こんにちは。
温浴業界最強の経営コンサルタント サウナ王こと太田広です。
先日ある有名な温泉地に行った時の話である。
十数軒の温浴施設、温泉旅館の日帰り入浴などに行ったが、サウナが無い施設が意外に多かったことである。
まぁ、有名な温泉地なので、温泉頼みなのだろうと納得せざるを得なかったが、さらに愕然としたのはサウナがあるのに水風呂が無い施設がいかに多かったかということであった。
設計士やコンサル、設備会社、建設会社、施主に水風呂をつくるという考えがまったく無かったのか?
それとも、予算が無かったのか?
必要性を感じなかったのか?
温泉があればお客様が来ると勘違いしているのか?
理由は分からないが、一番やってはいけないことだということに気付いているだろうか?
サウナ好きにとって、サウナの後、水風呂に入れないことがいかに腹立たしいことなのか?
どんなに素晴らしい接客をしても、どんなに素晴らしい温泉や設備であっても、どんなに美味しい食事であったとしても、水風呂が無いというそれだけで、マイナス評価になり、さらには「あそこはサウナがあるのに水風呂が無いという最悪の施設だよ!」という悪い噂を流されてしまうのだ。
サウナ好きは客単価が高く館内消費をよくしてくれる。
その大事なお客様であるサウナ好き(サウナー)を怒らせてしまったのだ!
オーナーや設計士からすれば「え、どうして?」と思うかもしれないが、サウナ好きにはそれが最重要ポイントなのだ。
サウナ好きのポイント、温泉好きのポイント、それらを外したら、他がどんなに素晴らしくても、マイナスの評価をされてしまうのだ。
サウナ好き(サウナー)を決して怒らせてはいけない。
サウナ好きは温泉好きの3倍以上の館内消費をするのだ!
サウナ好き(サウナー)を怒らせると、売上が上がらなくなるのだということを肝に銘じていただきたい!
これから温浴施設をつくる方、リニューアルをされる方には、水風呂の重要性を理解した上で、是非強化していただきたいと思う。
強化とは水風呂を深堀することである。
温度、深さ、広さ、水質、材質など、水風呂を深堀することで、広域から集客できる可能性も出てくるというおまけも付いてくるのである。
是非、水風呂を最重要浴槽として評価していただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾート、岩盤浴施設のみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス 経営コンサルタント 太田広