こんにちは、サウナ王です。
私は新しいレストランや居酒屋など飲食店を探すときに飲食店情報サイトを利用している。
特に「ぐるなび」と「食べログ」を使っている。
なぜなら、日本中の飲食店のほとんどはこれらのサイトに登録されており、食べログの口コミや点数、ぐるなびの店側からの情報、それぞれを総合的に判断することで、良い飲食店を当る確率を高めることが出来るからだ。
私の顧問先の社長さんも数名しか知らなかったが、皆さんはこの二つの飲食店情報サイトをご存知だろうか?
実はスーパー銭湯や日帰り温泉、サウナ、健康ランドの中には飲食のみの利用が出来る温浴施設が若干ではあるが、存在する。
最近の温浴施設の飲食部門は近隣の飲食店に勝つ位のレベルが必要とよく言われるが、実際にそれを意識して経営している温浴施設はほとんど無きに等しい。
ちなみにリラクゼーション部門も同様である。
もし、近隣の飲食店と本気で戦うのであれば飲食業界が当たり前のように行っている戦略・戦術・戦闘以上の戦いが要求されるが、ぐるなびや食べログに登録されている施設は皆無だ。
現在、温浴業界以上に厳しい状況が続いている飲食業界では待ちの営業ではなく、攻めの営業を行っているが、飲食業界に比べ温浴業界はいまだ待ちの営業を行っている施設がほとんど。
例えば、食べログに登録すると、常に点数が気になる。
そのため、常に経営改善し、お客様から支持されるお店づくりを心掛けるようになる。
こういう姿勢が非常に重要である。
最近、iPadやiPhone4が発売されたが、飲食企業の中には多機能携帯電話を活用した販促策が広がっている。
ドミノピザではiPhoneで注文する顧客の所在地をGPSで読み取り、注文できるソフトの配布をはじめた。
これにより、ピクニックなどで正確に住所が分からなくても出前を頼め、行楽地など屋外からの注文にも対応するとのこと。
もし、温浴業界でも、このような戦略が取れるようになれれば、花見やピクニックの後に送迎バスでお迎えに行け、「その後、温泉でもどうぞ」などという企画ができるようになるかもしれない。
他業界には学ぶべき点が非常に多い。
実際に業績を伸ばしている顧問先の多くは温浴施設の飲食部門という意識ではなく、単独の飲食店として近隣の居酒屋やレストランを常に調査し、対抗している。
これからの温浴業界も、もっと積極的に他業界に学び、良いものを取り入れるべきであると思う。
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!