こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
日本一高い複合ビル「あべのハルカス」に13日、日本一広い百貨店「近鉄百貨店本店」が先行開業した。
目指すのは「日本一の滞在時間を持つ百貨店」。
そのため、家族全員を意識した品揃えに変更。
誰もが楽しめる品揃えにする一方、店内には700席の休憩スペースを設置。
来店者の店内滞在時間を従来の1時間10分から2時間に引き延ばす計画とのこと。
レストランも物販同様に価格帯や間口を広げ、3フロア合計1万1000平方メートルは国内最大級の面積だ。
合計44店舗で総席数は2800席。
仏料理の名店、老舗料亭、鉄道模型が店内を走るレストランといった家族で楽しめる飲食店まで幅広くそろえた。
また、店内各地に設けた広場「街ステーション」を地元のNPO法人などに貸し出して、来店者との触れあいを演出する「縁活」。
「縁活」のプログラムとして、子連れで楽しめるヨガ教室や地元高校生の演奏会など6月中にすでに16件が予定されている。
これらは買い物をしなくても訪れたくなる魅力を作りだすのが目的。
実はあべのハルカス近鉄百貨店本店のこれらの戦略は私が何年も前から温浴施設に提案していた内容そのものである。
経営者の中には、近鉄百貨店本店のこのコンセプトを聞いて、私が提案していたことだと思い出した方も多かったことだろう。
実は数年前から、私が温浴施設の経営者に提案しているコンセプトも、
1.客層を絞らず、お子様からお年寄りまで、幅広く受け入れられる温浴施設となること
2.滞在時間を4時間以上とすること
3.お風呂・温泉に入らなくても、他の目的で来店していただくこと
なのである。
これらのコンセプトに対して、私はそれぞれを深堀する施策について、提案してきた。
そのためのキーワードが、
「知的好奇心を満たす」である。
知的好奇心を満たす施策をソフトとハードに盛り込むことが重要だ。
その具体策として、
・ 展示する場
・ 発表する場
・ 褒められる場
・ 自己を成長させる場
が必要なのだ。
そして、その場を活かすためのソフト力の強化が必須条件となる。
さて、この場だけでは私が提唱しているコンセプトは語りつくせないが、こらからも、温浴施設の経営者や責任者に対してコンセプトを語り続けて行きたいと思う。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広