こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
スタッフ教育、社員教育、すべては最初が肝心であると、私は思っている。
さらに言うと、採用が最も大切だと考えている。
人が足りないからという理由で、採用基準を落として採用したスタッフは、後々採用しなければよかったと、後悔することが多い。
現場が大変だからこそ、妥協せず、既存スタッフが一丸となって体を張って頑張り抜き、基準を満たした方を採用し大切に育てることが重要である。
目先の大変さに耐えきれずに妥協して採用すると、採用したスタッフが、頑張っている既存のベテランスタッフたちの足を引っ張り、既存スタッフのモチベーションを下げる結果になることがあるからだ。
さて、優秀なスタッフが採用できたとして、その後の教育で宝の持ち腐れになることは大いにある。
多くの場合、最初は採用時は皆白紙の状態だが、徐々に色が付き始める。
その色が美しい色であれば良いが、黒色に染まると元に戻すことができない。
そうならないようにするためには最初からきちんと教育することが大切である。
その際の基本は
・ スタッフを大切にすること、守ってあげること
・ 考え方を教えること
・ 徹底的に優秀なお手本の真似をさせること
まずやらせてみて、さらに良い結果を出すには、さらにお客様にお喜びいただくためには、どうすれば良いかを試行錯誤させることが重要であり、進化、深化したことに対して素直に褒めてあげることが基本的な教育指針である。
そして、私の経験則としては入社後最低一週間は出勤時から退勤時まで専属トレーナーをつけることが重要である。
それにより新人スタッフは自分が会社から大切にされていることを知り、高いモチベーションでトレーニングに臨むからである。
出勤時に今日のトレーニング内容の説明と達成すべき目標、注意点などを打合せた上で業務に入る。
終了後は必ず反省会を行い、次回の仕事に反映させる。
ステージ毎に応じ見極めを行い、合格しなければ次のステージに行けないようにし、集中力を切らさないようにする。
こうすることで、高いモチベーションのまま短期間で仕事を覚えるようになるのである。
絶対にしてはならないのが、人が足りないことを理由に入社まもない新人スタッフを現場に入れてしまうことである。
新人スタッフは自分を大切に扱ってくれなかったことへの不満、不安を抱え、モチベーションが下がり、後ろ向きな気持ちで仕事をするようになり、先輩スタッフたちの足を引っ張るような存在になってしまうのである。
挙句の果てに、せっかく多大な費用を掛けて採用トレーニングをしたにもかかわらず、すぐに辞めてしまうのである。
とにかく、貴重な新人を辞めさせないポイントは初期トレーニングにあることを肝に銘じていただきたいと思う。
是非、最初の一週間はシフトインしていない浮いた状態の専属トレーナーをつけ、マンツーマンで教育していただきたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾートのみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広