めて視察をしてもらう
8.実際に自店で取り入れる施策を決定させる
9.一ヶ月間、決定した施策を現場で実践してもらう
10.実際に取り入れた施策の検証を発表してもらう
である。
この10項目が、私が考案し実践している視察研修であるが、この視察研修で成果を出すためにはコーディネーターのレベルが低いと上手くいかない。
コーディネーターに必要な主な能力としては下記となる。
1.クライアントに本当に役立つ店舗を見つけることができる
※そのためにはクライアントの強化すべき要素や弱点をきちんと把握していることが前提となる
2.視察した際に誰よりも多く優れた点を発見できなければならない
※表面的な事象だけではなく、スタッフの動き、物の動き等も観察した上で、解を導き出す必要があるので、たとえ他業種であってもかなりの現場経験が必要となる
3.誰よりも多く自店で活かせる施策を提案できなければならない
※きちんとSWOT分析が出来ていなければならない
である。
視察研修は非常に効果的なので、是非、皆さんの温泉・温浴施設でも取り入れていただきたいと思うが、具体的な方法が分からないという方はご連絡をいただきたいと思う。
もちろん、私自身がコーディネーターとして、視察研修を行うことも受付けているので、ご希望の方は是非ご連絡いただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広