こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
道路交通法において、飲酒運転に対する罰則が強化されたのが2007年だった。
その後、飲酒運転に対するさらなる厳罰化に向け、2009年一部改正が行われた。
特に2009年の一部改正以降、温泉・温浴施設のアルコール売上は大幅に減少した。
ここ2、3年は下げ止まった感はあるが、当時、温浴施設の中には30%以上、アルコール売上が減少した施設も存在した。
それが、ノンアルコールビール等の提供により若干回復の兆しが見えてきていたにもかかわらず、先日の日経新聞に「ノンアルコール一服」との記事が掲載されていた。
内容としては、
ノンアルコールビール飲料の人気に陰りがみえる。
日本経済新聞社が20~60代の1千人に聞いたところ、1年前と比べてノンアル飲料を飲む頻度や量が、変わらない人が62.3%、減ったと答えた人が19.8%、増えた人17.9%で、減った人が増えた人を上回った。
実際に首都圏の大手食品スーパーでは、6月のノンアル飲料の販売が前年同月比1.2%減で、9ヵ月連続のマイナス。
「特にノンアルコールビールは今年上半期は1割強の減少だ。
一定の需要は見込めるが2~3年前の勢いはない」と同スーパーの担当者。
また、記事にはノンアル飲料を飲む頻度や量が減った理由としては、「味に不満」と「代わりに清涼飲料を飲むようになった」が3割を超えたと書かれていた。
これは温浴施設でも同様で、ノンアルコールビールの出数は昨年、一昨年と比べ減っている。
確かに温泉・温浴施設では、アルコール、ノンアルコール、いずれも売上が減っている。
だが、サウナ上がり、お風呂上がりに飲みたいと思うお客様は非常に多い。
多くのお客様が欲している以上は、温浴施設として、できることからやるべきである。
例えばすでにやっていることと思われるが、
・ 代行の手配
・ 送迎バスでの最寄駅までの送迎
・ 近隣のタクシー会社と提携し、タクシー割引チケットの提供
・ ホールスタッフによるノンアルコールビールのおススメ
・ ノンアルコールビールのおつまみセットの提供
・ 全スタッフのドラフトマスター認定書の掲示
・ 機器洗浄のこだわりポスターの掲示
・ ハンドルキーパーへのプレゼントなどの特典
などなど。
毎日猛暑が続いている時期だからこそ、是非、皆さんの温浴施設でもアルコール、ノンアルコールの販売を強化していただきたいと思う。
ただし、飲酒運転は絶対にダメなので、くれぐれもその点はご注意いただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
電話:045-324-4137
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