こんにちは、サウナ王です。
私は餃子の王将の会員である。
私は仕事がら全国の餃子の王将に行く機会が多いが、餃子の王将全店の中で日本一の接客だと思う店舗がある。
餃子の王将の武蔵溝ノ口駅前店である。
他店に比べ優れている点は
1. あいさつの徹底、一人があいさつするとこだまする
2. 清潔感がある
3. よく訓練されており、ホールスタッフ同士の連携が非常によく取れている
の3点であるが、特に素晴らしいのが3である。
例えば、
・ ウエィティングのお客様に合わせて、「お後一名様、三名様お待ちです」とスタッフがホールスタッフ全員に伝達すると、他のスタッフはお待ちのお客様に合わせたテーブルから最優先でバッシングを始める。
・ 空いているテーブルがない場合の中間バッシングが徹底されている。ただし、下げなくても良いとお客様から言われた場合は他のスタッフに「●卓様バッシング残しです」等と伝えることで、他のスタッフが同じお客様に中間バッシングすることを防いでいる。また、最終バッシングの際に食器だけ下げた場合は「●卓ダスターで空きます」と他のスタッフに伝えている。
・ ご案内が「ご新規●卓様ご来店です」と言うと、他のスタッフから「ご来店ありがとうございます」等のあいさつがある。席に付き、オーダーをすると、「●卓様、オーダーいただきました」との声に「ありがとうございます」等のあいさつがこだまする。
・ 「●卓様お帰りです」の声に対して、またあいさつがこだまする。
よいオペレーションを行う飲食店において、共通して私が感じること、それは
「リズム感」
である。
この「餃子の王将」武蔵溝ノ口駅前店には素晴らしい旋律を感じる。
これだけのオペレーションを行うには相当のトレーニングが必要であるが、この店舗と他店との違いはOJTではなく、机上で行うOffJTにあるように思う。
それと、店舗責任者によるピークタイムのシフト体制が素晴らしい。
募集・採用・育成・管理がきちんとできている証拠である。
ところで、なぜ、同じチェーン店でここまでオペレーションのレベルが違うかといえば、それは店舗責任者のレベルの違いに他ならない。
ファミレスや居酒屋など大手チェーン店では基本的な仕組みはどの店でも同様であり、立地や人口等もほとんど変わりがないのに、なぜ売上やコスト等に差が出るかというと、それは紛れも無く店舗責任者の能力の違いに他ならないのである。
その能力差は最大で20%といわれている。
能力のある店舗責任者とレベルが低い店舗責任者では最大で20%も変わるのである。
これは温浴施設でも同様である。
お分かりいただけただろうか?
どれだけ、管理者を育成することが重要であるかを。
弊社の幹部社員研修ではオペレーションに関する研修も行うので、ご興味の御有りの方はご連絡をいただきたいと思う。
045-324-4137(サウナ王 太田広)
https://www.rakurakuhd.co.jp/menu/training.html
それではみなさん、一期一会、不撓不屈の精神で今日も一日頑張りましょう!
サウナ王が応援します!
温浴・温泉ビジネス コンサルタント 太田広