こんにちは、サウナ王です。
私は、立場上、人事に関する相談を受けることが非常に多い。
来月、彼を支配人にしようと思う。
今度は彼を部長にしようと思う。
彼を役員にしようと思うがどうだろうか?
等々である。
そこで、私が経営者にいつも言っていることがある。
幹部にする場合にはリーダーシップ以上に大切なことがある。
一つは人間性。
もう一つは「思いの強さ」である。
お客様に対する思い。
会社に対する思い。
スタッフに対する思い。
商品に対する思い。
機械設備に対する思い。
等々。
「思い」の強い人が幹部になるべきであると。
例えばその職務、職責に対して自分よりも思いが強いから幹部なのである。
自分の方が強ければ本来自分が幹部でなければならないのである。
社長は社員の誰よりも会社に対する思いが強いから社長なのであって、社長よりも会社に対する思いが強い人がいるのであればその人が社長をやるべきなのである。
ただ、サラリーマン社長の場合はそのようなこともあるが、オーナー企業、創業者が顕在の場合にはオーナーの思いの強さを超える幹部はまずいない。
もし、思いも強く能力のある幹部がいたとしても、最後の最後、紙一重の差でオーナーの方が「思い」が強いものである。
どんなに能力が高く、もしかしたらオーナー以上かもしれないと感じても、それは平時だからである。
実はオーナーと雇われ社長の差は戦時における決断の差として出てくるものである。
ところで、以前は「思い」が強かった方なのに役職を得ると徐々に「思い」が減退する方いる。
そういう方は要注意である。
なぜなら、お客様や会社、スタッフのことよりも、保身に走るようになるからである。
こうなると、組織が腐敗する原因にも成りかねないので、早急に役職を解くべきである。
腐ったみかんは周りをも腐らせるようになる。
対処は早ければ早いほど良い。
その決断が出来るのは、幹部に登用した社長以外にはいない。
決断すべきは早急に決断していただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広