こんにちは。
温浴業界最強のコンサルタント サウナ王こと太田広です。
日経にレーサー・豊田社長の哲学という記事が掲載されていた。
なんと、世界を代表するトヨタ自動車のトップである豊田章男社長が、5月17日から20日にドイツで開催された「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にドライバーとして出場していたのだ!
「道がクルマをつくる」。
豊田社長は普段からこう繰り返す。
魅力的な車は、研究室や整備されたテストコースだけでは仕上がらない。
過酷な路面で鍛え上げる。
社員も経営トップも現場に身を置き共通言語で議論しながら、トヨタの社是である「現地現物」を実践する。
そこに「僕がドライバーとして出る意味がある」という。
社長のレース参加には社内外から批判があるのは事実。
それでも出場して得るものの方が大きいと考える。
実は豊田社長のレース出場は今回が初めてではない。
過去、2007年以降、13回出場している。
きっかけは創業家の御曹司として2000年に取締役に昇格したころのこと。
トヨタのテストドライバーの頂点に立っていた「マスタードライバー」であった成瀬弘氏が言い放った言葉、
「運転の仕方も知らない人に、あれこれ言われたくないんだよ」。
この一言を契機に成瀬氏によるドライビング技術の猛特訓が始まったのだという。
教わったのは、運転技術だけではない。
自動車会社のトップとして社員を引っ張るためには、クルマを愛し、知り尽くさないといけない。
トヨタの創業家のトップとしての原点は、そこにあるべきだという哲学。
その成瀬氏は2010年6月、ニュルブルクリンク24時間耐久レースのコースから少し離れた一般道路での交通事故で亡くなっている。
そこには2本の桜の木が植えてあり、豊田社長はドイツに到着するとすぐにここに向かい、レースに出る前に手を合わせたという。
師弟の絆の強さを感ぜずにはいられない話である。
豊田社長の哲学を知り、私自身、心に誓ったことがある。
それは、
「サウナを愛し、知り尽くさないといけない」。
株式会社 楽楽ホールディングス 太田広(サウナ王)
045-324-4137
それでは、サウナ、スーパー銭湯、健康ランド、日帰り温泉、銭湯、温泉旅館、カプセルホテル、温浴付ビジネスホテル、スパリゾートのみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
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温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広