こんにちは、サウナ王です。
先日、船越英一郎さんの「ソロモン流」にモデルで女優、さらには歴女、歌手でもある「杏」さんが出演していた。
杏さんは、たまにTVに出演しているのを見る程度で、モデル出身の女優さんぐらいの知識しか無かったが、ソロモン流を見て、この人は素晴らしい人なんだと感心させられたので、今日はその話をしたいと思う。
杏さんは年間120冊以上の本を読むそうだが、杏さんが自分で読んだ本を紹介するラジオ番組のパーソナリティー曰く、杏さんは「努力の跡を見せない」そうである。
また、「疲れた顔なんて一度も見たことがないし、本を読むのが辛いなんて、それも聞いたことがない」とも言っていた。
実際に早朝からの撮影などの場合、撮影の合間に仮眠を取る女優さんが多いそうだが、杏さんは連載中のエッセイの原稿をチェックしたり、次の仕事の準備をしたりと時間を有効に活用していた。
家庭の事情で、高校1年で中退した時も、昼はモデル、夜は飲食店で働き、3、4時間ぐらいしか寝ない日がすごく多かったそうだが、その際にも「腹をくくって頑張ろうみたいなものがあったので、そんなに苦悩とかよりは覚悟を決めて頑張ろうと思って、後で後悔しないくらいの決断をする。迷うまでは迷っててもいいけど、迷わなくてもいいんだったら迷わないで建設的に色々現実的にやった方がいいのかなと思いました」と言っていた。
世間一般では、自分が置かれた状況を悲観するのではなく、前向きに捉え行動した方が良いというが、実際にはそう簡単なことではない。
杏さんは、淡々と話していたが、かなりの努力をしているのだと思うし、彼女は心が強く環境への対応力が素晴らしいのだと思う。
ところで、杏さんの座右の銘は「向いている方が前」とのこと。
「数字とか正解とか不正解とか点数って、この仕事ってあんまりないような気がして、だからこその面白さもあると思うし、難しさもあると思うんですけど、でもやっぱりどこの方向を向いていても、自分が前だって思ったところが前だって思えばきっと歩んだところが道になったりしていくのかなと思って、なんか『これで良い』っていうものより『これが良い』っていうものを大事にしていきたいなぁと思っています」と言っていたのが、非常に印象的であった。
私が温泉・温浴施設で行っているスタッフ研修に参加するスタッフの中にも高校中退や高校に行けなかったスタッフもいるので、是非、杏さんの考え方、生き方を参考にしていただきたいと思ったが、それ以前に私自身も杏さんの考え方、生き方を参考にしたいと思う。
杏さんは、今でこそ、モデルの他に女優やバラエティー、歌手、その他の仕事も素晴らしいレベルでこなしているが、考え方として、「チャンスが巡ってきた時に何でも返せるような人でありたい」と思っているそうである。
成功する人はチャンスに対する準備を怠らないというが、間違いなく杏さんもその一人なんだと思う。
アメリカの人気テレビ司会者であったオプラ・ウィンフリー女史の言葉を思い出す。
「幸運とは、準備が機会と出会うこと。
もし、準備してなければ、機会が訪れても幸運をつかむ事はできない」
今回、私が杏さんの番組を見て学んだことは『どんな状況に直面しても自分を信じ前へ進む努力を怠らない』ということであった。
杏さんは素晴らしい生き方を実践している女性なので、是非、皆さんも参考にしていただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
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それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広