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太田広の公式ブログ:サウナ王奮戦記! 太田広の公式ブログ:サウナ王奮戦記!

【 2013/09/11】サウナ王が伝授する「業績が上がる人と上がらない人との根本的な違い!」

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こんにちは。

温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。

 

今回のブログは、ある社長から、ここ数年業績が下がっているので、コンサルタントを探しているという問合せがあり、お会いした際の話である。

 

その社長にいくつかの質問をさせていただいた際のことである。

 

私が「業績アップのためにこのようなことをしていますか?」

と質問すると、

 

「うちは何年も前からやっていますよ」

 

と言われたので、具体的にどのようにやっていますか?と聞くと、これこれこのようにやっていますと、答えたので、

 

「では次に、これはやっていますか?」

と質問すると、

 

「えぇ、もちろんやっていますよ。これこれこのようにやっています」と答えられた。

 

いくつか質問をしたが、回答は同じである。

 

「それなら、うちはやっていますよ」

 

という答えである。

 

挙句の果てに、「先生が言われることは、うちは全てやっていますよ、他にうちがやっていないことは無いんですか?」と言ってきたので、

 

「すみません、他に教えることはありません。なぜなら、失礼ですが、社長に何を言っても出来ないと思うからです」というと、

 

びっくりした顔をされたので、「理由が知りたいですか?」と聞くと、「教えてください」と言ってきたので、

 

「すべて浅いんですよ」と答えると、「うん?」と言われたので、

 

「いいですか、私が求めていることが10だとしたら、社長がやっていることは12のレベルなんですよ。

 

かなり低いレベルにも関わらず自分ではやっている、出来ていると思っているんです。

 

だから、社長には無理なんですよ。

 

失礼ですが、かなりレベルが低いんです。

これでは業績が上がるはずがありませんよ」というと、

 

憮然とした表情で、

「先生のいう10のレベルとはどういうものですか?」

と聞いてきたので、

 

「これこれこのようなレベルです」というと、

 

うなだれて、「分かりました」と言ってきたので、

「本当に分かったんですか?」と念押しすると、

 

「はい、分かったと思います」と言ってきたので、

 

「私の言うとおりにすれば売上は必ず上がります。やれますか?」と尋ねると、

 

「はい、頑張ります」とのことであった。

 

 

例えば、お子様ランチを例にとろう。

 

私は常々子供からはお金を取ってはいけないといっている。

 

理由は、子供は一人では来られず親や祖父母を連れてくるからである。

 

子供がその温泉・温浴施設に行きたいといえば、親や祖父母はその温泉・温浴施設にその子供を連れてきてくれるのだ。

 

逆である。

 

子供が親や祖父母を連れてくるのだ。

 

子供様様である。

 

そのため、お子様ランチは重要な武器となる。

 

うちもやっていますよ!と言った温浴施設の社長は確かにやってはいるが、ただやっているだけなのだ。

 

私のクライアントの中にはお子様ランチを250円で提供している温浴施設もある。

 

1コインでも安いと思う方がいるかもしれないが、250円ということは1コインで、子供二人分である。

 

1コインで子供2人分であれば、親の印象は非常に良くなる。

 

また、食器を安易に選んではいけない。

 

男の子にも女の子にも人気があるアンパンマンの顔を模った皿を使い、さらに魅力的なおもちゃをつけるのだ。

 

だた、つけるだけではない。

 

よくテレビや映画に出てくる海賊の宝箱に入れて、テーブルに持っていき、その宝箱を開けて、子供におもちゃを選んでもらうのだ。

 

子供たちは目を輝かせて、おもちゃを選んでいる。

 

そして、期間限定で、おもちゃ2個プレゼントキャンペーンをやったりする。

 

おもちゃは何でも良い訳ではない。

 

仕入は高くなるが、ターゲット層にあったキャラクターなどを選ぶのだ。

 

食事の内容も美味しい方が良いに決まっている。

 

私に言わせれば、原価率100%でも構わないのだ。

 

おもちゃを入れたら、原価率200%でも構わないのだ。

 

ここまでやれば、このお子様ランチは、子供や親の間で話題になるので、広告宣伝費と思えば良いのだ。

 

さらには子供が多く集まる場所にポスターを張ったり、お母さんにチラシを配布したりすれば、ご来店の確率は大幅にアップする。

 

目指すは「日本一のお子様ランチ」である!

 

これが深堀りだ。

これが「深化」だ。

 

皆、自分はやっていると思い込んでいるのだ。

だが、私に言わせれば、すべてが「浅い」のだ。

 

私が要求しているのは大学院生レベル、温浴施設の社長さんたちがやっているのは小学生レベル。

 

「井の中の蛙、大海を知らず」とはこのことである。

 

人間国宝のように何かを極めた人に「素晴らしいですね」、「どうしたら、ここまで極められるのですか?」などの質問をすると、決まって「自分はまだまだです」「まだまだ分からないことばかりです」のような謙虚な答えが返ってくる。

 

これは理想像、ゴールが明確であり、現状の自分とのギャップを正確に把握しているからこその回答なのである。

 

だが、レベルの低い人ほど、自分は凄い、自分は出来ていると思い込んでいるのである。

 

つまり、人間国宝クラスの人から言えば、やらなければならないことが山ほどあるのである。

 

それが普通の人には分からないのだ。

 

皆さんも、売上が上がらないからといって、今やっていることが間違っていると思わないことである。

 

間違っているのではなく、ようは浅いだけなのだ!

 

業績が上がるかどうかは、いかに深堀りするかで決まる!

 

重要なことは「深化」である。

 

皆さんも、今やっていることを諦めるのではなく、深堀りし続けていただきたいと思う。

 

株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)

045-324-4137

 

それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾート、スパ付フィットネスクラブ、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!

 

サウナ王が応援します!

 

温浴・温泉ビジネス 経営コンサルタント 太田広

 

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